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PSYCHO-PASS サイコパス 再編集版 9話 [アニメ]

暴動は終おさまり・・
一人の執行官の姿が消え・・
それを逃亡扱いされたことに、納得なんていかない仲間達・・
そうして、結局は追い詰める所までいったと思ったけれど・・
結局、安全、完璧な社会なんてない・・
ないから警察がいて、国という組織がいる・・
けれど、その組織の在り方が間違っていたとしたら・・
彼らの存在が、市民の命を手ごまにしているとしたら・・
といえば大げさかもしれないけれど・・
手の内で転がし、知らずに転がされている市民たち・・
それに対して何の疑問も持たず、持てない中で安心しきった顔で過ごす人々達・・
見て見ぬふりをするのは簡単で、楽なこと・・
それを人は知っていて・・・
そんな人は不器用なように見えて器用なのでしょうか・・
自身が追うべき責任から逃げるという選択肢を少なくとも選べる・・
生死をかけて生きる野生の動物たちとは違う、人間らしい利己的な生き方ともいえるのでしょうか・・
そして、何処までもたどり着けない・・
復讐という名の決着・・
そのためだけに追い続け、ようやく捕まえることができたのに・・
裁くべき人間を裁くことができない・・
上層部のいいなりにしかならない飼い犬・・
なんとも哀れな宜野座君の姿・・
朱に対して、あれだけ強気で対応していられた彼はどこへいったのか・・
己の意志とはそぐわぬ上からの命令の葛藤・・
そして、明かされる上司の真実・・
あの姿・・
そして彼女の本当の名・・
というより、本当の姿、存在・・
というべきでしょうか・・
そんな中、姿を消した仲間を探す朱達・・
その真実をつきとめるために・・
シビラの真実・・
あってはならない真実、人々に決して知らされてはいけない・・
それを知ってしまった犯罪者が選んだ決断は・・
彼は、どこまでいっても人青する。
高見の見物はしても、創造主になりたいわけではない・・
己の手の内で予想外な行動をとってくれる人間を見つめ、観察することを求めるような男だ・・
自分の想い通りに動くだけの駒など、きっと望んでいない・・
だから、彼は狡噛という男に興味を持つし、無意識の執着する・・。
彼らは離れていても、意思疎通が通じてしまっている・・
追うものと終われるものでありながら・・
いや、だからこそ・・
でしょうか・・
そして、そんな抱える葛藤も・・
そう、狡噛の今の心の内を一番近く理解しあえるのは朱という存在なのかもしれない・・
勿論、悔しさや憤りは、皆同じ物ですが・・
彼がすがるように朱に、獲物を追い詰めて捕まえたと思ったら、横やりをいれられて・
そんな、どうしようもない憤りを朱へと熱く語る狡噛と・・
それを聞いて、素直に悔しいといいながらも、けれど、狡噛の意見全てを受け止められず、まっとうな正義を貫こうとする朱・・。
今の在り方を受け入れ、けれど過去の在り方を思い模索する・・
なんでもかんでも、シビラシステムにすがりきった世の中では、彼女の求める正しき刑事としての在り方を全うする生き方は、到底難しく・・。
余りにも長くかかる、犯人への制裁・・
それが狡噛には耐えられない・・。
そう、今の彼には、警察の犬ではなく警察官でありたいといっていた彼の生き方は、もはや遠い過去の物となっているのか・・
そして・・
宜野座君の方は・・
彼は彼なりに葛藤し、苦悩し、考えている・・。
彼なりの刑事としての正義感・・
上層部との意見のすれ違い・・
何が正しく間違いなのか、彼にはわからないし・・
そもそも存在しないのかもしれない・・
臨機応変に世の中生きていくのが利口な生き方か・・
いいように扱われて、転がされて・・
役に立つ厄介な人減よりも、役に立たない便利な人減になる・・
そう、今回の安形は、宜野座監視官には荷が重すぎる・・
彼はよくも悪くも執行官なのだ・・
感よりも、合理的主義・・・
そんな彼が、予想外にも大胆な行動に出る・・
けれど、そんな彼の覚悟も簡単に打ち砕かれる・・。
上層部の裏をかくには、まだまだ彼は青いということなのか・・
そうして、彼は決断を迫られる・・
そう、頭が良いだけに・・
そして、そんな彼を恐ろしい程の起点により、朱ちゃんがフォローをする・・。
そう、この子は本当に強くなった・・
流れに流されない、強い意志は元々もっていたけれど・・
どんどんタフに、強くなっていく・・
これからも、もっともっと強くタフになっていく・・
そういってみせる狡噛のうれしげな表情がなんともいえなくて・・♪
そんな彼がとった行動が又切なく・・
彼女だけに残した手紙・・
彼と彼女は、結局は求める道が違った・・
同じ道を歩いていけると思ったけれど、やはり二人のやり方は正反対であり・・
彼は彼女の信念を認め、変わらずそのまま生き続けろと・・
彼女の元でわずかに働けたことが嬉しかったと残した言葉・・
そして、そんな彼に、涙を零しながら、一言だけバカ・・といってみせるシーンがたまらなく好きすぎて・・
本当に、この二人の上司と部下以上、恋人未満ともいえるような関係がたまらなく、なんともいえない・・
恋愛シーンは一切なく、ないからこその、甘ったるい男女の関係では縛られない、もっと深い所でつながっていそうな二人の距離感が好きすぎます!
男女の中を超えた絆・・みたいなものが二人にはあります♪
そして、ここからラストに向けて~
後2話で完結です!
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