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黒塚 全12話 [アニメ]

宮野真守さんがご出演にて、和を重んじた雰囲気、美しい絵柄、大人向けの落ち着いた雰囲気、何処かダークさを感じる雰囲気・・
視聴のきっかけは、カバネリみたいにシビアな展開っぽい?のが非常に気になるな~
見てみたいな・・
なんて思っていた所、アマゾンにて一興放送されていたので視聴してみましたが・・・
演出や物語構成さに、どんどんひきこまれていく・・
一言でいうなれば、インパクトがどうこういう前に、非常に難しくも緻密に作り上げられた、久々に頭の使う作品・・
状線がはりめぐらされた作品とはこういうものだな・・・と・・
ただ見ていればいいのではなく、何がどうなっているのか、読めそうにない先の展開へと視聴者をひっぱっていく作りが非常に良い!
ただ話を進めるのではなく、過去の記憶を遡っていく度に謎が明かされていくと同時に驚愕の真実が・・
本当、この作品、最近の物でこんなに質の良い作品があるのか・・
と、思っていれば、どうやら10年以上前の作品であり、成程な・・
というか、10年前のTVアニメでこれだけ(映画並みの作画、演出)のクオリティの物が作れるとは相当腕の立つアニメ会社なのでしょう・・
純粋に凄いな・・
と、本当、関心せずにはいられない作品です♪
そして、凄く思います・・
最近私自身が面白いな・・と思う作品は、見せかけの派手さにごまかされた、偽の華やかさやインパクトではなく、その奥底にある謎や、人の心理描写なのだな・・
絆や友情物も凄く大事・・
けれど、そういうのが単純にあれば何でもいいというわけではない・・
友情、努力、勝利が好きなのは、そこに人の心があり、心揺さぶられものがあるから・・
それらが描かれていない友情ものなんて、私にとってはえそらごと・・
そんな上辺だけの作品は必要ないし、面白くない・・。
それなら、まだ推理物の犯人の殺害方法の推理の方が余程面白いと思いますし・・・♪
そして、この作品の中で描かれる人の心とは・・
死の恐怖と、見えそうで見えない謎に心揺り動かされ、戸惑いながらも突き進んでゆく・・
そんな心情を描く物語も、又一興・・
情があるのは味方側の人間だけではない・・
敵側にも人となりの心があるからこそ奥行きがあり、それらをきちんと描けてこそ物語はしっかりと地に足をついた物となうる。
と、改めて思わされました♪
悪い点はただ一つ・・・
OPの曲調と内容があっていない・・
くらいでしょうか・・(笑)
というか、ああいうモノローグ入れるのだから、この無駄にうるさいだけのOPを省いて、その分本編の肉付けにすればよいのでは・・
なんて、思わなくもなく・・。
歌詞も何いってるのかさっぱりだし・・・
という感じでしたが、久々に神作品の予感!
後々、流石、荒木哲郎監督作品と気づいたのですが・・。
私の知る限り、この監督様の作品は・・・
進撃の巨人、カバネリが非常に好みなのですが・・♪
そのせいか、キャラデザが被って見えたり・・・
あ、荒木監督作品ではありませんが、バジリクスの恋仲の忍び二人にも見えてきたりもして・・・(笑)
なんて思いつつ・・
この方が描く作品って、化け物との過酷なる死闘の戦い・・
そういう作風のものが多く目につきつつも・・・
全話視聴後の感想ものちに書かせて頂こうかと思います♪
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