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どうしようもない僕とキスをしよう 4~5巻 [漫画]

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どんなに肌を重ね、温もりを感じても、彼女の心は彼には届かないし、彼女の心も彼に届けられることもない。
変わったのは表面的な物だけで、中身は、もどかしい程に進歩出来ていないのが、歯がゆい程にもどかしい二人。
周りからは美男美女、お似合いのカップルと言われている程に仲睦まじく見えているから、余計に男心的には可哀そうといいますか・・・(笑)
ルックスも良くて、仕事も出来て・・
はたから見れば、彼の苦悩を知る人なんていないだろう・・
そして、それは彼女の弟にもいえること・・
この二人、一人の女性を間に、互いにない物に対してコンプレックスを抱きあっているんですよね。
姉弟では、世間的には絶対に結ばれることなど叶わないゆえに、姉に近づく男が憎くて・・
でも、男として認めざる負えない葛藤と・・
そんな弟君の完璧なまでの立ち居振る舞いに、自身が男として劣っているのではないかと・・
どんあんい求めても、独占出来ない彼女の心を独占している彼という存在に負けたくなくて、男として勝ちたくて・・
結局、二人とも同じ気持ちなんですよね・・
認めたくないけれど認めざる負えない・・
負けたくない・・
彼女を奪われたくない・・
心情的には弟君に軍配があったとしても、世間的にはそういうわけにもいかないわけで・・
そう、世間的に・・
という大人の義務に縛られているもう一人の男・・
好きな女性は他にいても、手が届く存在じゃない・・
それよりも大人としての社会的立場を考えてお付き合いするべき相手がいて・・
魅力的な異性ってのは、必ず字も一人とは限らない。
主人公、藍以外にも魅力的な大人の女性がいる。
仕事が出来て、自分で道を選び歩いてゆける女性・・。
他に想う人がいてもいい・・・
誰かを愛し、愛し合った経験がないからこそ、そんな貴方を見ているのが好ましいし、感じさせられうものがある
彼女を愛している貴方に自分は惹かれたのだから、そんな貴方に選ばれたい・・・
なんて、いってくれる女はそうそういない♪
魅力的に感じないはずがなくて・・・
彼なりの精一杯の応えと決断・・・
うん、思い切って好き・・・
の一言でもいいにいくのかと思いましたが・・
自分のために言えないんじゃなくて、相手のために言いたくても言わない恋心・・
彼からの相談事の連絡に、雨の中ズブ濡れで、足靴連れしてまでかけつけてきた、そんな彼女だからこそ、~な今いえる精一杯の気持ち・・。
純粋で穢れがなくて、一番ピュア~な恋模様~
かもしれません♪
その分、恋人~という立場を獲得している彼は・・
彼女を手に入れるためになら、手段を選ばず、ガンガンに弟君に宣戦布告をたたきつけていきます!
兄弟である弟君には出来ない、赤の他人~という立場を利用して!
出来る男二人だからこそ、世間的にどっちが優勢とか、そういうんじゃなくて・・。
結局大事なのは、藍の気持ち次第。
どんなに他人で世間的に恋人と認められる関係になれたとしても、彼女のお心は頑なに弟にしか向いていない。
勝手に恋人や、結婚扱いされても彼女にとっては弟以外の男は恋愛大将としては無関心・・
それをつきつけられて、心を苛められたとしても、それでも彼女を愛する気持ちはどうしようもない。
決して彼女は自分を恋愛対象としては見てはくれない・・
けれど、だからといって、人としての価値を見下しているわけではなく・・
人として、彼女は彼を認めているし、感謝もするし、尊敬さえ抱いてくれている。
彼女が自分をどう思うかではなく、彼はもう藍に惚れてしまって、その気持ちをどうすることも出来ない
だったら、その思いを貫くだけ・・。
彼女に愛されることを強要するのではなく、自分が彼女の傍にいたいから
恋人でなくてもいい。
同僚以上の存在になれないのだとしても・・
体は重ねても心を得ることが出来なくても・・
彼女の望む形でしか傍にいられなうのなら・・
寧ろ、それが唯一傍にい続ける方法だとしたら・・
彼の告白は、きっと一方通行・・
だけど、一方的なものじゃない。
その証拠に、藍の瞳がわずかにゆれる。
弟にしかみせ、揺らぐことのなかった瞳が・・
と、ここで特別編が二部作投入~
なんとなく、世話~ぽい話で・・
やはり藍は男女関係なくカッコよくてイイ女なんだな・・
みたいな話と・・
由里と、渡の話・・
何気に、このカップル密にお気に入りなんですよね。
思う女は他にいるのだけれど、女性としても仕事のパートナーとしても魅力的な存在。
環境や立場を言い訳にせず努力し続けることのできる女・・
そして、それを当たり前としてこなしてみせる姿を見せられれば、立場ある人間ならば惹かれるのも不自然なことではなく・・
他に好いた女がいても、純粋に人を愛する心をが綺麗で、他の女を思うあなた事好意を抱いている・・
なんて言われた日には・・
男としてはいじらしいというか、愛してあげたい・・
なんて思わずにはいられなくなるのではないでしょうか・・♪
同時に、エリートでありながらも鼻にかけず、そんな素振りも見せず部下や他人のことをいたわれる姿に惹かれる由里の心も自然で・・
互いにないものを補いあっている・・
そんな二人は、二人で一つ・・
丁度良いのかな・・
なんて思いますね~♪
愛って一つじゃないし、大切に思う気持ちだって一つではない
彼の中では、藍という女性の存在は特別な存在だけれど・・
それとは違った形で、彼の中には確かな愛情が芽生え始めている・・
時がたち、形が変われば大切な人を思うという気持ちは変わらなくとも、その思いの形は変化していけるものなのかもしれません。
最初は同じような境遇、似た者同士だからこその関係でスタートしたけれど・・
好きと愛してる。
憧れと、愛情・・
同じようで微妙に、色々違ってくるといいますか・・
この二人の関係は、凄くいい意味で変化してきたな~
て感じです♪
既にパートナーであり、恋人であり・・
という感じで・・。
そして、再び本編へと話が戻りますが・・
もう、なんだかんだで弟君にもっていかれちゃうな~
て、感じです。
彼が頑張ったら、その分弟君が巻き返す感じで藍の心をかっさらっていくといいますか・・
次回、好きなだけ弟を愛すればいい、その代わり俺を君の傍にずっといさせて・・
そういってみせた彼への藍の気持ちは・・
という感じによる、気になる次回予告~
て感じにて、4,5巻の感想終わり~!
6巻を楽しみにしましょう~~
以上!

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