SSブログ

蒼の彼方のフォーリズム 真白  プレイ感想 [ゲーム]

蒼の彼方のフォーリズム 真白ルートの感想となります。

なんだろ、この二人の雰囲気は・・・
クールすぎる兄に、何考えてるのかわからない~~と、何かとつっかかる妹の図・・とでもいいましょうか、妙~~にほほえましい二人の様子に癒されつつ・・・(笑)
主人公の過去のトラウマは、まだまだ根っこが深いようで・・
小さくても勇気・・
この言葉は、ヒロインだけでなく主人公にもかけたい言葉のように感じつつ・・
話の流れは部員みんなとの和やかで暖かな雰囲気・・
そう、試合は勝ち負けだけがすべてじゃない・・
そのひとつが、仲間同士の絆・・というものではないでしょうか・・
傷のなめあいとかじゃなく、みんながいたから大きなチャレンジに立ち向かうことができた・・
結果は残念なものだったけれど・・みんなでひとつの目標に挑むって気持ちには無駄なものなんてひとつもなくて・・。
けれど、その結果の受け止めは人それぞれになってしまう・・
前回の大会でやる気を出すものもいればその逆もあり・・
その結果まとまりかけていた部の雰囲気が・・
という展開になりますが・・
ヒロイン真白ちゃんにとって、先輩である彼女への気持ちって、いったいどれ程の意味があるのでしょう・・
そして、主人公の存在も・・今までの彼女だったら、彼女をひきとめる言葉はもっと違うものだったような気もするし・・
執着・・て、時には自身の本音が見えなくなってしまうけれど、彼女の場合はどうなのかな・・
なんて思っていたら、本当に乙女心は複雑な・・な展開に・・
今のこの子にとっては、先輩と主人公と、どっちが大事なんだろう・・
きっと、その自分自身の気持ちに真白は気づきもしていなくて・・
そう、彼の気持ちを考えたというけれど、真白は彼の過去を知っているわけではない。
勝利する喜びに導いてやれなかった自分の非力さに嘆いていることすら・・
つきつけられた現実・・
負けた悔しさをバネにすることができずもがいている哀れな選手だったあの頃の彼・・
そんな彼の、表面上はっきりとしない態度が真白の心にブレーキをかける・・
彼というコーチを信じる思いを・・けれど、昌也の本音を聞いてしまったとき彼女の本当の心の内は・・
何を求め、何をどうしてほしいのか・・
そんな真白を見て昌也の方の感じる思いは・・
てか、こんなに人前で弱い部分を見せる昌也の姿が、妙に愛しさを感じるというか・・
人間、完璧じゃないからいいんだよね・・
彼は彼なりに必死に部を、部員を守ろうとして考えるんです・・
そんな彼にそっと手を差し伸べた遠視・・♪
そんな、ふとしたきっかけで、主人公は変わり、成長していきます
人間ふっきれる出来事~~て、ほんの些細なことで・・♪
いろいろな心境だけれど、だからこそ生かせる形~~というのも存在しているわけだし・・
そして、真白の心境もはっきりしてたというか・・
露骨~なまでにヤキモチモードです(笑)
そして、そんな乙女心にどこまでも鈍い主人公は、それゆえに明後日の方向に話を進めてはこじらせる結果に・・・(笑)
本当、今までは他の先輩にお熱~~モードだったってのに・・
人間変わるものですね(笑)
そして・・
その後のイベントCGが可愛いの通り越して笑えるというか~
いや~~真白の行動もだけれど、主人公の咄嗟の行動が・・
二人して現実逃避・・(笑)
なんだろ、真白ちゃんルートは熱血~~からはどこか離れた、穏やか~な感じで話しが進みますが・・
女の子同士の会話っていいですね。
何も持っていない自分だったから、何かを得たときの喜び・・
そんな自分を輝いてくれるといってくれた人達・・
出会いがあったから今の自分が存在している・・と、語ってみせる横顔は、数年前の自分と酷く重なって見えて・・・♪
そう、好きなものを抱いている人はキラキラしている・・
大好きなもの、ほんとうに打ち込めるものがあるのって、本当に素敵なことで、その大好きなものの数や思いの強さで人は輝ける・・
そういう思いに、照れたり、恥ずかしがったり、することはむしろ損しているような気がして・・。
相手に対する好意の気持ちだって、素直に伝えられるのがベスト・・でも、それができれば誰も苦労はしない・・てね(笑)
自分が思っているよりも大事にされていたり・・
自分が気にしているよりもたいしたことじゃなかったり・・
と、恋する乙女モード全快~なシナリオです。
自分を卑下するのもよくない
自分は自分、他人は他人~同じことを同じようにやっても差が出てくるのはごく自然なこと・・。世の中に二人として同じ人間はいないのだから、そういうのを割り切るのも人生における大事なんです・・。
他人から見た自分は他人の目だし、どんなに自己研鑽したとしても自分の本質は変わらない・・
だから、自分というものを大事にしながら自分磨きをすることが大事
人生は積み重ね、最初から大きな山は登れないけれど階段をつけていけば頂上には上れる。 はじめは人のものがうらやましくて仕方なくても、いつか自分の手に入れたものが誇れるようになる・・。
という、主人公の言葉はまさにその通りで・・
仕事の場面が、その言葉の意味一番実感しやすい気がします!
