オランピアソワレ 緑 プレイ感想2 [ゲーム]
縁という男と、百夜の関係は・・
本当になんともいえない微妙なラインの関係で・・
彼女を憎みつつも、同時に彼女に焦がれている男・・
憎む相手が自分を生かしたい・・
貴方は立派だといって見せる彼女の姿を、彼はどんな思いで見つめているのか・・
そして、そんな彼女とのかけひき・・・
表面上は変わりなく・・・
というより、今までとっていた彼女との距離感が、表面上は近づきつつある雰囲気ですが、やはり読めない、食えない男・・
とでもいうべきか・・
穏やかな笑顔が、一瞬で妖艶に怪しい雰囲気へと変わる・・。
縁から伝えられた新たな真実・・
各ルートによって、さまざまに明かされる、百夜の知らない過去の出来事・・
彼は決して根っからの残酷な男ではない。
ただ、弱き物を守る、許すべき物とそうでないものが彼の中で明確に線引きされていて、それゆえに残酷にも非道にもなれるし、優しくもなる・・
ということなのだろう・・・
と、私個人は解釈したくなります。
だって、心なき人間が強姦されて傷つく女を身をもって守ろう・・なんてこと、なかなかしないでしょうし・・。
彼のおかれていた生い立ち故の、今の彼ならではの生き方・・。
そんな彼の全てを理解できているわけではない人間には、仲間の朱砂ですら言うべき立場かどうか憚れてしまう。
帰るべき場所があるものと、返るべき場所を奪われ、新たな居場所を作りつつある人間に、どう思いを伝えれば良いか・・。
そして、彼という男を知れば知る程に彼の闇は大きく深くなっていく・・。
憎しみと愛情・・
自分でもわからない感情だと彼はいうけれど、百夜を守りたいし、大事な存在だから他者に傷つけるなんてことはしたくない・・。
自分のために縁が汚れ仕事をして欲しいなんて思わないし、綺麗ごとだけでは上手いかないことも理解しているから、それを口にするのも難しくて・・
そんな距離感も、日々、会話を重ねる度に公定、否定はあるものの彼の一面を他の誰よりも深く知っていく。
それは、彼も同じで日々の出来事、小さな変化が彼自身の心に変化をもたらしていく・・
恥じらう姿なんて、きっと百夜にしか向けられない表情だろうし、ぽつりとつぶやいた言葉・・
普段クールで、余裕もって彼女に接するのに・・
いざ、彼女と本当に相思相愛だってことを知ったとたん・・
やはり女性慣れしているイケメンでも、本気の異性には弱い・・?
相思相愛なんて想像もしなかったせいか、百夜から教えられた天女島の女の言い伝えを聞いてからのうろたえっぷりが、ギャップありすぎて凄く可愛い!
二度目のデレ発動(笑)
自分から百夜にせまって、胸元のリボンほどいて組み敷こうとしていたってのに・・・(笑)
けれどその後の対応が・・
時貞と違い、潔く、男らしい覚悟を持って行動に移す!
そして、何より彼女への思いを、初めてストレートに言葉に!
しかも無自覚が故に、やはり照れる顔が又可愛いく・・
けれど、物語は甘いだけでは進められない。
彼の中にあるオランピアへの憎しみはすっかり消えてしまったけれど、彼の憎むべき相手ほ他にいる。
彼が彼女に、これを知れば後戻りはできなくなる、君もこの罪を背負うことになる・・
そう、彼から気化された内容・・
けれど、それは・・
彼が信じていた、憎むべき本当の相手とは異なっていた・・
真実は違っていたのです。
本当に背負うべき、後戻りのできない真実とは・・・
そう、あの男が何故、こうまでしてこの病にこだわるのか・・・
病にかからない薬ではなく、病を治すための薬が必要かも、ようやくここで明かされる・・・。
そう、この男も犠牲者だったのだ・・
愛しい物を守りたい・・
ただの男だった・・・
他キャラのルートでは同情の余地はなかったのは、真実を知れていなかったから・・
だったんだと、改めて思いました。
そして、こちらの女性も、ただの一人の女性であり、人の子だった・・
ちょっとやり方が美しいものではなかっただけで・・
方法は違えど、求めているものは百夜達と同じだった・・・。
そして、白夜という少女は、やはり、ここでも慈愛にみちた・・
聖母マリア・・
とでもいうべきか・・
罪を憎んで人を憎まず・・
彼女は、自分の身をささげる代わりに、愛する人と・・
この島を守ろうとする・・
ちょっと、強引なやり方ではあるけれど、けして脅しではない・・
うん、強引というよりかは、結構贅沢といいますが、要求の数が多いのが、大胆な彼女らしいといいますか・・(笑)
