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緋色の欠片 プレイ感想6 [ゲーム]

緋色の欠片 慎司 プレイ感想

一言でいうなれば、祐一先輩を攻略する前と後では、地味に印象が変わったのはこの子だな・・
と、思います。
そう、頼りなくて、守護者の中では一番弱い・・
てことは、何一つ変わらないのですが、彼は彼なりに抱えているものがあるんだな・・
と、思うと・・。
少し同情ではないけれど、まったくの他人事ともみれず・・
といった心境になってきます・・。
同時に、玉依姫として、まだまだ未熟な球妃とも非常に近い立場・・
敵対するときの心境や対応・・
恐怖心を抱き、敵を目の前に微かに震えて身構えている・・
なんて所は、二人そっくりですからね・・・(笑)
それゆえ、他の守護役に心のどこかで助けを求めているような・・
というか、何気に祐一先輩に助けられている攻略キャラ・・(笑)
そんな頼りなさ故か、彼女の言動を軽率に見てとっているのか、地味に慎司君以外の皆がドライというか、クールというか、そっけないというか、ざっくばらんといいますか・・(笑)
自分達二人でやってれば~
という感じに見えて致し方ない・・
そうか、そんなに彼女の直観は頼りないのか・・・(笑)
そして、そんな彼女に、戸惑いつつも真面目につきあってくれるのが慎司君一人で・・・(笑)
そのせいか、彼と二人歩くと、使命とか役割とかよりも、やはり普通の男の子と女の子・・
という感じの雰囲気で、非常~~に和んじゃいます(笑)
うん、敵が現れるまでの間は緊迫感が非常に薄いといいますか・・(笑)
そして、おお、私、そういえば乙女ゲープレイしてるんだっけ~
なんて思わされたりもして・・・(笑)
けれど、そんな会話に、ふと混ざった、彼の心の闇・・・。
役に立たなければ捨てられる・・
その言葉は、幼い頃の私が自身に非常ににていて・・
だから、他人事に思えなかったのかもしれません。
にしても、女心は複雑です・・
好きなのに、嬉しいのに、けれど悲しくて・・
普通の女の子と男の子だったら、きっとこんなに悲しむこともなかったはず・・。
そして、その慎司君ですが・・
祐一先輩を攻略した後だと、彼の言動が意味深に聞こえて・・
そう、彼の優しい、いい人という意味がただの善人故の言葉とは違うような・・。
そして、弱くて、優しいくらいに弱いからこその結果だった・・・
行動だったんだろう・・
たった一人の少女を泣かせていたということに気づかずに・・。
本当に、頼りのない子だけれど・・
だからこそ、球妃は、そんな彼の優しさや温もりに、同じ目線でものをみてくれる彼が気がつけばひかれていて・・
そして、そんな二人をどこまでも優しく見守る祐一の瞳が限りなく優しくて・・♪
だからだろうか・・
やはり、この少年、好感度の上がり下がりが非常に激しい・・。
だって、彼は自分のしでかしたことを棚にあげておいて、好きなことをいっているようにしか思えないんですもの。
まだ、ロゴスのアリアという少女の方が、余程好感持てるといいますか・・。
というか、最低極まりない敵の存在よりも嫌悪感を抱いてしまうのは何故でしょう?
敵側にも色々理由があるということは語られ、同情されるべき存在であるからでしょうか?
