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グリザイアの楽園 プレイ感想1 [ゲーム]

グリザイアの楽園とうとう、最終章のプレイ感想になるのですが~
このOPが凄くカッコイイ!
雄二の迷宮でのざっくりとした話が動画による映像と文章で鍛接的に音楽と共に鍛接的に流れ・・・
そして、迷宮でのラストのシーン・・・
衝撃的なニュースの内容からスタートします・・。
そう、そのニュースによりあげられた男は、美浜学園でも慣れ親しんできたはずの男・・
その事実に美浜学園の生徒は驚愕するしかない。
そして、いっかいの学生では国レベルの問題にどうこうすることも出来ない・・。
けれど、彼女達は彼の過去を垣間見てしまった・・
そして、彼が誰にも見られたくなかった、彼の本心を・・
強さなんてみじんもない、弱くもがき苦しんでいる彼の心の内を知ってしまった・・。
だったらどうするべきか・・
強く頼れる男だと思っていたのにと、幻滅する?がっかりする?
それは間違っている・・。
だってそれは、自己の価値観を相手に押し付けているだけで、相手を否定する言葉にしかすぎない・・。
今まで、天音も、由美子も、みちるも、蒔菜も、雄二に救われた・・
弱い自分を知って、それでも受け入れ、どうやっていけばいいのかを教え、共に歩いてくれた・・
この物語は、いわゆる大団円という奴で、ヒロイン一人一人ではなく全てのキャラの過去や戒めを解き放った後のお話・・
という雰囲気で・・
普段は駄目駄目でお馬鹿なみちるが、唯一?まともなことをいった回でもありますね。
そう、恩をうけたのならば、それを返せばいいだけのこと・・・。
どんなに強い人でも弱さはある・・
むしろ強いと見える人こそ、人には見せない弱さがあるのかもしれない・・。
弱いから強くならなきゃいけない・
そうしたら、周りの皆が自分は強い、頼りになれるからと慕ってくる・・・
その度にかかる重圧・・ていうのは、経験ないきにしもあらず~ですからね~
一時期の母親の私に対する態度とかがそれで、当時はそんな母親が凄く嫌だった・・かな・・・
これ以上自分の理想を押し付けるな~~て・・
私だって一人の人間で、天使のようにいつでもニコニコ笑ってるわけじゃないんだよ!
怒こるし、泣くことだってある・・
と、友人相手に少し困り顔で説明したこともあったっけ・・・(笑)
そして、最後の雄二の言葉が不安にふらつかせていた足元を、しっかりと地面を踏みしめさせる・・。
あれだけ彼女達には生きろと叫んでおきながら、自分の役目ははたしたからもういいなんて・・
そんな身勝手が許されるはずもない!
彼女達は泣き寝入りするだけの女でも、待っているだけの女でもない・・
多分、きっと雄二に出会って、色々と強くなれた彼女達だから・・。
暗くて陰気~な空気では終わらないのがグリザイアのヒロイン達なんです♪
にしても~
迷宮にしろ、楽園にしろ、書き下ろしイラストがめちゃくちゃ良いです!
