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ロミオ×ジュリエット 16~最終話 [アニメ]

ロミオ×ジュリエット 16~最終話

本当に、ロミオは現実を知れば知る程に非力ながらに自分の出来ることを・・
飾り気のない心で接することにより、ボロボロの姿で働く囚人達の心を一つにまとめあげていきます。
確かに彼は恵まれた環境で、地べたにはいつくばり、死が日常である囚人の彼らからは煌びやかで浮ついた人生に見えたかもしれない・・
それは揺るがない事実。
でも、そんな彼らの心を、ロミオは同じ立場で、同じ目線で・・
時には命がけで仲間を救うことにより、沖続様という、隔たれていた壁を取り除いていきます。
父親から、今の現実を逃げないと、ジュリエットの未来を信じて・・
そんな彼を受け入れながらも、彼の望む誰もが平和にくらせる世界・・
それは途方も無く遠き夢だと、囚人の男は厳しい眼差しで見つめます。
そう、ロミオの父が王である以上、それは変えがたいことで・・
今後、その辺りをどう解決していくのか・・
という所が見所でもあるでしょう。
それは、ロミオとジュリエットの恋の結末でもあり・・
それでもロミオは、遥か遠い夢を実現させるために、途方もない努力をし始めるのです。
回りの仲間に無理だ、不可能だといわれながらも、ある人の助けにより、それを実現していくのです。
夢物語だと諦めている囚人達へと、新しい人生と夢を与えていきます。
そして、そんな彼とは違った形でロミオも暴君な王へと対峙するための行動をし始めます。
そう、彼女の心の中には確かな強い意思・・。
人を傷つけるかもしれない、けれど、この現実を変えるためには最小限の血ですむように、心を決めるのです。
ロミオと幸せに暮らせるように・・
全ての人に平等に幸せが与えられる国をつくるために・・
そうして、努力する間にも、募る思いはロミオットへの愛・・
そう、彼女の中には、既に両親の敵という思いはなく・・
自分が愛した人の父親だから・・
という理由だけで、許してしまえる程に彼女の心はロミオへの愛にみたされていて・・
そうして、その思いは憎しみや復讐というものではなく、ただ平和な世界を・・
世界の革命を・・
ロミオはロミオで新たな希望となり、それに負けじとジョリエットも心を再び入れ直します。
二人が再び再会するそのときは・・
キャピュレット家の娘と、モンタギュー家の息子ではなく、ただのロミオとジュリエット・・
ただの少年と少女として・・
当たり前の幸せを紡げる世界を作ること・・
多くの物は家族との自由な生活のため・・
二人は二人の愛を自由に紡げる為に・・
どんな時も返る場所が必要です・・
そして、返る場所があるということは、迎えてくれる人が必要で・・
物語はラストスパークへと向かっていきます。
ロミオも、ジュリエットも、その仲間達皆で心を一つにして頑張る中、ジュリエットの体に大きな異変が・・!
愛の無い、愛という恩恵を忘れさられた大樹が・・
恵のない世界にて彼果てていく・・
その異変が、人々を絶望へと追い詰めていきます。
その真実を知るのはジュリエットのみ・・
そう、世界を救うためには、彼女はある決断をしなくてはならなく・・・
モンタギューの王の出生の秘密・・
そう、どんな過去があろうと、憎しみや復讐があろうと、民から、従者達から信頼を失った王は既に王ではない。
王とは民の支えがあってこそ成り立つものなのです。
だから、どんな過去があろうと同情なんて、これっぽっちも芽生えません。
どんな苦しい思いをしても、その苦しみと戦い生きていける人は必ずいますから・・。
彼は負けたのです、自身の中にある憎しみという思いに・・。
そして・・
私の記憶ではなぜかハッピーEDなイメージで、ロミジュリなのに?
と、思っていましたが、やはり、この作品はロミジュリだったな・・と・・
想像以上に切なかったです。
こんな形でしか二人結ばれなかったこと・・
そして、二人の存在が世界をかえたということ・・
このロミジュリは、完全なる規格外でハッピーEDになる~と思い込んでいた分、切なすぎて!!
二人には幸せになって欲しいと・・
あんなにも多くの人のために頑張ったのだから、少しくらい報われないと割に合わない~~
と、思い始めてしまっていた私でした・・。
でも、この作品はあくまでロミオとジュリエット・・・
そういう意味では凄く満足感のある作品といえるかもしれません♪
個人的には悲恋もの大好きなので、そういうのお好きな方には是非どうぞ~て、感じでしょうか♪
いや~良い買い物をいたしました♪


タグ:ロミジュリ
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