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魔法使いの嫁 二期 5~6話 [アニメ]

表面上だけじゃわからないのが、人の本質って奴で・・。
だからこそ、それに気づける人ってのは凄いと思うし、はたから見て魅力的に見える。
そう、チセという少女も・・・
凄く大人しいし消極的な子だけれども、真の強さを秘めている、決して弱い娘じゃない・・。
相手の言葉を素直に受け止めて、その上でちゃんと考えて・・
乱暴で横暴な同室のクラスメイトも、口ではなんだかんだいっても、ちょっぴりトロいチセの面倒もちゃんと見てくれたり、心配してくれている根は凄くイイ子でもあり・・。
そして、この学園の仕組み、元がわかりやすく語られていいな・・
こういう所が、ご都合っぽい物ではなく、きちんと考え作られているんだな・・なんて思わされながら・・。
その話の後、チャイムがなった後の食べ残しを、丁寧に、でもしっかり急いで一生懸命食べてる仕草に思わず癒されてしまいます(笑)
熱いスープを必死に生き吹きかけては、やけどしないように必死に飲み込む所とか、そういう、何気ないキャラの動きの丁寧な所から、チセというキャラクターを上手に演出されていて・・♪
同じ環境化による、活動、行動なのに、それぞれ違う所作なのがキャラのそれぞれの個性を描かれていて悪くない・・
なんてことも思わされつつ・・♪
チセのこと苦手だ、だから他の人間が彼女のことをどう思うとそれは関係ない・・
そう、チセの同室で不愛想な少女はいいながらも、チセを無視していく少年に意見をする彼女の言動が嫌いじゃない。
苦手な相手だからどんな扱いされててもいいというわけじゃなく・・・
又、そういう態度をとらないのが彼女の、本質のよさが出ている・・・
きっと、根が悪いのではなく、色々あって、ああなってしまったんだろうな・・・
そんな彼女の言動により、騒動が起こってしまう。
そう、目の前で変貌して、走り抜けていくスクールメイトの姿・・・
それを心配して追いかけるチセに、そんなチセの様子をほっておけずおいかける少年たち・・
そんな彼にあおられて、騒動の引き金となった少女もおいかけていく・・
本当、なんだかんだいって仲間意識が自然ととれているといいますか・・
彼女曰くお節介とか、お人よしとかいいますが・・
優しいお節介や、人のためになるお節介というのも事実存在しているわけで・・
そうしてたどり着いた庭園にて語られる少年の過去・・
特別な人間は、極端にいえば好かれるか嫌われるかのどちらか・・
チセにも、そんな彼の心情はわからなくもない。
彼女自身も特別であり、普通の人とは違う存在だから・・
だからといって、誰しもが、彼女そそんな風に見ているわけではなく・・
チセが気に入らないといって言いたいことをいってくれる人間に、彼女に好意を寄せてくれる友達だったり・・
傍にいてくれれるエリアスの存在・・・
そんな二人を心配してくれる人達に・・・
そして、そんな人達の中にも、器用な人と不器用な人がいて・・
言いたいことをいうあまり言葉が乱暴だけれど、決して悪気があっていっているわけじゃない・・
責めたいわかじゃない、ただ知りたいだけだったり・・
本当、人は一人じゃない・・
どんなに特別でも、自身を特別視することのない、理解し、好いて、受け入れてくれる人がいる・・。
そう、話してみなければわからないし、外の世界にいってみなければわからない
色んなタイプのキャラによる、色んな意見や価値観を聞かされるのですが・・
本当、何気ない言葉が的を得ているからこそ、不快感にとらわれずに物語を見れるのだろうな・・
そんな風に思わされつつ・・・。
この、契約の魔法凄くいいですね。
少しでも約束を破ったら、えらく怖いことになりそうですが・・(笑)
そして、ふとした言葉が一人の少女の心を苛める。
いったい、何があったというのだろう・・。
そんなことを思わされつつ。気になるのはエリアスとチセの関係・・
とうとう彼女は言葉で彼に問いかける。
