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海賊王女 9~10話 [アニメ]

語られる、彼女の出生の秘密。
それは、時を遡る若かりし彼の過去。
まだうら若くあどけなさの残る少年の、許されぬ淡き恋心。
金色に揺れる長き美しい金髪。
流れるように動く、白く軽やかに伸びる手足。
鈴の根がなるような綺麗な声に、透き通るような瞳と眩しい笑顔。
始めて交わした年頃の二人。
始めてできた友達。
きっと、彼にとってはそれ以上の存在であり、そんな二人を影で見つめる一人の男・・。
そうして、彼女は彼の手に届かない存在になってしまう。
きっと、望まない切ない結末・・。
あんなに無垢だった笑顔はいつしか見る影を失い・・
そして、悲劇がおこる・・
そう、彼女の中にいる小さな命は・・
恋焦がれてやまぬ彼女のなれの果て・・
美しかった髪も、衣装もなく冷たい牢獄に閉じ込められた・・。
変わらないのは透き通るような白い肌、済んだ葵瞳・・。
そんな彼女の口から零れる静かな言葉・・。
彼女が子を宿したのは、彼女の役目。
そして、エデンという名・・
導かれる運命・・
彼女の唯一愛した人・・
それだけを残して、彼女は処刑される。
そう、彼女こそが・・
彼女のお腹に宿された小さな命こそが・・
それが、一人の少女が、魔女といわれるゆえんなのかもしれない・・。
そして、運命の出会いがあって、今の彼がいるということ・・。
けれど、肝心の少女にとって運命の人は、きっとこの青年ではなく、もっと不器用でぶっきらぼうで、愛想の欠片もない青年。
優しい言葉や甘い雰囲気なんて決してみせてはくれないけれど・・・
そんな時間の中、何気に口ずさんだメロディー
そこに重ねるように声を合わせる雪丸の歌声・・
彼女しか知らないはずの歌・・
それをこっそり聞いて覚えていたという雪丸ですが・・
その歌詞の中に含まれていた、エデンへの導き・・
それを、二人で解き明かしていく・・。
エデンに導かれて彼女はここまできた・・・
けしてそれは、彼女一人のものではない。
出会いがあって、今の仲間がいて・・
彼女はまだまだ未熟で、足を引っ張ることも多いけれど仲間同士の絆を信じして突き進んでゆく・・
その旅路に各々感じるのは、恍惚と不安。
フェナのいうエデンという秘密が解き明かされる場所に近づく昂揚感と、そこになにがあるかわからない不安と・・
そして、導かれた先に見えたもの・・
前回のように操られるのではなく、確かな意思の元フェナはエデンへと導かれ歩みを進める。
それはきっと、前回雪丸の前でいった、正しき道筋をたどればばエデンが導いてくれる・・
その表れなのだろうと・・
その場所は、何とも不思議な場所。
フェナの髪と同じく、白き世界・・。
木々の色も、何もかも見たことのない不思議で大きな空間・・
巨大な滝に、巨大な滝、そこをくぐった先にある巨大な遺跡のような建物・・
そこをさらに進み続けます。
一つの遺跡の中へ・・
その最奥にあったのは、目にも眩しい・・
けれど、その景色は彼女の求めていた物でも場所でもなく、更に進んだ場所・・。
そこで彼女は静かに美しき日の光を浴びながら、静かな毎を踊る。
それは、幼かった頃、フェナが雪丸の前で舞って見せたもの・・。
その瞬間、目の前に表した物の・・
その先に・・・
久々に、魔法ものではない、神秘的で謎解きの冒険物が見れたな~
最終回まで後少し~~
どんな場所、どんな秘密と、結末が~~
ということで、楽しみに待て次回!

タグ:海賊王女
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