憎しみ合うよりも理解しあう・・
歩み寄り・・・
そして、そんな彼女を愛した縁も・・・
やはり、人の子・・
どんなに憎しみを抱いていたとしても・・
やり場のない、空虚で仕方ない思いも、彼女を愛せる彼だから・・・
真実のという奴は、何も必ずしも知らなければいけないというわけでもない・・
時と場合によっては、知らなくても、明かされなくても良いこともある。
そうやって平和を保てることも・・
優しさのためにつく嘘だってあるのです・・。
そうして、一つの物事は無事終わりをつげるのですが・・
でも、これで終わりじゃない・・
真実が知らされtえ、それでハッピーEDはおとぎ話だけの話で・・・
緑のルートは、男女差別といいますか・・
DV,強姦・・
そういう、男が女をしいたげることの罪を・・・
今の日本でも、少し前までは強姦は二人だけの間の問題だからと、罪に問われなかったり・・
女性が男性に受ける暴力、DVも二人だけの密閉空間の問題だから、そのことの難しさを追求されている現状ではありますが・・。
そういう定義を凄く押し込めた物語になっている・・。
そして、女は男の泣き場所を作るために存在しているのかな・・
と、泣きたくてもなくことの出来ない、緑を包み込む彼女を見て、しみじみ感じてしまいました。
女は力はないけれど、ヘタすれば男よりも心は強い・・
子供を産むという傷みを女は背負わなければいけない強さを持っているけれど、男はそれを背負う必要がないから、その強さを持っていない・・
なんて、遠い昔に気化された気がして・・。
何よりも、このルートでの百夜の魅力的な所は・・・
愛しい人はおろか、それに携わる人の傷みを感じて涙する・・
自分が悲しいんじゃない、皆が辛くて、でも、それをどうすることも出来ないことが悲しくて涙する・・
まさに、聖母マリア・・
という感じで・・・♪
自分も、そんな人間になれればいいのに・・
と、少なからず憧れを抱きつつ・・・
個人的には、色んな意味で一番感情移入しやすい物語~
ということで、ラストスパークまであともう少し~♪
て、所で今日の感想はここまで!
本当になんともいえない微妙なラインの関係で・・
彼女を憎みつつも、同時に彼女に焦がれている男・・
憎む相手が自分を生かしたい・・
貴方は立派だといって見せる彼女の姿を、彼はどんな思いで見つめているのか・・
そして、そんな彼女とのかけひき・・・
表面上は変わりなく・・・
というより、今までとっていた彼女との距離感が、表面上は近づきつつある雰囲気ですが、やはり読めない、食えない男・・
とでもいうべきか・・
穏やかな笑顔が、一瞬で妖艶に怪しい雰囲気へと変わる・・。
縁から伝えられた新たな真実・・
各ルートによって、さまざまに明かされる、百夜の知らない過去の出来事・・
彼は決して根っからの残酷な男ではない。
ただ、弱き物を守る、許すべき物とそうでないものが彼の中で明確に線引きされていて、それゆえに残酷にも非道にもなれるし、優しくもなる・・
ということなのだろう・・・
と、私個人は解釈したくなります。
だって、心なき人間が強姦されて傷つく女を身をもって守ろう・・なんてこと、なかなかしないでしょうし・・。
彼のおかれていた生い立ち故の、今の彼ならではの生き方・・。
そんな彼の全てを理解できているわけではない人間には、仲間の朱砂ですら言うべき立場かどうか憚れてしまう。
帰るべき場所があるものと、返るべき場所を奪われ、新たな居場所を作りつつある人間に、どう思いを伝えれば良いか・・。
そして、彼という男を知れば知る程に彼の闇は大きく深くなっていく・・。
憎しみと愛情・・
自分でもわからない感情だと彼はいうけれど、百夜を守りたいし、大事な存在だから他者に傷つけるなんてことはしたくない・・。
自分のために縁が汚れ仕事をして欲しいなんて思わないし、綺麗ごとだけでは上手いかないことも理解しているから、それを口にするのも難しくて・・
そんな距離感も、日々、会話を重ねる度に公定、否定はあるものの彼の一面を他の誰よりも深く知っていく。
それは、彼も同じで日々の出来事、小さな変化が彼自身の心に変化をもたらしていく・・
恥じらう姿なんて、きっと百夜にしか向けられない表情だろうし、ぽつりとつぶやいた言葉・・
普段クールで、余裕もって彼女に接するのに・・
いざ、彼女と本当に相思相愛だってことを知ったとたん・・
やはり女性慣れしているイケメンでも、本気の異性には弱い・・?
