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薄桜鬼 黎明録 真改 芹沢ルート プレイ感想2 [ゲーム]

芹沢さんルートの龍之介は頭が切れているというより、少しだけ機転がきいているといいますか・・
勿論、それくらいでなければ芹沢さんのような隣にはいられないのかも・・
そう、彼の異常なまでの暴言は、先の先を読んでのことでもあり・・
それだけではない・・
彼が密に隠しているもの・・
そして、そんな彼の変化にいち早く反応し、行動した男・・
本当、口先だけのおべっかをいう人間って、一番信用に値しない人物なのだと、改めて思わされました。
そして、明かされる芹沢という男の真実。
それは、今まで誰も知ることのなかった本当の彼の心の内と、おかれた境遇・・
何故、彼があの時、行き倒れになっていた龍之介を気まぐれに助けたのか・・
近藤さんや土方さんに向ける、どこか嬉し気でそれでいて寂しげな瞳の意味も全てが・・。
彼が何を望、これから先のことをどう考えているのか・・
それを知ってしまった龍之介には、彼を見捨てることが出来ない。
始めて彼は、自分の生きる意味と価値を見出した
けれど同時に、口先も態度も武骨だけれど、芹沢という男の最後の最後にとった行動は・・
あまりにも悲し悲劇。
けれど、泣いてばかりいられない龍之介は、芹沢という男に生きることを託されたのだから・・。
そして、その道中に懐かしのキャラとの遭遇~
こうして、無印の話へと繋がっていくんですね・・。
そう、彼女がいる新選組時代の物語りへと・・
その時語られる近藤さんの姿は、痛々しくも・・
ある意味暴君めいた芹沢さんと似通って見えなくもない・・
ただ、芹沢という男に比べると、あまりにも浅はかで愚かな言動、見るべき先を見切れていない未熟さが残るものですが・・・。
代わりに、鬼の副長といえる残酷にも頭としての器を発揮する土方さんの姿・・
それこそ、芹沢さんのような・・。
龍之介の芹沢という男を慕う気持ちに、どんどんシンクロしていきます。
新撰組の最後を見届けたいと思ったのは、新選組のためではなく芹沢の意志をつぐため・・
とでもいいましょうか・・。
千鶴目線ではなく、龍之介視点にて無印の物語を、おいかけていくことになります。
そのため、懐かしい物語の軌跡をたどるような流れになっていき、懐かしさと、そこに加わる龍之介というキャラの存在ゆえの新鮮さに、どんどんひきこまれていって・・♪
そして、再びかの人が登場・・・
本当に思います。
信念を貫くってのは、道理というものが備わってこそ
上手くいえませんが、その道理というのは、誰にでも通用するとは限らない。
けれど、屁理屈ばかりだれるのではなく、その理を唱えるならば唱えるだけの行動を見せてこそ、信念ってものを貫けるのだろうと思います。
そう、マスクしないで会議に出席する市議がいますが、彼のいうことも一理ありますが、口先だけで行動を伴わせていないがゆえに、幼稚で口先だけのものでしかない。
集団における決まり事に異議をもうしたてるのならば、ルールに従った上で自分の意見をいえてこそなんだと・・
信念ってのも、周りに、ただただ迷惑をぶちまけているようでは、それは信念ではなく、ただの我儘にしかならないのだろう・・
と・・。
この鬼の頭領となのる男は、ひとからすれば残忍に見えるけれど、又残酷なのは人間であり・・
それでも、人間の良い部分とそうでない部分の両方を見極めた上での、彼の言動、信念があり、だからこそカッコ良くもあれば、悪人になりきれない・・・。
そうして、無印では千鶴にしていたように、今度は龍之介へと手を差し伸べることになり・・
再び彼女が現れ、あの時の懐かしいシーンが・・
共に、限られた時間とはいえ、傍で衣食住を共にした人達の最後を見届けるため・・
戦場では力になれず置いてきぼりをくらわされてしまった彼女と彼はよくにていて・・
違うのは、亡き人への涙の弔い。
彼女の十分すぎるくらいの涙を見て、泣きくずれることのできなかった龍之介・・・。
まだまだ、彼らを思う気持ちがたりない、彼らの軌跡を求めて歩いて、歩き続けて、そうして、彼は辿りつくことになる。
そう、桜の木の下、二人微笑みあっていた、あのシーンに・・見えるのは私だけでしょうか・・
そうして、新選組の最後を看取ることで、龍之介は新しく変化していく世の中で生きることを決意する。
勿論、描く未来なんて大層なものはないけれど・・
かの人に、ようやくわかれをつげることができる。
次の再会は彼が生涯を走り抜けた後・・
桜の下での誓・・
そうして、その後に描かれるのは、千鶴とあの人とのその後・・
新撰組亡きあと口づけとともに交わされた約束・・
そうして、千鶴の目の前に現れた彼は・・
そう、私のお気に入りのシーン。
過去に囚われ立ち止まったまま、前を進めずにいた千鶴が選んだ答え・・
それは、決して後ろ向きのものでもなく、又過去をすてるでもなく、過去を抱いたまま新しい時代を生きていくこと・・
目の前にいる、素直じゃないこの人と・・♪
そうして、迎えたEDのスチルが凄いいい~~
なんだかんだで、凄くいい話でした・・
バッドの方は、プレイしてもしなくてもいいかな~
という出来でしたが・・・
なんだかんだで大満足!
後は、過去&新規の追加移植のプレイ感想ですね~~
ここでようやく、私の大本命の彼のお話が見れるようです~♪
てことで、とりあえず新規追加シナリオから読ませて頂こうかな~と・・♪
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