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るうに剣心 ノイタミ 17~18話 [アニメ]

この強欲男は、思っていたよりも器が小さかった・・
本当に強い人間は、己のために力を振るわないといいますが・・
己のためだけに振るう力など、相手を傷つける殺人剣、凶器でしかないのです。
しかも、己の力におぼれているいる物ならば尚更・・・
そう思うと、強さのみ・・
いや、強さしか持ち得ていない、この強欲な男は口先ばかりでカッコ悪い・・
だから、この男の剣術は剣心にはきかない・・
彼の剣術は、けして殺人剣ではない・・
そう、人の命の重みを知ってきた剣心にとっては、ただのかすり傷・・
凄腕の相手には、軽い傷を負わせるだけで深手の一つにならない。
この男の剣は、止めを刺す、人の命を奪う物ではない・・
又、その力を振るう際の立ち居振る舞いも・・
己の未熟さに気づけぬ内わの小ささも含めて・・・
そう、この男の剣技には重みがないのだ・・。
そうして、真に強い男とはどういうものか・・
殺人剣の重みとはどういうものか・・・
強欲な男は知ることとなる。
人の命を奪った数だけ、殺人剣は重みを重ねていくものなのだ・・。
それを知らぬ男の剣は、人を切れても命を奪うことはできないのだと・・。
こういう語りを入れてくれる作品も、当時の作品だからこそなのかな・・
なんて、ふと思います。
ライトノベルでは、なかなか、こういった語りは聞けない気がしますので・・。
そして、人が生きるというのは綺麗ごとだけでは生きていけない。
武士の魂だけでは家族を養えない・・
それを見定めることが出来なかったからこそ、うわべの強さに少年は騙されてしまったのだろう。
ようは、生きることの大変さを知らないから、物を見る目が養えていなかったといいますか・・。
そう、真実を知るためには、色んな物を見て感じて学ばなきゃいけない・・。
それは、経験の多い大人になれば得られるとは限らない。
子供の内だからこそ、経験できることも少なくない・・。
同じ武士の息子で、志があって、環境は違えど強くなりたいという思いは同じで・・
そこにこめられた思いの強さは、大人には気づけないものもあって・・
中途半端な慰めの言葉なんかよりも必要な物・・
少々荒々しく見えても、それが背中を押してくれる・・
それは、絆がある者同士ならではのやり方なのかな・・
そして、才能があるが故に才能を殺してしまうこともある。
努力して頑張るという志があるからこそ、才能って伸ばしていくことができるのではないだろうか・・
そんな風に思いつつ・・。
てか、左之助~
何、あの長身の男、まだ未成年だったのか~
なんてことを改めて思いつつ・・
で、そんな年齢でありながら、学問を学ぶでもなく仕事をするでもなく、ただ飯ぐらいしている・・
という所さえなければ、力もあり強くイイ男前で、気前もよく、器も大きく、なんだかんだで人もよく・・
イイ所も沢山あるのに~
惜しい男・・
でも、それが左之助といえば左之助というべきか・・
そして、出てくる昔懐かし?の言葉・・
春画・・
ぶっちゃけ、今でいう成人向けの~
という奴ですが・・
こういう単語って、今時の若い子は知っているのかな~
そして、大人で知っているのは常識なのかな~
なんて思いつつ、剣心の春画発言した時の薫の反応が、上品で可愛いくもあり・・。
今回のお話は、左之助の過去の話といいますか、過去知り合いとのお話ですが・・
本当、左之助のいうように、憎しみばかりに心とらわれ、人との交流を拒絶するあまり引きこもった状態になると怖い・・
視野の狭さに気づけない姿というのは・・
過去を振り返り引きずるのはいいですが、それらは現実を見据えた上で成り立つもの・・
それに気づかぬ、左之助の元戦友は哀れでなりません。
そして・・
無謀で無茶なことをしようとしている友人を諭すわけでもなく、見捨てることなく・・・
というのは、深い付き合いがあり、同じ思いを抱いていた時期もあったからこそ、付け焼刃の言葉・・
慰めや説得は通らない・・
そういうの、ちゃんと理解できてしまう男だからこそ・・
なんだか左之助の言動、考えが切なくなってしまう・・。
手のかかる友人を見捨てることなく・・
彼も又、剣心に負けず劣らず人が良くて・・
私にはまねの出来ない器の大きさに、頭が上がらなくなりそうです。
過去の因縁だって、いつまでも引きずるような器の小さな男ではなく・・・
本当に、左之助を友と思うのならば、この男も彼をまきこまないでやって欲しいな・・
剣心達を裏切らせるような行動させるなんて・・
と、気になる所にて、待て次回~
ですが・・。
それにしても、本当、未成年の頃は特に何も考えずに見ていましたが、大人になって、るろうに剣心という作品をみさせて頂くと、色々と思わされることが多い作品だな~
なんて思ったのでした~♪
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