グランクレスト戦記 ９話

グランクレスト戦記　９話感想です

今回の話しは色んな意味で衝撃的というか、大きな波の変化が起こったというか・・
本当、政というのは、夢や理想だけでもだめだし、かといってまったく持たずにいても良い政治はできない・・。
ロードス島戦記とは違い、政からみの話しが多いので、妙なリアルさを、ふと感じさせられる・・
そう、ついつい、今の政治と見比べてしまうんですよね・・
そういう意味合いでは、個人的には妙なリアル感を感じさせてくれる作品になるのかも・・・
そう、ロードスのような冒険物～とは、大分趣向の違う作品だな～と、改めて思わせて頂きました。
これはこれで、やはり面白くもありますし♪
そして、本編を象徴させるＯＰ映像へと、物語の流れもどんどん近づいていっているようですし♪
あの、血に濡れた姿で剣を振るうあの姿の理由が、ようやく物語の中で具現化したといいますか・・
そしてそして、まさか、覚悟というのを、ああいう形で示さねばならないとは・・
なんとも複雑～な心境です。
てっきり、その覚悟を示すために彼の人命を奪ってこい～とか、凄い単純なことを考えていましたが・・
油断できない男です・・
利用できるものは利用し、利用価値がないとなれば、早々切り捨てる・・
本当に損得だけで生きている男なのだな・・と・・
にしても、本当に、女にとってはこの決断は死んだほうがいい・・とさえ思ってもよいくらいの展開です。
そう、シルーカとテオの方が凄くいい雰囲気になっていたので、余計にそのギャップが激しいというか・・！
そう・・
シルーカとテオ、ひと時の安らぎ～のシーンは本当に癒されました♪
ここの所政な展開が多かったので、本当、テオいわく、彼女を休ませてあげたかった・・
の台詞に凄く同感！
でもでも、どうせ濡れた体を温めるなら、もう人肌脱いで暖めあわないと～（笑）～～！！
てか、シルーカのシャツ姿・・
その下はどうしてるの？
な～～んて、下船なこと考えてしまう私・・・（笑）
いや～だって、カッコイイ男性のそういうのを想像？するより、可愛い女の子のそういう？のが気になっちゃうんですもの（笑）
多分、自分も女だからだろうけれど・・・（笑）
そして、二人、とうとうお互いの気持ちを伝え合い、その思いを分かち合う二人・・
もう、この二人の、その語らい、見つめあい・・
そして、とうとう・・
な、二人に、とっても胸ときめかせていただきました♪
予想していた以上の二人の進展です♪
こんな気持ちにさせて頂いたアニメは久しぶりの気がします♪
やはり、物語にはこういうメリハリ～～が必要ですね！！
政のシビアな展開の中にあるからこそ、ほんのりとした淡い純愛がひときわ際立つというか・・・♪
なんだか、本当に、この二人の関係が上手くまとまってくれて、心より嬉しいです♪
そして、ここからが問題の所・・
もう・・
国のために、全てをなげうって戦うことを誓った彼女・・・
彼女いわく善良で無能な君主にはならない。
例え悪名をとどろかせようと大陸に刃を唱えるつもりだ・・
と、その道を覚悟されてしまう・・。
そう、死か忠誠か・・
そして、それが実行されるわけですが・・
最早、戦争というよりはただの人殺し・・
毒に犯され死に行く人間に刃を向ける程に非道であり残酷な命の奪い方はないでしょう。
けれど、彼女のいう通り、優しいだけの君主では民を支えられない。
力だけでも、思いだけでも駄目なのです・・。
けれど、結局彼女は力による圧力のみを選んだわけですが・・
そう、美しき金の髪を漆黒の空になびかせ、その白い素肌を真っ赤な血にそめて・・・
けれど、一人きりの時だけは君主ではなく、一人の女としての顔をみせる彼女・・
そして・・
衝撃の展開がここで繰り広げるのですが・・
深夜アニメならではというか、大人ならではの、男と女故のかけひきの仕方とでもいいましょうか・・
そう、心は他にあれど・・て奴かな・・・
なんだろ・・彼女の行動は、理性では理解出来ても心では理解出来ない・・。
この言葉にしようのない、沸き立つような複雑な感情に言葉をつけるとすればどんな言葉だろう～～～～！
なんて感じてしまいました。
え、いきなそういくか！！
とも思いましたが、愛のない行為なんて、多分こういう感じなんだろうな・・
なんてことも思いつつ・・。
こういう展開になったからには、今後の話は・・になっていくのか・・
それとも・・
見えそうで見えない先行き、次回からの展開も気になる所です！

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