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緋色の欠片 おもいいろの記憶 VITA 振り返り感想5 [ゲーム]

戦いが白熱していく・・
どちらかが生きるか死ぬか・・
その戦いの中で繰り広げられる、絶対的な生を望むものと、死への絶対的な渇望を抱くもの・・
両者、戦う意味はまったくの真逆で・・
同じ命を語っていても、響きがまったく違う。
人は・・
いや、生きとし生ける物、植物以外の動物は多くの犠牲の上で命をつないでいる
それは人だけではなく、野生の動物・・
そこには、弱肉強食の世界があり、それは確かなものだけれど、決して醜いものではない
生きることは素晴らしいこと、もちろん綺麗ごとだけでは生きていけないのでしょうが・・
だからこそ、人は命を尊む。
大なり、小なりの命を頂いて生かされていることを・・
それは、死の恐怖を味わい続けてきた真弘だからこそ、尚更強く感じられるものなのかもしれない。
自分の未来には、約束されたしがある。
それはけして遠い未来ではないもの・・
人が生きる中、自然に与えられたものではなく、強制的に与えられた定め・・
その定めに立ち向かうように真弘を力を振るい、戦い続ける。
そう、彼にとっての敵は目の前の相手じゃない。
彼が抱える定め・・
それを断ち切るのは決して容易なことではない。
心の覚悟も必要だし、その方法だって簡単にはみつからない・・
かれど、だからといって、簡単にあきらめきれることはできない・・。
口ではなんといおうと、心の内ではさまよっている・・
生きたい・・
そして、そんな彼を愛おしく思う少女にとっても、生きていいて欲しい相手・・
だから、どんなに遠回りでも、可能性が低くても、最後の最後まであきらめない
それが、人の本当の強さ・・。
そう、一人では無理かもしれないけれど、二人一緒なら・・
それぞれの戦い、なすべきこと・・
二人で決めた覚悟は、運命を受け入れることではない・・・
運命に逆らって生きる覚悟・・・
何があっても怖くない・・
何があっても、二人一緒ならばなんとなかなる・・
そんな不思議な自信と共にみなぎる力・・
強い意志にひかれてか、球妃の力も強力なものとなる。
先代玉依姫と向き合える程の強さ・・
彼女は一人じゃない・・
そう、先輩だけではない、彼女の内に秘めた力・・
彼女の成長と共に成長する使い魔のおーちゃんが・・
残念ながら。可愛いおーちゃんの台詞は幾度となく聞かされることなく、文字表示だけ~というのが残念ではありますが・・
移植の際に入れて欲しかったな~
なんて思いつつ・・
封印の内容は、琢磨の時とはまったく違う物語構成・・
それもそのはず、どんなに行動や価値観が似ていても、彼ら二人は最終的に抱えている物が違うわけで・・
死ぬためではない、生きるための戦い・・
という部分は、琢磨ルートより、ある意味協調された感じですね。
これが、二人力あわせてのやり遂げた結果・・
強大な力を封印するのではなく・・
破壊する・・・。
一人の命を犠牲にするのではなく、二人の命を持っての覚悟・・
きっと、一人この世を去ってしまわねばならなかったのならば、球妃の心の中の恐怖心は消えてはいなかっただろう・・
でも、一人じゃないから・・
これで最後を遂げてしまうかもしれないけれど、けれどそれは球妃一人でもなければ、真弘先輩一人ではない・・
だから後悔も恐怖もない・・
そう、思わされていた矢先の軌跡の出来事・・
そして迎えたハッピーED~
て、真弘と球妃、手に手をとってのラストの戦いは本当にカッコよかった~♪
そして、倒した敵・・
結構、敵であるロゴスも、色々、それぞれに悲しい出来事といいますか、辛い過去や現実を抱えていて憎めないキャラが多いんですよね~
それが又いいかな・・
という感じにて、バッド&悲恋EDは~
悲恋ED・・
腐女子さんはよくいうけれど、悲しいEDあるゲームは苦手だと・・
何で苦手なのか、いまだによくわかりませんが・・
なんとなく・・
主人公=自分
に、置き換えているからでしょうか~
私は逆に好きなんですけれどね。
だって、主人公は悪魔で第三者で自分ではない。
自分と似た価値観を持った、自分とは違う存在・・
そういう認識、共感しつつも、二次元の世界の物語の一つとして見ているので・・
そう、ハッピーEDでの二人の何気ない会話が・・
その決断が少しでもズレていれば、こうなっていたであろう結末・・
何もかも全て上手くいくなんて、二次元の世界の中でしかなかなかないだろうけれど、それを、あえて二次元で表現させることにより、その作品の物語にリアリティが増してきていいな~と・・
そして、ヒーローはカッコ良いだけじゃない、弱さもあって・・
決断に後悔はないけれど、目の前に死があることへの恐怖がないかと言われれば、人ならば持っていて当たり前で・・
一人じゃないから怖くない・・
けれど、自分一人の犠牲でよかったのに・・
そんな切なさを抱きつつ・・
そうして世界の永遠の平和がおとずれる・・
人じれず忘れ去られていく二人の最後・・・
そう、ある一人の人物を除いては・・
と、終章まで、ちゃんと物語を作ってくれていたことに改めて感動させられた~
という所もあり・・
バッドEDの方は・・
相手を思うがあまり、自身を犠牲にしようとする行動が導き出される悲しい結果・・
だって、相手はそんな結末望んでいない・・・
それゆえに、望まぬ結末を迎えてしまう・・。
てか、おばあさん容赦なく怖い~
なんて感じにて、バッドED回収完了にて、次のキャラ攻略にいきます!
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