86 エイティシックス 5~6話 [アニメ]
物語に奥行きを見せるには、視聴者に納得させるだけの映像による語り掛け・・
登場人物と、物語のシンクロ度・・
そう、この回で初めて、彼女が味わった恐怖を目のあたりにする。
彼女のいっていることは、綺麗ごとだけれど、こんな悲惨な現場で、死んでしまうかもしれない場面で助けてくれた人の言動が、彼女のその後のいきる道しるべとなってしまうのは致し方ないのかもしれない・・
彼がいなければ彼女は確実に死んでいて・・・・
そんなことを、ふと思わされた回でもあり、冒頭での彼の発言の意味がラストの驚愕の展開により、改めてしらされることとなるのですが・・・
本当に、彼女と彼が生きている世界が違いすぎる・・・。
闇と光というか、物語にメリハリがあって面白いな・・
なんて、思い始めてきた所です。
平和で何不自由のない世界で生きる彼女と、日々命と隣り合わせで生きている彼らの世界・・
そんな同じ地上にいながら、真逆の世界で生きる二人のやりとりは、彼女が平和だからこそ、彼らの過酷な現状が、よりリアルに伝えられていく・・
そのことに不服を覚える彼女に、そんな彼女を今更いっても仕方がないと宥めてみせる彼との対話が、より、真逆の世界を鮮明に描いていく・・・
何気ない会話や、やりとりが、二人の関係性がよくわかりますし・・・。
互いに嫌いではない・・・
好意を抱きあっているのかというと・・
又違うのかもしれませんが・・
少なくとも、彼女にとっては別・・
彼の子とを思い、彼のために出来ることを探して、彼を少しづつ知っていく・・
彼女の思いは、自身が思う以上に異性としての意識が強くなっていく・・。
同時に、知れば知る程に彼の過酷な現状を知っていく・・・
そう、彼を思うがあまりに、超えてはいけない一線に踏み込んでしまう・・
彼女の甘さにより怒る悲劇・・
普通の人ではきっと耐えられない、自分ではない人間の残留思念・・
それを求め、見つけるまで彼の苦悩は終わらない。
自ら兄の亡霊に縛られ、囚われ、最後の一人になってでも彼は生きようとする。
それ以外、今の彼の心に秘める物はない・・
けれど、仲間同士のより取りに何も感じないわけではなく、隊の皆がつかの間の休息にはしゃいでいれば、それを微笑ましく思う心は心にあって・・
決して彼らの人生は幸に満ちたものではない・・
寧ろ、過酷なんて言葉では言い表せない生き様であり・・
けれど、そんな彼らにも幸せな時間があった・・
そして、それは、あまりにも限られた時間にすぎなくて・・
戦うことに慣れすぎて、死と隣り合わせになりすぎて、それが当たり前の日常だからこそ、戦場に向かいながらも笑いあえる・・
きっと、そうしなきゃ生きていけないのかもしれない・・
そんな風に思いつつ・・
そんな彼らだからこそ、メリハリが存在していて、だからこそ、悲しくなる・・
私は、桜は好きです・・
限られた時だけに花をさかせ、そして時が過ぎれば潔く散る・・
その儚さが美しいな・・
と、舞い散る花を見て思うけれど、命と隣り合わせの彼らからすれば・・
よく、病で床に臥せっている病人の言葉、あの木の葉が散ったとき自分の命は・・
という心情そのものなのでしょう・・
そう思うと、コロナという戦火の中を生きる私達は・・
なんて、ふと思ってしまいます。
本当の戦場は、一人一人の努力で賄うことなんて何一つ出来ないけれど、コロナは違う・・
一人一人の気持ちがしっかりしていて、国が私達を守ってくれれば、絶対にのりきれないというものではない・・
寧ろ、乗り切れるもののはずだから・・
だからこそ、身勝手な行動をする若者達にいいたい。
軽い気持ちで、他者の命を奪うな・・
と・・
その、愚かな行為が、人一人の命を奪うし、自身の行動が間接的な殺人になる・・
と、いっても良いのではないでしょうか・・。
そして国よ・・
何時までも私達の命を蔑ろにしないで欲しい・・。
と・・
本当、この作品を見ていると、どうしても今の日本と比較してしまう。
ゴミの命同然に扱い、自分達は高見の見物・・
自分達だけ助かれば、86の変えなどいくらでもいる・・
今の日本という国家の思想はそのものでしょう・・
ワクチンだってそう・・
パーティーだってそう・・・
責任取ることを恐れて、大した発言出来ない情けない総理大臣に、そんな彼を指名した国家・・
そして、そんな総理に手を差し出そうともしない無責任な議員達
そして、とうとう、政治家だけでなく医療関係の代表者まで・・
結局、オリンピック中止しないのだって、人の命よりもお金を優先しているのがモロに伝わってしまう。
そう、非難されても致し方がない。
途中で中止した方が将来的に損失は低くなるといわれているのに・・
国は考えなしなのでしょうか・・?
