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86 エイティシックス 1話 [アニメ]

死と隣り合わせの世界にて、戦う兵士達・・
機体に精神をのっとられて、最後は自滅していく・・
的な所が、トータルイクリプスと、蒼穹のファフナーなイメージに近いともいえる雰囲気でしょうか。
ただ、大きくことなるのが、そんな彼らから一歩離れ、平和にくらしている民衆と、国軍の在り方なのですが・・。
この作品、物語構成が、過去と未来を細かく行きかうのと、専門的な用語が多く、かつ、どれがどれのことを指し示しているのかがわかりにくいために、ややこんがらがりそうになるのが難点~~
でしょうか~~(笑)
多分、作品見ていくうちに耳慣れしていくのだろうとは思いますが・・(笑)
トータルイクリプスや、ファスナーも、専門用語は多くても、ああ、この名前が倒すべき相手で、こっちの名前は彼らの舞台の名前なんだな~
というのが、非常にわかりやすかったのですが、こちらはそういう物語構成じゃないんですよね・・・(笑)
最初、兵士らしき人間の狂気じみた声が、86という存在にむけられていたので、一瞬これが敵か~
と、思いきや、そうではない・・
寧ろ、それは敵襲に向かうべき部隊の存在であり・・
そこから部面が切り替わり、一論の華に敬礼をしてみせる、軍服姿の少女・・
誰かを無くしたのか・・
さっきの場面は過去で、彼女自身につながるのか・・
それとも、あの場面は現在進行形でつづられており、単純に身内か、仲間を失っただけなのか・・
なんてことを、色々と、頭の中で、ぐるぐると回しながら物語を見てしまいます。
多分、こんがらがりそうになるのは、もう一つ理由があり・・。
一見、平和そのものに見えて、彼らの生活の外には、死と隣り合わせで戦っている存在がいて・・
その現状を、笑顔で語る軍の組織らしき女性から語られる、戦争の結果・・・
無人機と呼ばれる孫陶器により、自軍は無傷で、勝利を得たと報告する現状があまりにも異質すぎて、凄く違和感あるので、世界観に入る前に、やや、セーブがかかってしまっている・・・
というものもあるかと思います。
又、民衆も、そんな放送を見て、なんの違和感も持ち得ていないという所・・
多分それが、国としても、民衆としても当たり前で、どうとでもないことという、あまりにも恐ろしい現状・・。
けれどそこには、兵器として扱われ死んでいくブタという兵士達が確かに存在していて・・
無人機などではけしてはいない・・
けれど、戦場にたっていない軍人たちの、あまりにも道徳感のない有様を見て、私だったら、こんな人達が国という組織をひっぱっているのか・・
と、思うと、嫌悪感がわいてなりません
コロナを蔑ろにする政府や、民衆に対する嫌悪感に、ある意味近いものを感じます
自分達は平気だからとか、和解人間は動かなきゃいけなくて、年配の人間に感染させなきゃそれでいいとか・・
意味のない自身と根拠にて身勝手な行動をする人達・・。
多分、人の命なんて、何も感じていない人達なのだろうな・・
としか、思いようがない。
自分達が、そうなってしまうかも・・・
という想像力が、完全に欠落してしまった人達の存在なのでしょう・・・
そして、そうさせてしまったのは、国という無能な組織・・
と、いう所がこの作品にも、ある意味リンクしているようで・・
今の私達には、武器による戦争なんてものはありませんが、変わりにコロナという死と隣り合わせの戦争と戦っている・・
いつかわ終わるだろうけれど、それを終わるのはまだ先で・・
という所もリンクしていますが・・
私達、コロナの場合は、それを早く終わらせられるかどうかは、国の行い、在り方と、国民一人一人の意識の違いだろうな・・
なんて・・・
本当、病院で働く人達こそ、戦場の最前線・・
兵器扱いされている彼らと同じく、命と隣り合わせで戦っている人達・・・
そんな彼らの気持ちなど、戦場に立たぬものには理解できないのでしょう・・
身勝手な罵詈雑言を浴びせて・・
現場にたったことのない人間には、そんな資格ないと思うし・・
そもそも、人の心を持っているならば、そんな発言できないだろう・・
この、体たらくしきった軍人達の発言を見ていて、至極思ってしまいました。
そして・・
物語の冒頭、戦場での、狂気じみた兵士達の発言は、亡霊に取りつかれる、どうこう~
と、何か関係あるのか・・
その現状を物語っているのか・・
私の頭の中では、まだまだ物語一端を理解するには、なかなか追いつけずにおりますが~
ただ思うのは・・・
どこまでいっても、最前線で戦う兵士達の命は、所詮機械の破損程度の扱いでしかなく・・・
その環境が、これでもか~~という程に嫌悪感がわいて致し方がない・・。
後、合成食品しか存在しない~~
という世界観を想像する~~というのも、少々難しくもあり・・
近未来~ではよくある設定?
それとも、戦争中なのが理由?
それとも、合成食品の方が効率的だからか?
と、そのあたりの説明が省かれているので、今の所よくわからない・・という点もありつつ・・。
そして、現場の兵士と、そんな彼らに指示を出す上官であるヒロインとのやり取りは・・・
宮野真守主演の、PSPのゲーム、戦場のストラタス・・
を、思わさせるいような雰囲気で・・
本当、どんなに悔やみの言葉を向けようとも、平和で安穏とした環境の人間に言われても心には届かない
寧ろすり傷に塩・・
いや、火に油をそそぐようなものだろうか・・
なんて思いつつ・・
ブタと呼ばれる86部隊の人達は、確かに人なんです。
国軍たちには、どういわれようと、寝て食事して、笑ってはしゃいで会話して・・
それで、人とはいえないなんて・・
そんなおかしな認識が存在してよいのだろうか・・
笑いながらも、死を軽んじている彼ら・・
そう、せざる負えない環境・・・
笑いあっていた人間へと、戦場に出たとたん、その命を仲間でさる主人公が奪わなければいけない現状・・。
そんな彼らの思いを汲み取ろうとしない国軍こそがブタ以下の存在だと私は思う。
何をもって、人の命をゴミ同然のように扱うのか・・
そして、それは二年間、ずっと続いていく・・。
そして、そんな彼らの新しい指揮官として、ヒロインが選ばれることとなり・・・
という感じにて、色々とわからない所が沢山ありますが、やがて私の頭でも追いつけると良いかな~
なんて思いつつも、面白いかどうかというと、素直に面白い。
世界観は嫌いじゃないので長い目で、じっくり見させて頂こうかと思います♪

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