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若草物語 ナンとジョー先生 15~18話 [アニメ]

勿論、心を開いてそれで何もかもうまくいく~
というわけでもなく・・
素直になりたくてもなれない・・
今までずっと一人で去勢をはって生きてきたのだから・・
それでも、小さな問題を起これば自分達でちゃんと解決していって、皆で支えあっていくようになる・・・
けれど、仲が良くなれば良くなったで問題が生じてくる・・。
この、新しく仲間に入った少年は、いわゆる悪ガキ大将・・とでもいうべきか・・
子供達の中で、年長者であるにも関わらず、学校での務めや教えをサボっては遊び呆けてはイタズラをしてみせる・・
そんな彼の言動を面白がってはマネしはじめる、チビっこ達・・
生き物はイタズラするのではなく、大事にしてあげるもの・・
それを遊びの道具にするなんて、言語道断・・
その結果、とんでもない騒動を起こしてしまうわけですが・・
なまじ、年長者らしく、色んなことを知っていて色んなことができてしまうからこそ、タチが悪い。
そんな彼を慕ってしまう幼い子達も、怒られるのが嫌なら、最初からもう少し考えて行動すればいいのに・・
そう思わずにはいられない・・。
そんな子供達へと叱ろうと、喉元まででかかった所をすんでのところで飲み込んだ先生。
本当に怒りたいときって、声にならないんですよね・・。
泣きたいときだってそう、本当に悲しいと涙が出てこないものです・・。
多少なりとも信頼が生まれ始めたから。上手くいき始めたからこそ・・
言葉でいってきかせることができないのならば、どうやって交流を深めればいいのか・・
決して、この少年は他人の痛みや、命の重みを理解していないわけがない・・。
自分よりも強い物には乱暴かもしれない・・
けれど、自分よりも弱い者には至極優しい・・
私個人としては、自分よりも立場や、力の弱い物をいたぶる人間の方が余程酷いと思う・・
そんな彼だからこそ、ちゃんと向き合って話せばいい・・
彼のいう大人は最低な人間ばかりじゃない、彼のことを信頼し、信頼していいるからこそ怒り注意し・・
そして、いたわってくれる・・
それが本当の大人の愛情というものではないでしょうか・・♪
父親は厳しく、母親は深い愛情にて・・
そんな二人の大人と、年下の子供達に囲まれ、慕われて、年長者の青年も、すっかり落ち着いた頼りがいのある少年に・・♪
このまま、何事もなく時が過ぎてくれればよいものですが・・
彼の表情はどこか頑なで・・
そんな彼との距離が、どうしても縮まらない。
子供達同士では、すっかりうちとけあった感じではありますが・・。
彼の本音を聞き出せるのは、同世代の子供達・・
特に、すぎる程にまっすぐな主人公、ナンの存在・・。
彼は今の暮らしが嫌いなわけではない、ただ規則や約束事・・
そういう縛りが苦手な一匹オオカミ・・。
どうしても、昔のなじみで悪いことを、冒険をしてしまう・・。
大人の目を盗んで、悪知恵を働かせて・・
酒、煙草、ポーカー、徹夜・・
けれど、子供達は徹夜する程、夜になれているわけでもなく・・
子供は眠る時間・・。
て、こらこら~
タバコの火をテーブルで消す奴がいますか~~(汗)
そして、その日の後始末がとんでもない事態をおこします。
子供達の考えのない行動は恐ろしい。
そして、その字体にいち早く気づいたのは・・
ごめんなさい程度では許されることではない。
人の命に係わりかねない事態に・・
事情を知らない子供達は、命をはって勇気ある行動をしたとたたえる物もいるでしょうけれど・・
そうじゃない・・
あんなに約束したのに・・
二度と問題を起こさないと、大人の期待を一身に受けていたのに・・
本当に愚かな子です・・・。
連帯責任というべきでしょうが、こういうことは問題をおこしたメンバーの中において、年長者が責任をとるべきで・・
そのための年長者がいる・・・
自分よりも年下の面倒を見るという立場と役目がある・・。
一度くらいの失敗なら誰だってある・・
大事なのは、二度と同じ失敗は繰り返さない
大人の約束を守る。
もめごとを繰り返さない・・
この二つは、そんな難しいことではない・・。
真面目に人生生きていれば、そこまで同じ過ちは繰り返さないと思うんですよね。
日々の日常の中、意識するかしないか・・
我慢できるか、できないか・・
そのために人間には理性という知性があって・・
けれど・・
こういう事態になって初めて、彼は大人達の本気の思いを知る・・。
許し、甘やかすだけが子供のためになることじゃない・・。
厳しくしつけて、それでも愛情を持って接して・・・
初めて大人が彼に見せた悲しみの涙・・
そして、それを初めて知った、彼の心の涙・・
人間、取返しのつかない失敗をしなきゃ学べないわけじゃない・・
そこに行くまでに学び、気づけるかどうかは、その人の人生の生き方・・
最も、取返しつかない失敗をしたからこそ、学物もあるかもしれませんが、それはゼロからのスタート・・
何もかもなくした上での一からの再出発ってのは、なかなか難しいし、誰にでもできるわけではないでしょうから・・
私の場合はどうなんでしょう・・
まあ、得たものもあれば、失った物も確かにありますけれどね・・
過去よりも今・・
今よりも明日・・
過去の自分があって、今があり、そして未来があり・・
どんな辛いことだって、先のことを考えてこそ・・
又、それをフォローするのも大人の役目でもあり・・
本当、母親に甘やかされているから、この子はこんなにも肥満で、甘えん坊で、根性がたりなくて、泣き虫なのでは・・
なんて思わされます。
因みに、私は人前で泣いたことなんて全然ない~
とまではいいませんが・・
親の前で一度だけ・・
旦那の前では一度だけ・・
友達の前では、泣きそうになったことが一度だけ・・
て、これは多いのか少ないのか、どうなんでしょう・・・(笑)
でも、少なくと、辛いことからむやみやたら逃げず、自分なりに考えるなり、考えるの放棄しながらも途中で弱音はかずに生きてきたつもりです♪
そういう教育を施しているこの学園は、本当に素晴らしいと思いますし、現代社会において一番必要な教育ではないのでしょうか・・
なんて思わされます♪
こういうの見て思います。
甘やかされず育てられてよかったな・・
と・・
甘やかされて育っていたら、きっと私は今ここにいないだろうな~
なんて・・・
親は子供を守る存在ですが・・
その、守り方や、守り方を間違えると、苦労するのは子供が大人になった時・・
頑張るべき時に頑張れないことこそ、本人にとって辛いことはないでしょうから・・
どうしても、生きていれば辛いことだってりますからね・・
なんて、思わされたお話でした~♪

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