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グリザイアの果実 蒔菜 プレイ感想1 [ゲーム]

乙女ゲームの合間に、ほんの少しだけギャルゲをプレイ~てことで、グリザイアの果実、蒔菜のプレイ感想などをあげてみる・・(笑)
この子は、頭が決して悪いわけではない。
ただ、物事を知ろうとしないだけで、実は非常にIQが高いんじゃないか?
と、思われる少女。
主人公と同世代のはずなのに、背格好、行動からして、そうは見えない。
心許せない相手には、とことん人見知りだけれど、心許せる相手には、とことん心を許してしまう・・
と、私とある意味似たタイプかもしれません♪
そう、同情や哀れみを抱かず、同じ目線でものを見てくれる人に対して好意を抱くという点など・・
それも、お互いのこと何もしらないし踏み込みすぎない雄二の無意識~の行動なのでしょうけれど・・
雄二のように・・
知らずに誰かに好かれている・・
てのは、本人が意識するよりも、当たり前のことを当たり前にやってのけてみせている、素敵な証拠・・でもあるんですよね♪
流石、雄二カッコイイ!
そして、そんな雄二に与えられた試練は、個々ルートに入ってからが本番です。
あらかた、クラスメイトとしての親睦が取れつつある中、蒔菜の不可思議な言動から始まります。
父親を幼くしてなくし、母親から愛されることのないが故の彼女の言動・・。
よくある話です。
お金持ちの家に育ち、親からの教育を学ぶことなく、ことあるごとにお金だけを手渡されてきた子供の末裔・・。
昔と今は違う・・・
とはいいますが、どうなのでしょうね、何もしなくても楽してお金だけ貰っていて、立派な大人になれるのだろうか・・
と、甥っ子の一人を思い出させる蒔菜ちゃんが不憫でならなくて・・
そんな彼女を思い、雄二がとった行動は・・
多分、きっと普通の選択じゃない。
けれど、普通ではない環境に育ってきた彼だからこその選択・・。
沢山の仲間を亡くし、死と隣り合わせで生きてきた彼だからこそ、延ばされた小さな手を取らずにいられないのは、ある意味自然なことともいえて・・・。
そうして、新たな関係が出来上がったわけですが・・・
蒔菜ちゃん、色んな意味で凄いですね。
体ちっちゃいのに、この思考回廊と行動力は、フェロモン駄々洩れ女(笑)天音の影響なのでしょうか・・
そして、それを戸惑いながらも間違った認識で受け入れてしまう雄二・・
社会状勢は理解できていても、本当~に一般常識を知らない男と、少女のコンビは、ある意味最強ですね!
てか、リップ音が激しすぎて、どんんだディープキスをしているんだ~!
という突っ込みをしつつ・・・(笑)
それは、通りすがりに見てしまった天音の感想でもあり、この後の展開も又笑えて仕方がないもの・・♪
というか、とことん雄二をとられたくない天音ちゃんおまさかの発案、それに抵抗を示すのではなく受け入れようとしているのが、蒔菜の人生を背負ったが故の雄二の真面目一直線~
そんな、頭の固い雄二への、天音の一言・・
真剣もいいけど、なりすぎるのも問題。遊び感覚だからこそ一生懸命になれるのが自分たちの年齢で、本当じゃないごっこ遊びだからこそ、得られるものもある
そして、責任と責任感をはき違えるな・
と、いう言葉。
うん、世の中には本当なら、そうなるのは当たり前だけれど、本当なのにそうなれることの方が結構凄いことでもあるし、色んな発見というものもあったりするのも事実ですからね♪
そして、なんだかんだで真剣に始まった家族ごっこですが・・
本当、恋愛とは違う心の結びつきが徐々に感じられる・
そう、何気ない蒔菜と雄二のやりとり。
死なないで欲しいという約束が出来ないなら、自分よりも先に死なないで・
そう、いってみせる小さな少女から発せられる言葉は・・
きっと、普通の生活環境では発することの出来ない発言でしょうね・・。
病死でもなく、普通の事故死でもなく、普通じゃない環境・・
だからこそ、彼女はこの学園にいるわけで、それも彼女なりに理解していて・・。
それは、周りのクラスメイトも同じ。