最初はだめだめでも、がんばった分だけ成果が出てきて気がつけば誰よりもその作業だけは特化していて・・
そのことを誇りに思えていた・・そういう経験あるので、凄く理解できます♪
そして、友達をうまく作れない不器用さ・・
私の場合はどうだっただろう・・
クラスメイトと話するの苦手だったけれど、中学生くらいまでは、この子とある意味似た雰囲気だったかな~
いや・・あんな思い込みの先走り~みたいな感じはなったですが、ひっこみ事案なところはよく似てたかも・・(笑)
というか、そもそも人との係わり合いを拒んじゃってましたからね~~
高校入ってからは、も少し自分から声かけて不器用ながらにたぶん頑張っていたんあろうと思います。少なくとも周りの同級生にはそうみえたらしい・・(笑)
そして、真白が彼女に執着する理由・・
なんとなく理解できなくもないです。
初めてのお友達・・というべきなのでしょう真白ちゃんからすれば・・・(笑)
そう、彼女は手を差し伸べられるのに弱い・・
本当に、ガードは固い分一度心を許してしまうと、とことんなんだろうな・・
恋と友情に板ばさみになる少女・・・
そんな彼女の変わらないようで変わった様子に主人公もそこまで鈍感ではなくて・・。
雨が降る中、二人だけの時間・・
特別何かがあるわけではないけれど、その時間が妙に心地よくて・・
そんな時間の中、ふと繰り返される昌也の悪夢・・・
人間、一度逃げ出してしまうとそのトラウマからは逃げられなくなる・・
私もトラウマを克服できた~~とはとても言いがたいけれど・・
多分、たった一度きりの行動・・それで苛めをなくすことが出来たこと・・
自分がから闇を抜け出す勇気を持てたこと・・
そのことが、トラウマよりも強い自分自身の自信になっていたからこそ、過去と向き合える自分がいるのかもしれない・・
なんて、少しだけ感じてみたり・・
そして、心の目は目に移るものを良くも悪くも変化させる
綺麗な心で見れば小さな石ころだって宝石に見えたり、汚れた心で見れば美しい海もよどんで見えたり・・・
だから、今の主人公にこの蒼く済んだ海と空はとても複雑なもの・・
綺麗だけれど、嬉しいと感じられない彼にとっては苦い過去・・
何も知らず有頂天になっていた無知な子供・・
天才と凡人・・
天才の感性は凡人には・・凡人の気持ちを天才には理解しがたいところ・・私も経験ありますからね。
けれど、すべてが理解できないわけじゃない。
確かに違う所は多いかもしれないけれど、元は同じ人間だから探せば同じ・・。
負ければ悔しい、勝てば嬉しい・・そういう所は皆同じなんです・・。
そして、このルートで感じたのは・・
莉佳ルートでヒロインに向けていた言葉は、そっくりそのまま主人公に返されていること・・・
そう、彼は莉佳に自分の過去を重ねていたから・・
彼女を救うことは、自分自身を救うことになっていたのだろう・・
そんな深く心の奥底に閉じ込めた気持ちを、今度は主人公自身が語りだします・・。
それからの二人の距離感はぐっと縮んだ感じのように思えます。
以前よりも真白は自分の中にある感情を素直に表現してきているというか・・♪
そして、コーチと選手としての絆も・・♪
その絆は不器用ながらの優しさとぬくもりと、好きの思いを形にします。
恋とか愛とかそんなの関係なく、一人泣いている少女がほっておけなかった・・理由はそれだけで十分で・・。
その後の主人公の真白へ向けることばが、凄く素朴で、でも、だからこそ、そのまっすぐな思いが胸に響きやすくて・・
ヘタなカッコつけたくどき文句より全然カッコイイと思います
そして、その後のメンバー同士の和やかな雰囲気・・・
そして・・・淡い初恋とのさよなら・・
そう、確かに出会った当初の主人公の思いは・・・
けれど、人の気持ちは変化するもの・・過去の思いにうそ偽りはなく、そして、今彼が思いをよせている気持ちだって、それは同じで・・それは、主人公だけじゃなく、片思いであるはずの彼女の思いも・・・
そんな切なくも淡い初恋の残り香を消しながらも真白と主人公はイチャイチャっぷりまっただなか~な感じになりますが・・
はっきりいって、イチャラブオンリーシナリオは個人的に興味がなく、真白ちゃんというタイプは同姓の私としては個人的に対象外~というか、恋愛恋愛しすぎる~という展開が少しだけ苦手なのでこの子のルートは少しだけ苦手な部類いなんで、多少まんねりしなくもないのですが・・(笑)
と、思っている間に、ラブラブの二人はお互いのことが好きすぎてすれ違いというか、行き違いに~~~(笑)
キャラがキャラなだけにスポ根シーン殆どなくて・・その代わりに分女子会トークなノリに??