なんせ、(私の記憶違いでないならば)雄二が拘束されているシーンまで追加イラストがつけられるとか・・♪
雄二ファンとしてはたまらないのですが・・・♪
物語は切ない方向に・・
大事だからこそ救いたいという思い・・・
大事だからこそ遠ざけたいという思いの交差・・
そして、最終的には、彼女達は雄二とは住む世界が違いすぎたのだ・・
という結論・・。
そして、その事実と現状を一早く察してしまえるのが由美子という女であり・・
本当、頭の良い娘です。
ちょっと、心が閉鎖的なだけで、立場的なこともあるでしょうが、物を見る目や情報にはたけていてるのは事実・・。
美浜学園も閉鎖せざるおえない状況であり・・
風見雄二という心のよりどころまで失いつつある中、なんだかんだで場をしきって行動出来るのは由美子ちゃんであり・・
本当、噂って何もかも頭から信じるのは愚か者・
その中から、一番信ぴょう性があるものは何かを見定められるかどうかで、その人の質も理解できるというもの・
逆に、情報が多すぎると真実すらも嘘っぽく見えたり・
その嘘に思える真実というものを慎重にしらべてみることも必要になってきたりも、時としてはおこるもので・・。
何かを得たり、守りたいと思う物があるならば、その辺りは頭と経験を使って行動しなきゃどうにもならない・・。
でなければ、真実を目にしたとき、それがどんなに衝撃的で信じたくない現実だったとしても、信じられないと否定しかねませんから・・・。
全てを諦めるというか、受け入れようとしていたはずの雄二の目の前につきつけられた出来事・・・
美浜学園を出て、生徒達とも縁を切り、そして・・・
彼の担当であったJBとの関係すらも・・・
人の人生って奴は、山あり谷あり・・
チャンスが逃げたりめぐってきたり・・・
だから、簡単にあきらめちゃいけない。
チャンスは再びくるはずだからと、辛抱強く待ち続けるのも大事・・
けれど、ただ待つだけではだめ、その時がくるまでしぶとく生き抜いていく根性・・
そういうものを、美浜学園の少女達はもっている。
悩まない単純さ、待っているだけでは終わらない行動力、純朴なまでの信念、逃げ出さない勇気
そして、転んでもただでは起きない狡猾さ・
人が強く生き抜いていくには、欠かせない者たち・・
風見雄二という男に出会ってから、猶更・・
そして、そんな子供達を困ったような、嬉しいような気持ちで見守る複雑な大人達・・。
彼女達の未来を心配しながらも、でも、ここぞという所は信じている・・
何かあったときに、大人達が子供達にしてやれる背負うべき責任・・・。
本当、守られてばかりじゃないけれど、何処かで大人の力が必要になるかもしれない・・
そういう時のために大人というものは存在するんじゃないかな・・と、思います。
けれど、今の雄二にとってのその存在はJBではなく・・
死してなお、愛する女は男の背中を押してくれる・・。
大事な幾人もの仲間の中で、今の雄二にとっての心の支えというものは、結局は彼女にいきつくわけで・・
そう、雄二だって心残りがないわけじゃない・・・
麻子にいわれた通り5人救って、役目を終えたと口ではいっているけれど・・
そんな単純な関係なら、そもそも雄二は彼女達に、ここまでのことをしなかっただろうし、美浜学園からいなくなっていただろう・・・。
そして、そんな彼だからこそ、彼女達も彼を慕うし、彼をあきらめることが出来ない。
彼の現状を知れば知る程難しく、どうすることも出来ない状況だけれど・・・
だからこそ、今はただ静かに耐えることが大事・・・。
そうして、互いに特殊な環境で育った彼女達だからこそ、一つの目的に向かって心を一つにしている。
その思いの強さが、国家レベルのことに、どこまで対抗できるものになるか・・
それぞれに思い、悩み決断します。
慌てて行動しても駄目、戦いは必ずしも完全勝利だけが良い結果ではない
引き分けもよし、戦わないで良いならそれですむ方法もよし
大事なのは負けないこと
そのためには5つの不利だけは絶対にさけること・・
どんなに優勢に見えても、5つの不利があったときは勝利の見えないとき・・
その時は潔く身をひくべし・・
そう、どんな状況でも戦わなきゃいけないという時はあるけれど、それは特殊な時・・
無理して戦って、それで死んでしまったら、それで終わり
死にはやり直しがきかない
そういって、友と絆を誓いあいながら時を待つものもあれば・・
何が自分に出来るかわからず迷う彼女に、何が出来るかわからねくても、頑張ることなら貴方にも出来る
無理に頭使って、どうこうしようなんて、君には無理だから、君は君らしく頑張ることに専念すればいいといわれ、背中を押されながら待つことを決意する少女。
そして、一人で戦いに挑もうと心を決める少女と・・
普通の幸せよりも逃げないであえて過酷な道を選ぼうとする少女と・・・
待って解決することもあるけれど、待っていても解決しないこともある・・・。
そうして、二人だけで旅立つ決意をすれば、一人、又一人と・・
結局は雄二という男を求る彼女達の心は一心同体・・とでもいうべきか・・・
カッコ良い荘園漫画な天界にて、美浜学園という母校を・・
自分たちの思いでと生きた証を卒業し、新たな道へと歩みだす・・
と、ここでOPが入る~
とか、なかなかに長いプロローグでもありましたが・・・(笑)
雄二奪還作戦に微力ながらに少女達が立ち上がるのですが、いざ行動を起こしてみたものの、拠点地を作るだけで精いっぱいの彼女達の目の前に、予想外な助け船の存在が・・・!
