SSブログ

るろうに剣心 令和&平成版比較感想 その2 [アニメ]

話数でいうと、平成版17~31話。
令和版2クール目から~最終回あたりの比較感想となるでしょうか。
やはり、無印版は凄く物語の流れがゆったりしているけれど、個人的には無駄な引き延ばしシーンではなく、悪くない間合いの伸ばし方・・・
そんな気がしますし・・・
令和版よりも平成版の方がキャラの心理が受け取りやすいというのが、素直な感想・・・。
そう、令和版が悪いというわけではないのですが・・
よくも悪くも悪事を働こうとしている存在が、異常にキテレツすぎて、どうしても毛嫌いしてしまう傾向があるんですよね・・
みているだけで気分が悪くなってく・・
その分、平成版はキャラの言動が、何処か丸みを帯びているわけではないのですが・・
悪い奴は悪い奴ですが、嫌悪感までいかないのは・・
多分、キャストの演じ方、キャラの言動の演出や、物語、台詞の運び方、演出の仕方等いったものが微妙に、何かが違うのでしょうね・・。
そう、令和版は悪党のキャラが濃すぎるんです・・・
悪い意味で・・・(苦笑)
その分、メインキャラの良さが際立ってはいるのは事実ですが・・(笑)
そして、やはり令和版に足りないのはキャラの心情・・
平成版は、メインキャラ達の心の心情や、原作に縛らずともイメージを崩さないギリギリのラインでの演出や物語構成が面白く・・
キャラの何気ない動作一つ一つが意味になり、言葉なくして表現してくれている・・
合間の話を本当に際立たせ、視聴者の心理をひきこませていくんですよね。
漫画を読む時と同じように、視聴者の気持ちの変化にちゃんと合わせて作ってくれている・・・。
剣心と斎藤の戦いのシーンも・・
平成版では、あっという間ですが、それでも音楽や作画の演出にて、決して鬼気迫る雰囲気にかけていたということもなく・・
剣心が人切から、流浪人に戻るときの間合い、同じ台詞をわざと繰り返すあたりがリアリティさを演出していたり・・
又、二人の戦いの合間も、ちゃんと薫の心情を細かく描いてくれいるからこそ、彼女の「誰かこの二人を止めて」の、涙のシーンも胸に響いたのが平成版の方で・・。
令和版は、ただ一人薫が泣き叫んでいるだけのように見えるのは、いきなり泣いて、いきなり叫んで・・
という作りだったからだろうか・・
そして、剣心が東京をさるまでの間の薫の剣心への想い・・
令和版は日めくりカレンダーを見つめるだけですが、平成版は剣心の姿を影で見つめながら日めくりカレンダーをめくる・・
その仕草だけで、剣心が去る蚊さらないかの日時を気にしている証拠・・
一日、一枚、一枚日めくりすることで、その日時が刻一刻と近づいていく・・
そのことへの、薫の心不安・・
恵の、決して剣心をいかせたりしないという台詞も、令和版では口だけで、実際にそれを行動にしてみせているのは平成版で・・
なんて、色々比較して思う所ですが・・
なんといいますか、かのお方の死にざまがあっけなかった・・
多分、令和版は登場シーンが少なすぎたせいなのでしょうね・・
なんでしょう、感慨深い思いにひたる暇もなく、あっけなく・・という印象が非常に強く・・
それより、宗次郎の声のイメージ~
恐れていたことが・・
そう、無印の平成版の日高さんの演技の高さの印象が強すぎる~~~~
それから・・
国の一番の指導者がいなくなり・・
その隙を逃さずやってくるであろう、見逃すわけにはいかない敵の存在・・
そのことと向き合う剣心のモノローグも令和版は、あっさりしすぎていて・・
やはり、TVの映像に合わせながらの心の変化を描いているのでしょうが、心情が微妙についていけないのですよ・・。
平成版は、橋の上で物思いにふける剣心の心の中には、色んな人の色んな言葉による回想シーンがあったからこそ、剣心は迷いながらも、薫との別れを決別を決心したんだな・・
そして、その別れ故の名残惜しさを・・
ただ一人、薫という少女一人だけには別れを告げておきたかった・・
そんな複雑な思いの表現を、しっかりと描いてくれており・・
てか、令和と平成版では、剣心の決心のきっかけも変わってきているように見えてしまう。
といいますか、変わっているような印象に見受ける。
令和版は、人切りとしての10年という年月の生きてきた道というよりも、薫達を巻き込みたくないという思いの強さ故の、今後のことが協調されており・・
平成版は、人切としての今までの生き方、流浪人としての生き方においての決意・・
それぞれ、色んな思いを背負っているであろう剣心の、背負うべきものに差異が出ている・・
人情と義務の差・・
とでもいうべきでしょうか・・
そんな印象の違いだったりもして・・
という感じにて・・
まあ、それでも、なんだかんだで。続きはどんな感じになるのかな~
なんて思いつつの、一期での5つ☆評価はこんな感じ~

☆☆☆  キャラ
☆☆☆☆ キャスト
☆☆☆☆☆作画、アクション
☆☆☆  恋愛過程
☆☆☆  絆
☆☆   感情移入
☆☆☆☆ シナリオ構成
☆☆☆  作画 演出(間合い)
☆☆   台詞 演出
☆☆☆☆ 完成度
☆☆☆  満足度

このような感じに~
微妙に厳しい状況ですが・・。
多分、キャストさんの演技は監督さんや演出家さん等のセンスによるものなので、キャストさん自身に問題があるとは言い切れないので・・
まあ、それでも二期は二期で楽しみにまたせて頂こうかと思います♪
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。