後、親公認の関係~で、なんだか家族~というより母親公認~な展開で、ホノボノ~~とした雰囲気に・・・。
本当、ただの恋愛話系になっちゃってます~~
こういうのって、スポ根の合間だから際立っていい~という感じなのでしょうけれど・・・
真白にとってのお悩みは、部活ではなく彼氏とのイチャイチャなんだね~~(笑)
忘れた頃にやってきた、憧れの先輩のフライングサーカス(通称FC)離れが本格的になっていき・・
確かに、真白は彼女以上に特別な存在、昌也という恋人ができた・・
だからといって、憧れの先輩は先輩のままで・・その時の思いが消えたわけじゃない・・
思い出の出会いの記憶も、その時の感謝の気持ちも・・
そして、才能と努力、どちらかを信じ、応援するか・・
そんな会話に話は流れていきますが・・・
私だったらどうするでしょう・・
自分自身のことならば、才能は才能でみる。そして、努力を諦めることなく信じ続ける・・と、断言ですきます
でなきゃ、きっと私の人生に命なんてものは宿ってくれなかった・・そんな気がします。
だけど、それが人としての強さなのか弱さなのかは私にはわからない・・
人の良し悪しってひとつに絞れないことってあると思う
優しさだってそう、普段はどんなにいい優柔不断でも、それがふとした時、一番大事な時に支えになってくれたり・・とか・・
人の見えないところで努力家さんだったり・・
ただたんに、周りが、その人の本質を知らないだけで・・というのはあると思うんですよね。
そう、真白が憧れる先輩は、わかりづらくて、素直じゃない、ただの意地っ張りな不器用さん・・
弱いけど優しさという強さもちゃんともててる女の子・・
そして、そんな彼女だからこそ、主人公もぬぐえないトラウマを抱えながらも本気で向き合う。
あの事件以来本気で飛ぶことを恐れていた主人公が、自分以外のためだけに実力を発揮します、ギリギリの限界ラインで・・
そして、ヒロイン真白ちゃんの方も・・
本当に、この子はこの子で意地っ張りで、こうして笑顔の裏の涙を我慢してるシーンは、妙にそそられるものがりますが・・
本当、こういう所はかわいいな・・なんて思います。
この子はこの子なりがんばってる・・
大事な人にもう一度戻ってきてもらうため・・泣きながらも必死に・・・
てか、こういう意地っ張りな所は私の幼かったあの頃を思いだすといいますか・・♪
努力は才能に勝てない・・
それならそれでいい、勝ち負けはすべてが結果じゃない・・
ただ、努力することが何よりも楽しくてやりがいがある・・
そういって見せる真白の必死になりながらの笑顔は何よりも心地よいです。
辛いって思うから辛いだけ・・
楽しいと思えばその辛さもただたんに辛いだけではなく、楽しくもなる・・
それが努力なんだと私は思うから・・。
そして、努力は才能を追い越すことだってある・・
努力できることだって、才能の一つで、その努力は報われる
それを信じて頑張らずして何をやり遂げられるというのでしょう・・!
負けた悔しさ、その苦さは次の活力に・・
負けることを恐れずに立ち向かうものだけが掴めるものがある
それを失えば、人は学び成長できることはできなくなる・・
そう・・それこそ勝ち負け以上に得られるもの・・その結果を真白は憧れの先輩に見せることができた・・。
努力と、負けたくないという強い思い以外の何者でもない成果・・。
真白にとっての戦いは、大切な物を失わないため、現実から目を背けず向き合う努力そのものだったのです。
そう、恋に友情に、願う物を頑張って手に入れて、残るFCの方は・・
そう、これからは主人公も共に・・そう、彼自身にも大きな変化があり・・
未来は、FC部の皆と、そしてこの可愛らしい恋人と手を取り合って・・という感じで~正直、恋愛うんぬの中だるみ(糖度100㌫)感は半端なくあったものの(笑)、後半のFCと共に仲間の絆のため必死に頑張る~な盛り上がり感は凄くよかったです♪

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。