本当、忠誠を誓うとかいって、簡単に裏切ってるんですもの、この少年。
その結果、ヒロイン球妃を危険に巻き込ませちゃって~(苦笑)
そして、予想外でありながら、納得できるキャラが敵に・・
本当、皆心が弱いんだね・・。
きっと、自分達じゃどうしようもない運命に心押しつぶされてしまって・・。
逃げることは簡単
現実に立ち向かうことの方がずっと厳しくて難しい
それを理解しているのは、ヒロンである球妃の方で・・
なんだかんだで年上の先輩方ばかりが攻略キャラだったので、こちらの球妃ちゃんは、ちょっぴり頼りないながらにも、困った弟の面倒をしっかりと見ているお姉さん~
な雰囲気が・・・♪
うん、根はしっかりしているんですよね。
泣きごと言いったりもするけれど、裏切られても信じぬく強さと、そんな相手にさえ向けられる優しさ・・
人として大事な物を、ちゃんと彼女は備えているといいますか・・♪
そして思う・・。
被害者である彼女が、そんな相手を許すのならば、第三者の私が口出し?する権利はないかな~
と・・
ていうか、この子が彼を許した瞬間、私の中にも蟠りが少しだけほどけた感じがします。
うん、この子も根が悪いわけじゃない。
ただ、他に方法がなかっただけといいますか・・。
大人、子供、大人関係なく、間違いの一つや二つ、ありますからね。
そして、彼自身、ちゃんと罪は理解している。
だからこそ、その罪を背負うのは自分一人でいい、そういう認識はあるのですから。
ただ、その罪の重さは彼が想像する以上の物だった。
彼が思う以上に、彼のことを思い泣いてくれる少女。
自分と同じ所まで落ちる覚悟を持っていてくれる少女。
そして、彼の想像をはるかにこえた巨大な力が悪しき形で使われる、そのために利用されていた真実。
何も知らなかった無知な考え。
けれど、起こしてしまったことは代えられないし、彼らも犠牲者の一人にしかすぎない。
人にはそれぞれ、与えられた義務とか責任とかあるけれど・・
それは、自分で選んだものや、責任とか・・・
背負うべきものと、背負わなくても良いもの・・
それは血筋や生まれ・・
この世に生をえた瞬間に与えられるもの・・。
自分で考え選べることのできないものだってある。
それでも、そんな中でも、がむしゃらに頑張らなきゃいけない。
あがいてもどうにもならないのならば、生き方を変えていくしかない
けれど、それは簡単にできることではない、並大抵の努力がないと難しい。
だから、世の中には挫折する人と、望を叶えられる人がいて・・・。
それに、必死にあがこうとしているのが球妃という少女。
全てを知らないからこその苦しみ、そして全てを知ってしまったからこそ背負うことの重み・・
それでも彼女は、ただひたすらに純粋な思いで慎司と、そして彼を思い慕う一途な少女のことを思う。
その反面、自身が抱く嫉妬心とも葛藤して・・。
多分、恋愛面においては一番一途で優しい、普通の少女なヒロイン、球妃が描かれているルートかな・・と、思います。
人間、愛してはいけない人を愛してしまったとき、どうするか・・
禁忌だと知っていても、罪だと知っていても、止められない思い。
そう、心に秘めるだけならばいい・・
ただ、それを実行することで、相手を傷つけてしまうということ・・。
多分、未婚の未成年同士の恋愛においてならば、まだ許される。
だって、相手を他に選べる環境だし、若いうちは沢山の恋をすればいい。
といっても、裏切られた方の心境としては辛いことには違いありませんが・・。
けれど、もし、相手が既婚者だったり、血縁者だったりすれば又違ってくるわけで・・
そんな、人の心の弱みにつけこむ下賤な男がいて・・。
そして、そんな彼らを許さない。
そんな彼らから大事な人を守りたい。
その一心でか弱いながらに必死に立ち上がり、立ち向かおうとする少女に背中を押されるようにして、少年は力、心と共に成長する・・
そして、最後の戦いぬ向けて、覚悟を一つにする。
玉依姫とか、守護者とか関係なく。
一個人として、互いを信頼し、思いあい、そして、この戦いに勝利すると・・
その覚悟は、悲恋のあまりに目の前の現実から逃げていた少女の心さえ揺り動かすものとなる、
そして、それぞれの想いが更なる大きな絆となり集まり、発動し、目の前の敵を打ち破る。
これで、全てが終わった。
それぞれがそれぞれの日常へと戻り・・
そして、新たな玉依姫としての務めに励む球妃と、その傍に仕える慎司の姿。
誰かの犠牲の上で成り立つのではなく、本当の平和を見守っていくための存在へと・・♪
という感じで終わり~
という感じで、次の攻略キェラへ向かいます♪
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