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魔法使いの嫁 二期 4話 [アニメ]

霧に包まれた瞬間、目の前にあるのは・・
どこかで感じた、懐かしのあの風景と・・
そして、一人の女性・・
彼女はエリアスと深い関係にある人・・・。
チセと出会う前のエリアスを知る人物・・・
彼が何故今こうしているのか・・
今の彼がいるのか・・
彼にとってチセという存在はどんなものなのか・・
世間的にいうお嫁さんとお婿さんとは違う・・
だって、エリアスは本当の夫婦というものを知らない・・
家族であることには違いありませんが・・
親と子供でもない、兄妹でもない・・
けれど、彼にとって男女の関係なんて知らぬ所・・
人の温もりを知らず。それを求めて・・・
エリアスのふとした言葉が妙に心に溶け込んでいる・・。
人は沢山いて、皆同じなのに違いすぎて、どうすればいいかわからない・・・
誰を求めていきかわからなくなる・・
という言葉・・・
人の数だけ、個性や色んな人がいて、まったく同じという人は存在しない
似通った人はいるかもしれないけれど、それでも違う所がある・・
それが人・・
でも、エリアスは人じゃない・・
だから、自身が求める人がどういうものなのかわからない・・
人が何かに興味を持ったり、知りたいと思うのは、その対象物に対しての好意がある証拠・・
そうしてエリアスは少しづつ学んでいく・・
人の生き方をまねて・・
けれど、唯一まねすることができない・・
それは感情表現・・
心だけは誰かを見て、見よう見まねで覚えていけることではないから・・
けれど、チセに出会い、彼女をお嫁さんにすることで彼は心を学んでいく・・。
そう、彼にとってのお嫁さんとは、チセのような年ごろの女の子や、女性が抱くものとは確かに違っていたかもしれないけれど・・
けれど、それは少しだけ近しい物になっていっている気がする・・。
大切な物・・・
気遣い、心配する相手・・・
チセには大事な物を持っていない・・
けれど、彼女自身が大事に思っている物がないわけじゃなく・・
又、大事にしてくれる存在がいる・・
そういう人達がいるからこそ、自分以外の人の痛みに敏感で・・
だからこそ、その痛みを誰かに共有したいとは思えない・・・
痛みを知っているからこそ、痛みを知ってほしくない・・。
人は誰かに守られているものだろうけれど、やはり自分を守るのは自身でもあるから・・・
誰かを大事に思うのならば、自身も大事に出来ないとダメ・・
チセにとって、エリアスが自身をどう思うかよりも彼女自身が彼の傍いにたい・・
ただそれだけの理由であり・・
彼女は、彼女の気づかないままに、エリアスに色んな物を与え教えている・・。
笑ったり、怒ったり、嫉妬したり、楽しんだり・・
エリアスは、色んな感情を抱き始めていて・・。
エリアスと出会ったばかりの頃の彼には心はなかった・・
けれど、そんな彼と出会い今にいたることができたのは、目の前にいる女性の存在・・・
心を教えることはできなくとも、家を持ち、畑を耕し、綺麗に庭を育て・・
チセという存在に興味を抱いてくれたのも・・・
ふたりであえたのも・・
彼女との共同生活があったから・・
そして、チセは教えられる・・・
秘密と、事実と真実の扱い方・・
嘘をつかずに真実を隠し物事を上手く運んでいくのも人の生き方で・・
そんな中、多くの見える物、見えない物を見て感じ・・・
そうやって人は成長し学んでいく・・
本当、哲学的なことを教えてくれる作品です♪
そして、心理学的にも・・
本当に細やかな心の動きを描いてくれる・・
チセは彼の傍にいられればそれでいい・・・
なんていっていましたけれど。けれど、彼女もお年頃・・
心の奥底では彼が自身をどんな風に思い求めているのか、気にならないはずもなく・・
人として成長し始めたチセの、静かな、けれど確かな変化・・
エリアスとの関係性をきかれ、どう説明すればいいか頬を赤らめて必死に話そうとしている姿をみせられたりすると・・
本当にほほえましくも、二人の今後の展開が本当に地味に気になって仕方ない所~
どうやら、原作の方は、今回のシーズンの話にて連載は一時休止という形のようなので・・
首を長くして、連載再会をまたせて頂きたいです♪
本当に良作~
いやいや、神作品といってよいsカウ品だと思うので・・
今時、こんな丁寧で、しっかりした作りの作品そうそうないといいますか・・♪
大人が読んでも楽しめるアニメや漫画は本当に貴重な作品となりつつありつつ~
なんて思いながら、楽しみに5話を待とう!
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