パンドラハーツ １話～１２話

パンドラハーツ　１話～１２話　感想

視聴するだけして、感想を、ず～～と、ＵＰしそびれていた作品、ようやくＵＰです～～（笑）
いや～
良いテンポで話しが進んでいく作品です。
よくありそうなお話かつ、展開ではあるのですが・・
でも、面白そう・・と、素直に思わせてしまう何かがある。
そんな作風でした・・。
とくに１話の後半からは色んな出来事が分かりやすく、シンプルに起こり・・
けれどその中には、謎がちらほら～とちりばめられていて・・・という感じで・・。
まず、彼という存在の何が罪なのか・・
彼を襲った少女、と彼を助けた少女、うり二つの鵜方形・・
彼を襲った人物の中には、彼の仲間がいるかもしれない・・
失ったという少女の記憶・・
という謎・・
１話見た限りでは普通に面白いレベルだったのに、話が進むごとに面白みが増していきます♪
キャラも話進むにつれてキャラ設定がはっきりしてきて・・
何気に４話目のラスト～なヒロインのツンデレ度合いが凄い可愛かったりもして・・♪
出だしはあんなに派手な立ち回りで、なぜか上から目線な見た目可愛い娘っこ～だったのに・・
話進んでいくうちに色んな顔を見せてくれるようになりましたね～♪
そう、冒頭は、本当にシリアス一色だったのが、目的は同じということで仲間に彼女が入ってからは・・
じょじょに個々の個性、意地っ張りだったり、ツンデレキャラだったり・・
主人公は見た目よりも、ずっと大人で頭の切れた聡い少年。
本当に見た目以上にずっと頭がいいし、状況判断も出来て、カッコイイんです！
とっさの機転もきくし、こういうこ、凄い好きです！！
そして、何よりもいいな・・と、思ったのは・・
友情・・
男同士の友情！
何があっても、どんな真実を知らされても揺るがない友情！
そんな理由で俺がお前を手放すと思うか？といって笑顔で彼を見つめ返す主人公がすんごくいいです！
後、何があっても前向きで落ち着いているところとか・・・
ビジュアルは対象外だけど、中身のギャップがイイというか、芯の通ったキャラは男女関係なくタイプです♪
そうやって、１話づつ小さな変化を生み出してくれるので、話しが停滞しなくって凄くいいです♪
そう、主人公オズだけでなく、血染めの黒ウサギアリスの方にも・・
て、本当に、見た目とは裏腹に乱暴な女の子です（笑）
あんな高い階段から思い切り蹴り飛ばしたら大怪我しちゃうでしょ～～（笑）
そして舞い散る桜色の花びらに、遠くを見つめる少女の姿・・。
彼女の失われたという記憶の一つだろうか・・。
無邪気にぬいぐるみを抱いて走っていく、その先には・・
あのときオズが聞いた、あのときと同じ男の声・・・
そして・・
現れた恐ろしき形相で詰め寄ってくる君の悪いウサギと・・・
その言葉・・
彼女の危険な招待とは？
それでも、彼はいいます。
自分は彼女の傍にいると、そう思う自分の意思を何より尊重している。
そう、この結論が彼にとって良かったのか、悪かったのかなんて今の彼には関係なくて。
けれど、確実に何かが近づいてきているのは確かで・・。
そう、オズがアリスと間違えたらしき少女の姿が・・。
そして、新たな謎の少女がオズの前に現れ・・
その出会いが二度目の現実という悲劇へと導く。
最初は小さな花売りの少女が目の前でくちていく惨劇・・
そして、自分も何時かそうなってしまうかもしれない事実・・
そこで、普通の人ならば、一度は絶望してしまうはずの状況すら笑ってやり過ごせてしまう主人公。
そう、私はそこに魅力を感じたのですが、そんな、心に一点の曇りもない人間など存在しないのかもしれない・・
彼がこうして強く、冷静でいられることは、父親との関係性における悲劇ではないのかと・・
親の愛情を知らずに育った彼の心の闇・・そこにふたを閉じてしまったからこそ、今の彼がいるのでは・・
と、二度目に起こった悲劇が教えてくれたような・・
そんな気がしたのです。
そして、アリスの過去も・・
やはり忘れていた記憶というのは、あえて忘れていたい記憶だったからでは・・
という、予想はしていたのですが・・・
無邪気に笑っている彼女と、記憶から消し去ってしまいたくなるようなおぞましい記憶に残る彼女
いったい、何があったのか・・といった感じですね。
ほんとうに、１話ごと、着実に真実が明かされていきますが・・
まだ、全ての謎が解明したわけではなく・・
今後の展開が凄い気になります！
本当、想像以上に面白い作品です♪

タグ：望月 淳 パンドラハーツ