自身を嫁にするなどといったエリアスの言動を・・
その言葉の先を彼女は少なからず機体している・・。
けれど、エリアスには自身の気持ちをどう言葉にしていいのか・・
出会ったばかりの頃ならば、その答えも簡単に応えられていただろうけれど、人の心を学び始めた彼にとって、それはもう応えじゃない・・。
そして、そんな複雑な心境を抱きつつ、関係を築いているのは何もチセとエリアスだけではなく・・
年ごろの娘が、血のつながらない年長者の男性の元で育てられ共にくらしてきて・・
そこには義理の親子関係以上の物を求めてしまうというのは、年ごろの娘ならば不自然なことではない。
それが明確な恋心ではないにしろ、尊敬、憧れ・・
守られているばかりじゃない、相手と肩を並べて歩きたい・・
そんな風に思えるようになった地点で、それは親子という情愛とは微妙に変化したものになる。
可愛い子供だといわれて嬉しくないはずもない・・・
けれど、それ以上に抱かされる心の葛藤・・
そういうものを考えてしまうのが、難しいお年頃・・
子供じゃいられない・・
けれど、大人としてはまだまだ未熟なのも承知していて・・・
何も知らないわけじゃない・・・
けれど、何もかも知れているわけじゃない・・
そういう意味では、チセとエリアスの関係は、ある意味対等なのかも・・
お互いにたりないものがあって、それを学び補いあっている・・
一方が成長しすぎている人と、一方がみしえじゅくどが高すぎると、価値観の激しいズレによる大きな溝ができてしまいますが・・
なんてことをふと思わされつつ・・
チセと彼女の関係・・
私も、友達とはどんなものか・・
なんてことを思わされたことがありますが・・
何も、友達って言葉に結びつけなくていいのかも・・
人にはそれぞれの価値観により同じ物でも違った言葉の表現がある・・
逆に同じ価値観ゆえに、同じ言葉の表現もできる・・
だからこそ大事なのは、互いがどういう関係であり、どんな気持ちで、どんな行動をしたか・・
それが全てなんだろうな・・
と・・
相手のこと考えて、考えるからこそ苦手なことを苦に思わず行動できて・・
それをなんというか・・
この作品の登場キャラの台詞って、細やかかつ、非常に説得力があって素敵だな~
と、思います♪
誰かの役に立ちたいという少女の思いと・・
役に立つとか関係なく守りたいという男性の思いのすれ違い・・
はたして、この二人の関係はどういうものになるのだろう・・
なんて思わされつつ・・
互いを思いあっているには違いないのに・・
切ないね・・。
チセとエリアスの関係は・・
先生と生徒であり、夫婦であり・・
どれに結びつければいいのだろう・・
お互いに思いあっていて、傍にいたいと思う思い・・
相談にのってきた彼女と彼の関係もそれに違いないのではあるのだろうけれど、決定的な違いは・・
対等というには、まだまだつり合いがとれていないのかな・・
という印象でしょうか・・。
そんな彼女の語りの後、二人きりで対話するエリアスとチセの関係・・
そう、初めてチセが誰かに何かを求めた瞬間かな・・
なんて思わされつつ・・
そんなエリアスからの言葉に、想定内すぎた回答だと答えてみせたチセ・・
そして、夫婦だから一緒にいるというものではなくて・・
夫婦だからといって仲がいいとは限りませんし・・
始まりよりも今・・
今、どうしていることが嬉しくて、幸せなのか・・・
そんな気持ちを、必死にエリアスに教えようとわたついてみせる彼女が可愛くもあり・・
そんな彼女と離れたくないといって彼女を抱きしめてみせるエリアス・・
これはもう、はたから、どうみても恋人同士にしかみえないのですが・・♪
そんな二人とは違い、もう一方の方は・・
選ばれたから、選びたいとかじゃない・・
どう思われているから、どうしたいじゃない・・
そこに気づけていないから、対等な関係になれていないのでは・・
なんて思わされつつ・・
謎の気になるシーンにて、待て次回~♪
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