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あひるの空 34話 [アニメ]

34話を見て思ったのは、人間頑張ればやり直しは出来ることも多いけれど、同時に、たった一つの出来心が全てを駄目にすることもある・・・
それを通関させられた話・・・。
今まで、多少の問題はあるとはいえ、彼らの頑張りを凄く見守っていたくて、見守ってきたけれど・・・
今回の話は凄く痛かったですね。
試合に負けて、ふさぎ込んでいた重義君だけれど、彼はちゃんと一人で立ち上がって、一皮も二河も向けて、前むいて歩いていける、イイ男・・・
そう、片思いだった先輩に惚れ直させちゃう程の男前になってくれたからこそ・・
他のメンバーの駄目具合との落差が激しいといいますか・・・
だって、いくら元不良とはいえ、学生であり、スポーツ選手であるからこそ・・・
こんなバカげたことはやって欲しくなかった・・・
皆で頑張ってきたものを、一気に桃春達は粉々に崩してしまった・・。
出来心所所では済まないことなんですよね・・。
私達の世界でも、コロナ中にも関わらず、まだレッドラインである東京へと平気で足を赴ける人・・。
感染したら自分一人の責任だといいはる人・・・。
自分一人の責任ではすまされないというのに、その判断がきちんと出来ない・・そんな認識が他者の努力を無駄にし、駄目にしてしまう・・。
それは、これ以上のない迷惑行為であり・・
仲間同士というのならば猶更です・・。
だって、このメンバーと一緒にやっていこうと、エリート高校からの推薦を断るまでに彼らを信じててくれた一人がいたのに・・
その彼の覚悟を、これまでにないくらいに裏切った・・
先生だって、白熱した試合に胸を打たれていたというのに・・
マネージャー件、監督を必死で勤めていてくれた彼女の存在だっていたのに・・・
自分じゃ責任なんてとれもしないのに、自分一人がやったことで仲間には関係ない・・なんていってみせる桃春君・・・
どのつらさげてそんなこといっているのだ?
出来もしないこと、軽々しくいっちゃ駄目ですよ・・。
本当、責任とれる立場じゃないから先生たちがいるんです。親がいるんです
責任をとれないから、その面倒を見るために先生たちがいるということ・・・。
貴方たちの汚点、泥をかぶる役目をしなきゃいけない立場でもある。
子供の失敗は大人の監督不行き届き扱いになる・・。
そういうことを、大人はしてくれているのだということを、理解しなきゃいけないんです。
学校は机でお勉強するためだけの場所じゃない・・。
だったら体育授業なんて必要ない・・・。
体力つけるためだったら、一人だけで運動してればいい・・。
でも、そうじゃない、仲間、絆、皆で努力すること・・・
社会という中で生きていくための秩序・・
そのための校則があって・・・
辛いこととか、嫌なこととか・・
乗り越えていくための心を成長させていくために学校はあるんです
そりゃ、努力したらした分だけ何でも成果が出るわけじゃない・・・
勉強ならば、誰だって真剣に取り組めば身についていける・・
身につかない人は、本気で身に着けたいと思えているかいないか、勉強の方法を待ちげえているかいないか・・
だけなんですよね・・。
勉強好きと嫌いで成績わかれるのは、多分そういうことで・・・。
でも、スポーツはそういうわけにはいかない・・
好きでも上手になれない子だっているし・・
好きじゃないけど得意な子だっている・・・
だからこそ、心からの努力が必要で・・
努力した分だけ報われないとわかっていても、それで諦めるわけにはいかない・・・。
諦めたくないから・・・
どんなに頑張っても、失敗することもあるし、むしろその方が多いかもしれない・
でも、そこにいきつく過程に無駄な努力なんてない・・・。
努力することにこそ意味があって・・・
過ちを犯したからこそ、それを正そうとするために頑張る・・・。
そういう気持ちがねければ人は成長できない
スパルタ教育が古いというけれど、自分で自分を追い込んでいける人なんて一握りだし、ほめられるだけで成長する人も天才肌という、一握りの人間・・。
厳しくしかられた後に褒められて・・・
怒られるのが怖いから死ぬほど頑張って褒めてもらう・
それが凡人故の成長の在り方~
と、私は思うんですよね。
というか、皆褒めてもらうだけで成長出来てたら、皆天才です(笑)
褒められてばかりでは撃たれ弱い子になるし、そんなんで強くなんてなれないし・
それを、教育で教えていくんですよね・・。
守らなければならない、校則という学校内における社会のルールというものと同時に・・・・。
にしても、今では、本当、先生に注意されて廊下に立たされる~ていうのないんだね~(苦笑)
そういう目にあいたくないからこそ、勉強もして宿題もして、授業ちゃんと向き合って、先生に怒られないようにして~
という、緊張感があったのですが・・
今の学校システムって、なんだか、ゆるゆるゆえに、暴力と教育的指導の違いのわからない教師と生徒が生み出されてしまったのかな・・・
なんて思いますからね~。
それにしても・・・
桃春って、思っていたよりも男気がないというか、器が小さいというか・・
そりゃ、気分沈んで女の子と遊びたい気分じゃないし、こんな時に色気出して口説いくるな、空気読め~
といいたい気持ちもわかるが、どう見ても八つ当たりすぎて、なんともいえないですね・・。
彼らのこと見てると、空の方がずっと大人というか、だからこそ痛ましいというか・・
本当に、病の母親のことを思い、色んな事我慢して努力して・・
見た目は体小っちゃいけれど、その心はずっと、ずっと・・・。
これからどうなっていくのか・・
個人的には、なんとなく方向性は見えてきそうなんだけれど、母親を失った彼が、この後どんないき方をするのか・・
又、どうやって戻ってくるのか・・。
彼がやり始めたこと、その本人が、そこから立ち去ってしまって・・・。
本当、色んな思いが絡み合っています。
別に複雑じゃないけれど・・・
バスケ続けたいのに立たれてしまった子供達・・・
絶望しながらも、見守りたいなのに、何もできない自分・・
守りたくても力及ばずの大人・・
そして、これで良かったんんじゃないかと・・・
バスケ部がなくなるかもしれないのなら、母親の眠る場所で一緒にいる方が・・・
と・・・
一つの出来事でも、目線を変えるとこうも色んな思いで交差されているんだな・・・
なんて思いつつ・・・
今日の感想はこのあたりで!
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