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パンドラハーツ 10~24巻 コミック [漫画]

望月 淳先生による、パンドラハーツ 10~24巻 コミックを購入~!
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TVアニメの方を見てからどれくらいたつのでしょうか?
アニメ版の続きを読もう~読もう~と、思っている間に、気がついたら~という感じに・・
(笑)
当時は他にも欲しい新品の本があったから、巻数がそれなりにいっていたから~等色々な理由で購入しそびれてきましたが・・
少し前の漫画が読みたい~~~~
という衝動というか、懐かしさにより、1冊100円で購入できる~てことで、まとめ買い~しちゃったのですが・・(笑)
いや~~面白い!
今時の漫画は、良くも悪くもシンプルなんですよ。
誰が書いても同じ、誰にでもかけそうな内容・・・
用は、作者の個性がない漫画が基本となり、まねっこ漫画が目立つ世の中になりつつあります・・(苦笑)
しか~~も~~特に何かを訴えるわけでもなく、作者の拘りが工夫もなく・・
でも、この作品は違います!
作者なりの拘りの裏づけの裏づけが凄い~~!!
キャラ設定の背景が細部まで考えつつ、ラストもちゃんと考えていないとかけないだろうな~~~と、酷く感じてしまうものです。
そして、更にこの作品にて思うのは・・・
脇役がいない!!
いえ、本当、どのキャラがかけてもこの物語がなりたたないというか・・
そう、まさか、このキャラ背景には読者が思う以上に色々あり・・・
最初はそこまでメインではなくても、最後の最後に・・
など・・
場面が切り替われば誰もが主人公になれる・・そんな作品。
かといって、本来の主人公を食ってしまうでもなく、キャラそれぞれの生き方が描かれている・・・とんな雰囲気の作品
本当、内容を詳しく語れ~となると、ネタバレなくして物語が語れない~~~(笑)てなくらいに内容に詰まった作品です♪
そして、最後の終わり方は、当時には多かった、良い意味でのパターンの終わり方・・
ラストスパークにかけて失われる尊い命、何もかも上手くいくわけじゃなく多くの犠牲と共に多くの物を護り・・・
その結果、長い長い時の中、ようやく報われるときが・・・
という展開が本当~~~~~にイイ!!!
死・・てね、簡単に描けるものじゃないと思うんです。
死のシーンを書けば、何でも感動できるというわけじゃない・・
命というものをちゃんと感じ考えられる人が書かないと、薄っぺらいものになってしまう
死というものにたどり着くまでの人生には色々あるんです、だから実った人生を送り、死も意味のあるものがあるのかな・・なんて感じます。
なんで死は悲しく重いものなのか・・それを感じ、描けてこそ意味のある命を描くことが出来るのです
主人公オズはずっと恵まれない生活で・・
でも、そこにギルバートという、主従関係ではなく、智であり家族ともいえる存在が出来て・・
幸せな日常・・
けれど、彼自身気付かない無意識の闇が存在する・・
それは何なのか、その理由は何か・・
そして、そんな彼の存在意義の理由、彼の真実の姿・・・
彼の罪とは何か
罪人が落とされるというアヴィス、そおに存在するチェイン・・
失った記憶探しのためにオズと契約したアリスの過去・・・
その他諸々、オズとアリスという存在を中心に多くの謎が枝分かれになっており、謎が明かされ、又増える謎・・
それを繰り返していく度に真相へとどんどん物語は近づいていき・・
そして最後、全ての謎がときあかされ、主人公達は・・
闇に飲まれようとししている世界は・・
といった感じで~~
ラストは、本当に良かったね~~~~
沢山の物をなくしたけれど・・・
と、胸温かくなるラスト~~でした♪
クロノクルセイドといい・・
当時の作品って、本当、言葉では言い表せない面白さ、奥行きさがあって夢中で、何度でも読んじゃいますね(笑)
多分、もう一度読み直すと、又違った目線で見れるのかな・・・
というか、読めば読むほどに味が出てくる漫画かもしれません
一度よりも二度、二度よりも三度、と読み返したほうがこの作品を理解しやすそうかな~~なんて思いつつ・・。
本当~
全24巻~ですが、後半に進むにつれてコミックがどんどん分厚くなっていくのがちょっと面白い(笑)
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最終巻なんて、倍の分厚さじゃないか~~というくらいに・・
きっと、作者さん的に、ラストスパートに入って、いっきに描かれたかったんでしょうね♪
本当、久々に頭使いながらも引き込まれる作品を読んだ~~て感じです♪

ちょくちょくとコミカルなギャグシーンが合間合間に入るので、シリアスや謎解き~等いったものが凄く大好きだけれど、ギャグも嫌いじゃないよ~という方には凄くお勧めです
なんというか長い眼で見ると、かなり魅力的~~な作品です♪




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