皆で皆、雄二に対して何かしらの好意を抱いているけれど、結局は友達の幸せを思えばこそ・・
最初はわけもわからず動揺をみせざる負えない彼女達だったけれど、なんだかんだで一番大事なものは何か・・・
という結論にいたり、雄二に蒔菜を任せると・・
その結果、知ることとなった、蒔菜の壮絶な過去・・
きっと、幸福に満ちた人が見れば可哀そう・・
という一言ですまされるでしょう・・
でも、風見雄二は地獄とも思える人生を経験し、死と隣合わせの中無理やりにでも生きていてよかった・・
そんな風に思える程に自身を鍛えると同時に、経験をしてきた男だから、発する言葉が他とは違う・・。
そう、世の中不幸な人生なんて自分だけじゃない、自分が知らないだけで辛い経験に、トラウマを抱えている人達だってきっといる・・。
そんな人との関わり合いって、正直難しいし、面倒で投げ出したくなってしまう・・
という彼の気持ちもわからなくはない・・
けれど、彼はかかわってしまった・・・
だから、無責任に放り出すことは出来ない・・。
今まで色んな経験をして、今をこうして生きていることを無駄にしないためにも、再び雄二は覚悟することになる
そして、雄二お得意の台詞、苦手はあっても不可能はない・・
苦手は克服すればいい、そういった地味な努力は損はしないし、逃げてばかりでは得られない
て、これ、凄く大好きな言葉です♪
自分自身に、凄くいいきかせたくなっちゃいます♪
そんな、雄二の教育方針は・・。
過保護は子供の毒
正しい答えだけを与えては応用の出来ない大人になる
そう、危機的能力の判断のあるなしが身に着けられない・・
怪我するのをためらってばかりでは傷みも知らない、怪我をしない工夫すらも考えることの出来ない人間になる。
ようは、答えは一つではなく、いつでも二択、三択を与えて自分で考えられるような教育ができてこそ・・。
という、私よりずっと若いのに、雄二の言動は身に染みる発言ばかりで感動させられますね♪
世の中、こんなしっかりした子ばかりなら、犯罪に手をかけることも、巻き込まれることもなく、常識ある、しっかりした子ばかりになっていくのにね~
というか、最近は大人も色んな意味で幼児化していっている気がしなくもないですけれどね。
大人は子供の見本~という言葉はどこへやら・・
な、悲しい時代になりつつありますが・・
チャレンジ精神とかもそう・・
最初から出来てないからと諦めるのではなく、それでも良いから、取り組む姿勢が凄く大事なのに、逃げ好きな大人が多い・・・?
何事もチャレンジ大事♪
そこで、もしかしたら予想外な才能が芽吹くかもしれないですからね♪
そうやって、雄二は外の世界を知らない蒔菜に少しずつ物を教えていきます。
子供だって、いつまでも親に守られてばかりじゃなく、自分で自分の身くらいは守れるようにならなきゃ駄目ですからね
親は親で、子供のそういう部分も信じてあげなきゃいけない
かといって、無関心に放り投げすぎるのも駄目・・
この匙加減が、難しい所なのでしょうけれど、愛情注ぐというのは、そういうのも含めて、悩んで考えることなんですよね♪
誰かに頼めば自分がしなくてもやってくれる・・ではなく、自分の欲しいものは自分の手で手に入れる
わからないことを知っている風には良さ追わず、素直に聞き学ぼうとする向上心・・。
そういう教育をしていけば、子供はちゃんと自分なりに頑張るし、親の知らない所で成長していく。
今まで当たり前だったことに、急に感謝を覚えたり、それを態度で示してくれるようになったり・・
最初は不器用なりに、それでも、少しづつ成長していく様を見守るのが親の一番の幸せなのでしょうか・・♪
同時に、大人も子供に教えられ成長してゆけます。
現に、風見雄二という男は、蒔菜という少女を通して、忘れかけていた人の温もりを・・
今まで命を奪い、守られてきただけの立場の人間が人の成長を育んでいくことの思いや愛情・・
自身の事情を考えれば、嬉しいような、切ないような・・
そんな感慨深い思いを抱きはじめていくのですから・・♪
雄二が蒔菜のことを思い、日々、今の彼女には何が必要で、どんな風に教えていけばいいのだろう・・
何でも規制すればいいわけじゃないし、与えればいいというわけじゃない・