それにより、彼女達の奪還作戦は、手助けして貰う代わりに、いくつかのテストによる能力判断を行い、そこでようやく計画を実行することになっていくのですが~
その過程が、なんとも楽しいドタバタな雰囲気が悪くない♪
というか、彼女のいう通り、個々の状況判断や能力~てのがよくわかる・・
そして、松島みちるは、はてしなくお馬鹿ちゃんだということへの再認識・・。
振り向くなという張り紙に、素直に振り向いてはドジを踏んでくれるのですから・・
まあ、そういうキャラはキャラで扱いやすいので、悪くはないです。
お馬鹿とハサミは使いよう・・という奴?
それに、天音にも彼女にも言われているけれど、愛されるべきお馬鹿さん・・そういうキャラってグループに一人はいても良い。
癒しの存在ってのは必要ですよ。
それにしても、今更ですが、このゲームのライターさんの、雑学っぷりが凄いですね(笑)
社会状勢や心理学は勿論、銃や軍隊、車に、ネットオークションのしくみというか流行まで知ってるって、どれだけ博識なんだ~~
思わず勉強になっちゃいます・・・
同時に、昔と今との違いに気づかされたりとか・・
そして、明かされる壮絶な過去・・。
バスケ部転落事故、天音以外の取り残された部員たちのその後は、なんともいえず・・
誰が生き残るとか死ぬとか、そんな思考すら削り落とされ、ただただ、死への恐怖に気を狂わせた獣と化した姿・・。
人が人を憎んで、それを止めようとして誤って命を奪う血の連鎖・・・
正気を保っていられるのは、一姫ただ一人といっても良いかもしれません。
この少女は、こんな過酷な状況におかれても、誰を憎むことなく冷静でいられる・・
頭が良い人間とは、そういうものなのだろうか・・
天才という言葉だけで、彼女の達観した姿は説明がつくのだろうか・・・
なんて、ふと考えさせられます。
本当、神なんて存在は、信じるものだけに存在するものであり、信じたものが神となる・・という言動にも納得。
バチアタリなことする人には神様という存在を認識していないから、神を恐れず愚行をおこす・・・。
でも、個人的には神を信じる人がいるなら、神は存在するし、信じない人には認識が持てないだけで、無意識な影響が出てきたりしないのかな~
と・・・
例えば、お墓参りとか、再選泥棒とか・・
そういうの、雑な扱いするような人は、雑な生き方してるだろうし、いずれは、その雑さが仇となる・・
それが天罰~という奴なのかも?
世の中説明つかないものもあるけれど、説明つかないのならば論理的思考で説明できちゃえるのも、又一つの論点かな
と・・・
まあ、ぶっちゃけ、悪事を働いている人間には水被って反省してろ~
というか、なんで善人が犠牲になって、悪人がのうのうと生きてるんだ~
と、思わずにいられない出来事が多いといいますか・・。
まあ、自然災害に関しては、しょうがないとは思うんですけれどね。
人が死を迎えるのに、善人も悪人もない・・と・・
だからこそ、悪人には天罰を・・
なんてことを、少なからずとも思いつつも・・
風見雄二奪還作戦は着実に進行していきます。
まず、行動するための資金集めに、作戦後の逃亡ルートの下準備に・・
と、色々と大がかりなことから地味な作業~
そして、最後の最後、それぞれの意思確認~と・・
ことは彼女達が思っている以上に大ごとな展開になっていきますが・・
なんdかんだで、心はブレない。
きっと、過酷な運命なんてものを乗り越えてきた彼女達だから・・
そう、雄二という男に出会うことにより、心の強さが増した彼女達だから・・
今更後悔することも、怖がることもない・・
そして、そんな中、一番変化があったのが由美子・・でしょうね・・・
雄二への思いを素直に皆の前で告白したり、蒔菜という面倒臭いと思いつつもスキンシップを拒まなくなったり・・
変わりたい、今のままの自分じゃ駄目・・
と、過去の自分を悔いて、新しい自分へと生まれ変わろうとしている・・・
楽園での彼女は、過去作品に比べると、随分と穏やかな表情、態度になったといいますか・・・♪
間、一つの目的に向け心を強くも手ば、どこまでも変化できるものだな・・。
不安がないわけじゃない、強い人間でもない・・
だからこそ、仲間同士手を取り、背中を押しつつ・・夜が明ける。

こんな所で、今回の感想は終わり~
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