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ヴァイオレット エヴァー ガーデン 7話 [アニメ]

ヴァイオレット エヴァー ガーデン 7話感想
今回の話しは、本気で泣きそうになりました・・。
この、冒頭の演劇、ヴァイオレットとなにやら関連させる所があるのかな・・
なんて思っておりましたが・・
本当に・・OPの歌詞が凄く素的。

耳コピなので正確ではありませんが・・

知らない言葉を覚えていくたび、面影の中手を持たすの
だけど一人では分からないことあるのかもしれない
さよならは苦くて愛してるわ
例えようのないこの思いは
とても怖くて、だけど愛しくて
私なんで泣いてるんだろ
心になんて答えがない
言葉はいつでも語るでもなくて、そこにあるばかり、つのるばかり
私は貴方に会いたくなる

本当に、ヴァイオレットの心情、少佐への思いが詰まった歌詞だな・・
と、心より思います。
今回の話しを思うと、よりいっそう切なくなる・・。
だって、彼女は、冒頭では、きっとこの歌詞の意味すら理解できなかったでしょう・・
でも、今の彼女は、もう、何も知らない子供ではなく・・
今回の依頼相手との出会いが、彼女の心に人としての感情おより深くするものになります
そして、それ故に・・というべきでしょうか・・彼女への依頼も多くなっていることは、非情に嬉しいことですが、なんだか皮肉な物です。
心を知るがゆえに、彼女は初めて悲しみというものを経験してしまうのですから・・。
考え、悩んだりするのも、人としての心があるから・・
今の彼女は他人や人を思う気持ちが無意識に理解出来るまでに成長したのです。
表情は相変わらずお人形のように、感情の読みにくい綺麗な顔立ちですが・・・。
そう・・・
語依頼主のご機嫌を伺ったり、体を心配したり、困ったり、大分自分のちゃんとした意見をいえるようにもなり・・
て、料理をするのを要望されたけれど、この子料理できるのか?
なんて思っていたら・・・
買い物は無事に出来たようだけれど・・
料理の方は、恐ろしい程に不器用で・・・(笑)
そして、よくある見た目は悪いけど味は悪くない~というパターンに・・(笑)
てか、あんなに固まったカルボナーラ初めてみたぞ~(笑)
とか思いつつ・・♪
そして、お酒に溺れるご主人様~
おお、実家にいたときと同じことしてる~(笑)
うん、我が家も父が必要以上にお酒飲まないように、こっそり隠していた記憶が・・・(笑)
そして、ようやく仕事に取り掛かるようになるのですが・・・
登場人物に共感しては、自分と同じ目線になって、心揺らすヴァイオレット・・
本当に、そういう豊かな心の表現を彼女は無意識に感じ、上手に相手に言葉を伝える姿が・・・
本当に愛らしいです
作者以上に、ヴァイオレットは物語を、登場キャラを愛せる・・
そう、私がこの作品を愛するように・・・♪
そして、ヴァイオレットは、自分で人のことを、人の心を理解出来ない人間だ・・と、自分を責めるけれど・・
そもそも、本当に相手のこと理解できていないのならば、傷ついた人間へと、そんな心ある言葉を向けることは出来ないのではないでしょうか?
と、思います。
相手のことを思うからこそ、思わず出てきてしまう言葉や態度というのが存在しますからね・・
そして、その一言をきっかけに、依頼主、ご主人様は語り始めます。
愛しい家族が自分にいたことを・・
けれど、あの幸せで暖かなときは取り戻せない・・
どんなに悔いても、人の命程自由に出来ないものはないのです・・。
そんな切なげなご主人の言葉に、ヴァイオレットは初めて涙を流すのです。
そう、悲しい・・という気持ちを始めて表情に出すことが出来たのです。
それはきっと、自分と少佐と会いたくても合えない・・そんな自分と重ねてしまっているのかもしれない・・。
そう・・・
もう、彼女は人形なんかじゃない・・
人の悲しみも、喜びも、温もりも彼女は知ったのです
そして、そんな彼女に後押しされるように、物語の続きを再び書き始めるのです・・・。
夢のある、ハッピーエンドを・・・
そして、その手伝いにと、なんとヴァイオレットは、ご主人様の言葉を実行しようと、美しく水面を飛んで水鳥のように舞います。
その姿に、愛娘を思い、一人の父親は涙を流すのです。
愛しいと・・
共に生きたかったと・・
本当に、ヴァイオレットという少女は何処までも純真で優しく、美しい心の少女なのでしょう・・・
自分の身を厭わずに・・
本当に彼女の美しさは容姿だけではないと・・
日に日に感じさせてくれる物語・・
そして・・・
ご主人様と分かれた後、彼女は実感するのです。
初めて人の心を自分が持っていることを・・
苦しみや悲しみという心があることに・・
そう、兵器として、多くの人の命を奪った自分が今こうして生きていることが許されるのかと・・
死は辛く悲しいものだということを・・
そして、とうとう知ってしまうのです・・・
人としての心を知らぬままなら、きっとこんなにも辛い思いはしなかったでしょう・・。
そう、人は誰かを愛して触れ合う喜びを知ると同時に、別れの悲しさを知っていく・・
それが人というもの・・・
生きる中で避けられない出来事・・
でも、その心を知らなければ人は人として生きては行けない・・
人の死を受け入れられるからこそ、人は人を愛し、大切にしたいと思えるのです・・
そうして、悲しみを乗り越えて強く生きてゆく・・
生きてゆかねばならないのです。
別に、今すぐ立ち直らなくてもいい、ゆっくりでもいいんです・・
愛情がふかければ深い程心の痛みも深いもの・・
目を真っ赤にはらして、声を荒げるヴァイオレット・・
けれど、その思いは声にならぬ程、言葉に出来ない悲しみへと・・
泣きながら、逃げるように走るヴァイオレットの道の先は何処へ辿りつくのか・・
次回がどんな展開になるか・・・
本当に、物語が進む度にヴァイオレットという少女にひきつけられていきますね♪
最終回では、どんな彼女に・・
そして、そこにいたるまで、どんな物語が紡がれるのか・・
次回が本当に待ち遠しい展開です♪

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