結局は自分達さえ良ければなんでもいい・・・
その表れです。
何度でも、何度でも言いたい・・
貴方たちはお金がなくて、生活が苦しくて、明日をもしれずにもがいている人達がいるのに、素知らぬ顔・・
自分達が同じ境遇になることはないから・・
と・・
本当、コロナで命を落としていく人も、奴らと戦い命を落としていく彼らも・・
どちらも同じ・・・
国に見放され、見殺しにされているようにしか見えなくて・・
てか、とうとう、メインキャラが二人も戦場で!
そして、今の日本とこの物語とで違うのは・・
彼らの死を重んじる彼女がいる・・
軍のエリートで、他はゴミのような連中の中、唯一穢れをしらない高潔で、けれど、とても儚い少女・・。
86、彼らの命を守りたくて・・
苦しみをなんとかしたくて、結局は何も出来ないけれど、そんな、まっすぐすぎる彼女の心、思いに応えるように・・
始めて彼から彼女に言葉を向ける・・
たった一言、彼女を気遣う言葉・・
今までは、彼女からのメッセージばかりでしたが・・・。
それが、こんな過酷な現状だからこそ、酷く切なくも嬉しく・・
少女としての恋心・・
司令官としての高潔な心・・
同じ人なのに、何故国の中の人間には人権があり、その外側の人間には人権がないのか・・。
そして思う・・
86は変えがあって、軍には替えがない・・
という言葉に至極いいたいのは、いや、寧ろ貴方たちの変えの方がいくらでもいるでしょう・・
だって、誰もが、86はゴミとしか思ってもいないろくでもなしばかりの集団なのだから~
と、思わずにはいられなくって・・
今、コロナ化の中・・
なんて思うと、本当~に、自分のことのように切なくて、複雑な心境になります。
こんなにも、ありえない世界観なのに、色々、恐ろしい程にリンクしちゃうんですよね~~
ロボットとか、86なんて名前とか・・
そういうSFタッチな所を抜きにして、人の心の在り方が、非常に生々しい・・
とでもいうべきでしょうか・・
元がライトノベルっぽい所は、多々にありますが・・・
悪くない作品です♪
素直に続きが気になる作品・・♪
登場人物と、物語のシンクロ度・・
そう、この回で初めて、彼女が味わった恐怖を目のあたりにする。
彼女のいっていることは、綺麗ごとだけれど、こんな悲惨な現場で、死んでしまうかもしれない場面で助けてくれた人の言動が、彼女のその後のいきる道しるべとなってしまうのは致し方ないのかもしれない・・
彼がいなければ彼女は確実に死んでいて・・・・
そんなことを、ふと思わされた回でもあり、冒頭での彼の発言の意味がラストの驚愕の展開により、改めてしらされることとなるのですが・・・
本当に、彼女と彼が生きている世界が違いすぎる・・・。
闇と光というか、物語にメリハリがあって面白いな・・
なんて、思い始めてきた所です。
平和で何不自由のない世界で生きる彼女と、日々命と隣り合わせで生きている彼らの世界・・
そんな同じ地上にいながら、真逆の世界で生きる二人のやりとりは、彼女が平和だからこそ、彼らの過酷な現状が、よりリアルに伝えられていく・・
そのことに不服を覚える彼女に、そんな彼女を今更いっても仕方がないと宥めてみせる彼との対話が、より、真逆の世界を鮮明に描いていく・・・
何気ない会話や、やりとりが、二人の関係性がよくわかりますし・・・。
互いに嫌いではない・・・
好意を抱きあっているのかというと・・
又違うのかもしれませんが・・
少なくとも、彼女にとっては別・・
彼の子とを思い、彼のために出来ることを探して、彼を少しづつ知っていく・・
彼女の思いは、自身が思う以上に異性としての意識が強くなっていく・・。
同時に、知れば知る程に彼の過酷な現状を知っていく・・・
そう、彼を思うがあまりに、超えてはいけない一線に踏み込んでしまう・・
彼女の甘さにより怒る悲劇・・
普通の人ではきっと耐えられない、自分ではない人間の残留思念・・
それを求め、見つけるまで彼の苦悩は終わらない。
自ら兄の亡霊に縛られ、囚われ、最後の一人になってでも彼は生きようとする。
それ以外、今の彼の心に秘める物はない・・
けれど、仲間同士のより取りに何も感じないわけではなく、隊の皆がつかの間の休息にはしゃいでいれば、それを微笑ましく思う心は心にあって・・
決して彼らの人生は幸に満ちたものではない・・
寧ろ、過酷なんて言葉では言い表せない生き様であり・・
けれど、そんな彼らにも幸せな時間があった・・
