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最遊記 REIOAD ZEROIN 7~9話 [アニメ]

とうとう起こってしまった悲劇・・
そう、三蔵一行の中でも、この二人の絆が強いからこその・・
出会い方が出会い刀だけあって、二人の関係は、八戒達とは存在意義が又違うんですよね・・
そのショックに、意識を放心させる程・・
理性を無くす程に怒り狂いそうになる三蔵は、多分滅多にはみれない姿ではないでしょうか・・
そして、こんな時でも咄嗟に冷静な対応できるのは八戒という存在・・
そして、バクチともいえる賭けに出ようという覚悟を持って行動出来るのも・・
手の施しようもない深手を負った悟空・・
息を引き取った彼を救うには、人ならざるものの力・・
尋常じゃない破壊神ともいえそうなその力の目覚めのおかげで、悟空の命は助かったのですが・・
沙悟浄の結果は最高、状況は最悪・・の一言は、まさにその通り・・・
とでもうべきですか・・
そして・・
その悟空の尋常ならざる強さは・・・
銃弾もきかない・・
打たれたわけではない、放たれた銃弾全てを手と口で受け止めてしまう、尋常ならざるその能力・・
それに対抗できる存在は・・・
素面で対抗できる存在はない・・
そう、自我をすてる覚悟を持って、力を目覚めさせるしか・・
けれども、そうしたギリギリの戦いの中でも歯が立たない・・
どんなに全力で戦っても、まったく負傷しすることもなく、大気から力を吸い取っては完全な回復を得てしてしまう・・
それは、まさに妖怪や化け物の類を通り越した、神と呼べる力・・・
人や妖怪が太刀打ちできる存在ではなくて・・
そんな八戒達の戦いの中とは別に、語られる三蔵の過去・・・
そう、OVAでも描かれていた、八戒達と出会う前の三蔵の出来事・・
彼は、どんな過酷な目にあっても殺されそうになっても、彼はその相手を恨むことなく・・
やられる前にやる・・・
恨むのは自分の弱さ・・
そうやって彼は生きてきた・・
そして、生まれて初めて抱いた、他者への殺意・・・
彼はモロくて強い・・
何もかも一人で背負い込もうと、必死に一人であがいている青年・・。
けれど、彼が抱えようとしているものは、決して一人で死ぬまで背負い続けるには余りにも重すぎるもの・・。
決して彼は罪をおかしていない。
確かに盗賊や妖怪の命を奪ってきたけれど、そうしなければ彼は生きてこれなかった・・。
それを罪だと問えるのは、生きるか死ぬかの境界線にたったことのない人間がいえる無知ともいえるものではないでしょうか・・。
現に、彼はその罪を誰よりも深く理解し、感じているのです。
そんな彼を、誰が責めることが出来るでしょうか・・。
私達だって、生きるために命を奪っていきているのです・・。
それは罪であり、同時に、そうやっていかなければ人は生きていけない・・
人だけではない、野生の動物だってそう・・
皆多かれ少なかれ、罪を背負っていきているのです。
命を奪う、奪わない以外にも罪ってあります。
無邪気に蟻の群れを踏みつぶしたり、犬猫の照度合う物をきづつける、子供ゆえに、わからない罪深さだったり・・
大人だからこそ、知っていて見て見ぬふり罪深さだったり・・
そして、その戦いの結末は・・
流石、知能派ゆえの八戒ならではの戦い方といいますか・・・。
今回、悟空を救ったのは三蔵ではなく・・
というのが、なんともじれったく感じる所ではありますが・・。
それ故に、彼らは屁締めて別行動をとることになる・・。
そう、眠りから目覚めた悟空の目の前に三蔵はいない・・
三蔵には三蔵の考えあっての行動とはいえ・・
血の気の多い沙悟浄には、そんなの納得できるはずもなく・・
それでも、それを受け入れつつも進まなければならない。
記憶がなくて、自分のしでかしたことがよくわからなくて、深手の傷のはずが・・・
悟空なりに違和感と、虚脱感を感じつつも、砂漠のど真ん中倒れてしまった彼らがつれてこられた場所は・・
覚醒された妖怪の力を持ちつつも人を襲うことなく、平和に暮らす街・・
人がよくて、暖かくて・・・
驚きながらも、三蔵のいない生活に表面上、完全に溶け込んでいる悟空達・・。
必死で働いて、お腹一杯食べたいものを食べて・・
そんな姿を見て、妖怪も人とも変わらない・・
そんなことにふと気づいた彼ら・・・
困った妖怪達を助けて・・
そう、彼らからすれば悪しき存在は妖怪から住処を奪った人間達・・・。
彼らだって、寝て食べて・・・
そして、水を飲んで生活している・・。
それを人から奪われた彼らからすれば、反感を抱かすにはいられないのですが・・・。
そんな中でも、穏やかな時間はある。
悟空の初めての淡い思い・・
今まで異性とふれあったことのない悟空が異性を初めて意識するシーンは、本当に可愛くもあり、又、その後のt年会を考えると切なくもあり・・
そう、居心地の良い場所だけれど、ここは彼らのいるべき場所ではないのです。
そして、事件が起こる・・
今まで人を襲うことのなかった、善良な妖怪が・・・
決して人に直接てをだしたわけじゃない・・
手を出さないよう、もがき苦しんでいる所を背中から・・
それをきっかけに、妖怪の抑えに抑え込んでいた怒りが爆発する。
悪いのは妖怪よりも人間・・・
そう、思えてならない展開・・・。
一寸の虫にも五分の魂・・
そう、魂は命ではなく誇り・・
心・・
心を捻じ曲げて、抑え込んで、押し殺して生きるのは人の生き方ではないのです・・。
そして、人間の暴動はどんどんエスカレートしていく・・。
憎しみは憎しみを生む・・
妖怪たちを、村ごと焼きつくして・・
奪われて・・・
それでも、彼らには生きる資格がある・・
失いたくない命が、守りたい命がある・・。
そう、彼らが選んだのは器ではなく、志・・。
そして・・
悟空の初恋は、初キスで終ってしまう・・。
何も出来ない・・
力があっても、彼にはどうすることもできない・・
だって、彼の敵は、人や妖怪ではないのですから・・。
そうして、彼らは旅立つことになる・・・。
そう・・
今初めて悟空は自分の意思で旅を続ける・・
尊像の後をついていくのではなく・・。
こうして、この村での物語も終わり~
て、感じ~ですが・・
これで全てが献血したわけでもなく・・
待て、次週!

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