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新機動戦記ガンダムW 48~49 最終回 [アニメ]

戦争とは、そんなに美しいものなのでしょうか・・
私には到底そうは思えないし、思うべきものではない・・
そう思うのは、戦う者ではないからかもしれない・・
けれど、戦士には戦士の思いがあるのかもしれない・・
だからといって、戦争を正当化させるべきではないと思うのです。
犠牲者を出すことで、その悲劇を知る。
そうすることでしか、本当に人は戦争の悲惨さを知ることはできないのでしょうか・・
でも、そうなのかもしれない・・
経験した人が、孫へと伝え聞かせる・・
そうして、戦争の経験のない物は年長者から学び、戦争の悲惨さを知る・・
それがなければ、確かに戦争の悲劇は薄れてしまう・・
薄れてしまうものですが・・
けれど、だからといって無暗に戦争をおこしていいかというと否・・
だって、皆が平和を望んでいる・・
戦争なんておこして欲しくないと・・
けれど、その平和の在り方が一致しなくて対立する・・
再び戦場に立とうとするヒイロを、りりーナは必死に止めようとするけれども・・
戦うもの達のそれぞれが胸に抱く決意は固い・・
トレーズトゼクスは、それぞれの国に被害を与えることがその結論であり・・
ヒイロは、そんな二人を倒すことでこの戦争を終わらせ、平和の象徴となるであろう、リリーナを生きながらえようとする。
それが、今ヒイロにできること・・
そして、今度こそ最後のリリーナとの約束を、彼は再び破ることになる。
戦いに行かせてくれと、今までにない優しい言葉でリリーナに語りかける。
かれど、覚悟して戦地に向かおうとしていることがわかるからこそ、リリーナは頑なに彼を止めようとする。
そんな彼女へと、ヒイロは俺を信じろと一言を残し、さろうとする間際に・・
こともあろうにさよならの言葉だけを残していく・・。
彼女は、いつでも彼の言葉を信じてきた。
今回も彼の言葉を信じて待つことを決めた瞬間に向けられた言葉が切なすぎる!
戦いって、本当に非常です。
愛する者を守るために、愛する者を失っていく。
残されたものはどうして生きればいい?
悲しき過去を背負っていたからこそ、ドロシーの戦争好きが始まってしまったのでしょう。
憎んでは尊き、父の死を蔑ろにしてしまうとでも感じたのでしょうか・・
憎むよりも、戦争を終わらせるために戦争を終わらせる・・
矛盾しているようで、それも又一つの結論。
けれど、本当に、それで戦争は永遠に終わるのか・・
違う・・
憎しみからは憎しみしか生まれない・・
尊き命が失うことで、戦争の悲しみを知ることはできるだろう・・
けれど、そこには、失った命に憎しみを抱き、新たな戦争がおこりかねない。
それを止めるにはどうすればよいか・・
戦争を起こそうとしている火種を止めること。
その上で人に完全平和を意識させること・・
ヒイロにとっての平和はその形であり・・
人々は、その戦いを知ることになる。
人の命を奪う、争いを止めるため戦い続ける哀れな戦士達・・。
人々が平和に胡坐をかいている中、見えぬ所でそんな争いが繰り広げられていることを・・。
レディ・アンは全世界に訴える・・。
その結果、それぞれの国が出した結論・・
完全平和なんて、そう簡単に手に入れられるものではあにだろう・・
なんて、当時、オタ友さんと話していたりもしましたが・・
そう、又いつか戦争が起こるかもしれない・・
けれど、人々が考え結論を出した和平交渉には意味のあることで・・
平和を願い、それを維持しようとする思いと行動なくして平和は手に入らないのだから・・・
そして、戦争を終わらせ、地球への落下物を大気園の高熱の中、やってみせたヒイロはまさにヒーロです・・♪
デュオの、この戦争を終わらせるのは、お嬢さんかそれとも・・
の言葉の結果ですね♪
そんなヒイロの、最後の任務完了は、今までの無感情な言葉ではなく、何処か満足げなような、安堵しているような声色に聞こえるのはきのせいではないのでしょう・・。
そうして、訪れた平和の中、リリーナはせわしなく外務次官として仕事をこなす中、飛行機の中ですれ違った作業員・・
リリーナの据わるであろう席に置かれたメッセージと、熊のぬいぐるみ・・・
それを見て、リリーナはあろうことか、そのメッセージを破って「今度はちゃんと手渡しなさい」と・・
まさに、言葉と行動で示してくれました~~~
手紙はいらないから、直接私に顔をみせにきなさい~
という意味でしょうか・・(笑)
このシーン、旦那と一緒に思わず笑っちゃったんですよね~
あの、パーティーの招待状破いた仕返しか~
なんて、一瞬思わなくもなく・・
だって、普通、人にもらった手紙をありがたく受けておいて、なかなか破る人はいないですよ~~(笑)
でも、その後、振り返ったヒイロの表情の優しい雰囲気がたまらなく好きで・・♪
この後の展開が地味に気になりすぎていましたら・・
OVAに、映画に~
と、なってくれて・・
やはり、今も昔も好きです♪
戦争や戦いにおいてのメッセージ性は、結構深かったな~
なんて、この年になって思わされます♪
あの頃には感じられなかったものが沢山あるな~
なんて思いつつ・・♪
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