そして、それは、あまりにも限られた時間にすぎなくて・・
戦うことに慣れすぎて、死と隣り合わせになりすぎて、それが当たり前の日常だからこそ、戦場に向かいながらも笑いあえる・・
きっと、そうしなきゃ生きていけないのかもしれない・・
そんな風に思いつつ・・
そんな彼らだからこそ、メリハリが存在していて、だからこそ、悲しくなる・・
私は、桜は好きです・・
限られた時だけに花をさかせ、そして時が過ぎれば潔く散る・・
その儚さが美しいな・・
と、舞い散る花を見て思うけれど、命と隣り合わせの彼らからすれば・・
よく、病で床に臥せっている病人の言葉、あの木の葉が散ったとき自分の命は・・
という心情そのものなのでしょう・・
そう思うと、コロナという戦火の中を生きる私達は・・
なんて、ふと思ってしまいます。
本当の戦場は、一人一人の努力で賄うことなんて何一つ出来ないけれど、コロナは違う・・
一人一人の気持ちがしっかりしていて、国が私達を守ってくれれば、絶対にのりきれないというものではない・・
寧ろ、乗り切れるもののはずだから・・
だからこそ、身勝手な行動をする若者達にいいたい。
軽い気持ちで、他者の命を奪うな・・
と・・
その、愚かな行為が、人一人の命を奪うし、自身の行動が間接的な殺人になる・・
と、いっても良いのではないでしょうか・・。
そして国よ・・
何時までも私達の命を蔑ろにしないで欲しい・・。
と・・
本当、この作品を見ていると、どうしても今の日本と比較してしまう。
ゴミの命同然に扱い、自分達は高見の見物・・
自分達だけ助かれば、86の変えなどいくらでもいる・・
今の日本という国家の思想はそのものでしょう・・
ワクチンだってそう・・
パーティーだってそう・・・
責任取ることを恐れて、大した発言出来ない情けない総理大臣に、そんな彼を指名した国家・・
そして、そんな総理に手を差し出そうともしない無責任な議員達
そして、とうとう、政治家だけでなく医療関係の代表者まで・・
結局、オリンピック中止しないのだって、人の命よりもお金を優先しているのがモロに伝わってしまう。
そう、非難されても致し方がない。
途中で中止した方が将来的に損失は低くなるといわれているのに・・
国は考えなしなのでしょうか・・?
結局は自分達さえ良ければなんでもいい・・・
その表れです。
何度でも、何度でも言いたい・・
貴方たちはお金がなくて、生活が苦しくて、明日をもしれずにもがいている人達がいるのに、素知らぬ顔・・
自分達が同じ境遇になることはないから・・
と・・
本当、コロナで命を落としていく人も、奴らと戦い命を落としていく彼らも・・
どちらも同じ・・・
国に見放され、見殺しにされているようにしか見えなくて・・
てか、とうとう、メインキャラが二人も戦場で!
そして、今の日本とこの物語とで違うのは・・
彼らの死を重んじる彼女がいる・・
軍のエリートで、他はゴミのような連中の中、唯一穢れをしらない高潔で、けれど、とても儚い少女・・。
86、彼らの命を守りたくて・・
苦しみをなんとかしたくて、結局は何も出来ないけれど、そんな、まっすぐすぎる彼女の心、思いに応えるように・・
始めて彼から彼女に言葉を向ける・・
たった一言、彼女を気遣う言葉・・
今までは、彼女からのメッセージばかりでしたが・・・。
それが、こんな過酷な現状だからこそ、酷く切なくも嬉しく・・
少女としての恋心・・
司令官としての高潔な心・・
同じ人なのに、何故国の中の人間には人権があり、その外側の人間には人権がないのか・・。
そして思う・・
86は変えがあって、軍には替えがない・・
という言葉に至極いいたいのは、いや、寧ろ貴方たちの変えの方がいくらでもいるでしょう・・
だって、誰もが、86はゴミとしか思ってもいないろくでもなしばかりの集団なのだから~
と、思わずにはいられなくって・・
今、コロナ化の中・・
なんて思うと、本当~に、自分のことのように切なくて、複雑な心境になります。
こんなにも、ありえない世界観なのに、色々、恐ろしい程にリンクしちゃうんですよね~~
ロボットとか、86なんて名前とか・・
そういうSFタッチな所を抜きにして、人の心の在り方が、非常に生々しい・・
とでもいうべきでしょうか・・
元がライトノベルっぽい所は、多々にありますが・・・
悪くない作品です♪
素直に続きが気になる作品・・♪
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