道具は正しく使ってこそ安全に使用できるものであり、使い方を誤れば危険な物へと早くも変化する・
そういう認識を持って初めて、包丁や、車を使いこなせることになるわけで・・
誤った認識は一番危険・・
などと・・
色々と経験のないことゆえに、自身の経験から考慮しつつ。、わからないながらにも彼なりに一生懸命接しているうちに、もう、すっかりゴッコ遊びが定着していて・・
嘘も貫きとおせば本物になっていく・
和気あいあいと、なんとも良い雰囲気の中、時間を過ごしていきます・・♪
その中でふと感じた雄二の台詞は・・
人が死ぬということはやるべきことを全うしたからだ・・・
と・・
そう、ようは自殺する人間は、まだ死すべき人間ではなく、全うすべきことから目をそらしてしまった人間・・
そんな風に、ふと感じでしまいます。
だって、自殺を選ばずに生きていれば、もっと良いことがあったかもしれないのに・・
かくいう私も、本気で自殺なんてことしていれば、今の幸せを感じることなく、この世の生をおえていたかも・・
な~んて、彼が今まで語られたことのない語りを、蒔菜に聞かせてみせる彼を見て思いました。
そうして、雄二の過去の思いで話の後は・・
いっきにシリアスな路線に・・
平和な美浜に起こる事件、その事故にまきこまれた蒔菜、同時にその事件は彼女とはまったく無関係といえるものではなく、再び彼女の心に深い傷を負わせることになる。
色々あって、大事な人も自分の居場所を失い、けれど美浜学園の皆により新しい家族ができ、新しい人生と本当の幸せを手に入れ始めた矢先のこと・・・。
そして、雄二は新たな心が前をとることになる。
今後何があろうと、蒔菜を守るために自分は存在し、大事な者を守るためにならば死ぬことももいとわない・・。
男の覚悟を、見せてやる、だからお前は俺に甘えていいんだ・・・
と、カッコよくいってみせてくれます♪
そう、大事なのは、何ができるかではなく何をしたいか、そうして何をすべきか・・。
雄二自身にといかけつつも、つきつけられた小さな少女にも問いかける。
本当、人の幸せなんて、物が恵まれていればいいわけじゃない。
恵まれすぎているからこそ、大事な者を見失ってしまう・
そう、今の現代人達のように・・
便利と楽にこじつけて、人の心、人情や優しさ、や努力という尊い物を失っていく・・・
表面上優しいだけの人間なんて役にたたない・・。
表面上取り繕うだけの関係なんて、あってないようなもの・
それを、蒔菜は改めて学び知った・・
この学園で得られた、何よりの学び、見つけた場所・・。
お金や権力など関係なく、蒔菜という一人の少女を育み、守ってくれる、本当の家族・・
何も出来ないとふがいない思いに自身がかられても、思ってくれるのが家族であり・・
雄二だけでなく寮の皆も、蒔菜のことを心底心配していて・・
そういう雰囲気が妙にくすぐったくもありますが、そこが又イイ・・♪
けれど、状況は、どんどん家督争いによる泥沼化状態で、相手は世界を又にかける企業、主人公一人の手に負える組織ではない・・。
けれど、だからこそ、誰に決まられたわけでもなく、自身で守る存在と決めたのに途中で投げ出すわけにはいかない・
と、腹をくくる雄二君・・
まあ、確かに惚れた相手にここまでいわれて喜ばない女がいないはずもなく・・
そんな二人を何気にサポーツする、クールビューティーキラーの榊さん・・(笑)
流石財力のある家の娘だけあって・・
多分、他のヒロイン達にはけして出来ない彼女ならでは~の協力の仕方がね・・
やっぱ、冷たく見えて、人情のある娘さんというか・・・
立場的に、個人の意見ではどうにもならない問題・・
そういう責務を背負わされざるおえない・・
お嬢様同市通じる所があったりするのかな・・・
そして、立場上的にも、裏の事情にも詳しく、頭もさえている彼女の助言は、おいおい的をえた感じになっていきます。
そのうえで、風見雄二は行動をおこしたのですが・・
という所で今日の感想はこのあたりで・・
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