相思相愛なんて想像もしなかったせいか、百夜から教えられた天女島の女の言い伝えを聞いてからのうろたえっぷりが、ギャップありすぎて凄く可愛い!
二度目のデレ発動(笑)
自分から百夜にせまって、胸元のリボンほどいて組み敷こうとしていたってのに・・・(笑)
けれどその後の対応が・・
時貞と違い、潔く、男らしい覚悟を持って行動に移す!
そして、何より彼女への思いを、初めてストレートに言葉に!
しかも無自覚が故に、やはり照れる顔が又可愛いく・・
けれど、物語は甘いだけでは進められない。
彼の中にあるオランピアへの憎しみはすっかり消えてしまったけれど、彼の憎むべき相手ほ他にいる。
彼が彼女に、これを知れば後戻りはできなくなる、君もこの罪を背負うことになる・・
そう、彼から気化された内容・・
けれど、それは・・
彼が信じていた、憎むべき本当の相手とは異なっていた・・
真実は違っていたのです。
本当に背負うべき、後戻りのできない真実とは・・・
そう、あの男が何故、こうまでしてこの病にこだわるのか・・・
病にかからない薬ではなく、病を治すための薬が必要かも、ようやくここで明かされる・・・。
そう、この男も犠牲者だったのだ・・
愛しい物を守りたい・・
ただの男だった・・・
他キャラのルートでは同情の余地はなかったのは、真実を知れていなかったから・・
だったんだと、改めて思いました。
そして、こちらの女性も、ただの一人の女性であり、人の子だった・・
ちょっとやり方が美しいものではなかっただけで・・
方法は違えど、求めているものは百夜達と同じだった・・・。
そして、白夜という少女は、やはり、ここでも慈愛にみちた・・
聖母マリア・・
とでもいうべきか・・
罪を憎んで人を憎まず・・
彼女は、自分の身をささげる代わりに、愛する人と・・
この島を守ろうとする・・
ちょっと、強引なやり方ではあるけれど、けして脅しではない・・
うん、強引というよりかは、結構贅沢といいますが、要求の数が多いのが、大胆な彼女らしいといいますか・・(笑)
憎しみ合うよりも理解しあう・・
歩み寄り・・・
そして、そんな彼女を愛した縁も・・・
やはり、人の子・・
どんなに憎しみを抱いていたとしても・・
やり場のない、空虚で仕方ない思いも、彼女を愛せる彼だから・・・
真実のという奴は、何も必ずしも知らなければいけないというわけでもない・・
時と場合によっては、知らなくても、明かされなくても良いこともある。
そうやって平和を保てることも・・
優しさのためにつく嘘だってあるのです・・。
そうして、一つの物事は無事終わりをつげるのですが・・
でも、これで終わりじゃない・・
真実が知らされtえ、それでハッピーEDはおとぎ話だけの話で・・・
緑のルートは、男女差別といいますか・・
DV,強姦・・
そういう、男が女をしいたげることの罪を・・・
今の日本でも、少し前までは強姦は二人だけの間の問題だからと、罪に問われなかったり・・
女性が男性に受ける暴力、DVも二人だけの密閉空間の問題だから、そのことの難しさを追求されている現状ではありますが・・。
そういう定義を凄く押し込めた物語になっている・・。
そして、女は男の泣き場所を作るために存在しているのかな・・
と、泣きたくてもなくことの出来ない、緑を包み込む彼女を見て、しみじみ感じてしまいました。
女は力はないけれど、ヘタすれば男よりも心は強い・・
子供を産むという傷みを女は背負わなければいけない強さを持っているけれど、男はそれを背負う必要がないから、その強さを持っていない・・
なんて、遠い昔に気化された気がして・・。
何よりも、このルートでの百夜の魅力的な所は・・・
愛しい人はおろか、それに携わる人の傷みを感じて涙する・・
自分が悲しいんじゃない、皆が辛くて、でも、それをどうすることも出来ないことが悲しくて涙する・・
まさに、聖母マリア・・
という感じで・・・♪
自分も、そんな人間になれればいいのに・・
と、少なからず憧れを抱きつつ・・・
個人的には、色んな意味で一番感情移入しやすい物語~
ということで、ラストスパークまであともう少し~♪
て、所で今日の感想はここまで!
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