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魔道祖師 羨雲編 6~8話 [アニメ]

主人公がどんどん駄目になっていく・・・
自分の力不足と、思い込みによる怠慢をたなにあげて・・
あんなに周りに心配かけさせ、大丈夫さとヘラヘラと笑ってみせていた結果がこれです。
他者には綺麗ごとばかりいっておいて、自分のやっている行いはどうなのか・・
禁忌は何故禁忌とされているのか・・
そのことを彼は理解していなかった・・
しようとしなかった・・
どんなに能力が高くとも、それを上手に使いこなせなければ、宝の持ち腐れ・・。
それでも、そんな彼でも救われた命があるのも確かで・・
けれど、その命も又、彼の手により奪われる形になる・・。
結局、彼が思い描いていた世界は、彼自身の手によって握り潰された。
自業自得というにふさわしい結果・・
本当、口だけがたっしゃでも駄目なんですよね。
力ばかりで口がたたないのも、場合によりけり問題でしょうが・・。
そして・・
道徳を踏みにじってみせたこの男に、他者に対して、約束を破るどうこういえる立場なのではないのか・・
人の命を奪っておいて、自分達の仲間の命を奪われたことを、問い詰める権利はあるのか・・・
これって矛盾ではありませんか?
力は正しく使えなきゃ駄目
酒は飲んでも飲まれるなといわれますが・・・
自身の身に余る力はただの毒となる
まあ、これだけのことをしておけば、義兄弟同然の主従関係もこじれて当たり前だな・・
と、つくづく感じさせられました。
なんだかんだで、ダメダメ主人公だったんだな・・
本当、救いようのない愚か者です。
守りたいものをこの手にかけて・・
彼は誰でもない、己自身の怠慢という弱さに負けた、負け犬にすぎなかったのだ・・。
こうまでして、守ろうとしてくれる人がいたのに、何故こんな状態になるまで周りの声に耳を傾けなかったのか・・。
それが、何よりも仲間への裏切りでしかないということを、彼は理解しているのだろうか・・。
そして思う・・
過去の罪を断ち切ったというけれど、そんな簡単に断ち切っていいの?
己の愚行故に大量殺人だけでなく、大事な人の命を奪い、そして、その大事な人を失うことで仲間を悲しませておいて・・。
誰も傷ついていないのならばいい・・
天災による事故ならばいい・・
けれど、あの事件は彼自身が望まなくとも、望み行動したのは彼自身。
人の命を背負おわなくていい時と、背負うべき時とって、それぞれあると思うんですよね。
例えば、他人を巻き込みかねないと思い行動した結果と・・
自らの行動とは何の関係もなく起こった結果では、問われる責任の差ってあるんですよね。
例え、誰かの罠だったとしても・・
その後の行動は、制御しようと思えば出来た・・・
けれど、彼はそうしなかった、その結果で・・。
人と違うことをやっていれば、それを利用し、貶めようとする輩が出てもおかしくもなく、その隙を彼は自ら作らせてしまったというわけで・・・。
そして、内容はまたしても犯人捜し~
という展開になりますが・・
個人的に、この主人公、やはり自分勝手で独りよがりな子供だな~
と、再認識させて頂きました。
己が行動は何時か自身に返ってくる
全ては、彼の過去の行いが全ての責任であり、それ以上でも以下でもないということ・・・。
彼のような他人の言葉に耳を貸さない人間に、優しい言葉など不要でしょう・・。
きっとこの物語、主人公がもっと大人ならば面白く見れたのかもしれない・・
と、1クール目の頭にて思ったことを再度思わされつつ・・。
そして、再び描かれる、彼の幼き頃の出来事・・。
で・・
と、彼の過去が合間合間に見えてきた所で、待て、続き~
という感じでしょうか?素直にいえば、テンションが上がったり、下がったりする作品の一つかもしれませんね~。やはり物語構成大事ですが、キャラへの愛着も大事だな~と、思ったのでした。
タグ:魔道祖師
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