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PSYCHO-PASS サイコパス 再編集版 3話  [アニメ]

人が不必要な力を得てしまったえばどうなるか・・
どんなに善良な人間でも、自身の求めぬ力を与えられてしまった時・・
弱者が強者となってしまった時・・
悪意を知らぬが故に、少し怖い気がします。
そして、それはネットの世界でより強く出る傾向が少なからずあり・・・
顔を見せぬまま、もう一人の自分を創造し作り上げた世界・・。
そこで人はどうやっていきるのか・・
今の時代、嫌なことを頑張って子供に工夫するのではなく、少しでも子供に学んでもらえるようにと楽しく負担のないように努めさせる日本という社会・・
はたして、そんな社会に未来はあるのだろうか・・
今はいい・・
嫌なことも、大人が勝手に楽しませてくれる勉学スタイル・・
けれどそこに、子供自身で考え苦労しなががら得るという経験値はないに等しく・・
将来的に自身から求め、努力するということを身に着けられるのかどうか・・・
勉強って、できないことを、したくないことを自ら考え作っていくのも学びといいますか、一番必要な教育なのでは・・
なんて、思います。
今は学力を上げるための教育を施していますが、基本的な考えるという学びができなければ学力向上も意味のないものになっていく・・。
そう、くだらないことで切れて人を殴っては、最悪人命を奪ったり・・
他人に不快感を与える行い、嫌がらせを通り越した営業妨害な行動面をして楽しんだり、自分さえよければいいと他者への迷惑を試みず写真撮影をしたり・・
自分で、頑張って物を考えるということが出来ない人達は、知らずに法律上裁かれても致し方ない行動をしているといってもよく・・
楽しい勉強だからやる・・
楽しくない勉学方法はやらない・・
そこには、努力が忍耐力というものもなく、自身の好きなことだけをしていればいい・・
己だけの価値観・・
それが、どれほど恐ろしいことかの認識も持てない人達・・。
そんな教育方針のまま、つき進めば、将来苦労するのは今の子供達なのではないでしょうか。
辛いことを乗り越える経験がなければ、きっと小さなことで何度も挫折を繰り返して道をはずしてしまうのではないか・・
なんて、ある犯罪者の何気ない的を得た言葉でふと思うのです。
それは、ネットの世界で作り上げられる偽装のお友達関係・・。
喧嘩すれば、通信を遮断してそこで終わり・・。
リアルな友達関係ではなかなかできないこと。
友達と呼べる相手ならば、リアルではちゃんと電話なり直接面と向かって仲直りをして元に戻る・・
それができてこそ、本当の友達だと思うし・・
アバターで仮の姿でうわべだけの会話をしている世界を描かれているシーンを見る度に思います。
当時、この作品のような世界観なんてありえるのかな~
なんて思っていましたが、この10年近くの時の流れの中、ある意味近づいてきてしまったのかもしれない・・
ネットでの友達作り、IT機能、ネット犯罪・・
そういった物事が非常に関連されていて、もしかすれば、遠い未来のの世界観を描いているのかもしれない・・
どんどん、当時ではありえなかった世界観が、徐々に近づいてきているような気がしていて、少し怖いです。
勿論、昭和初期の時代だって、下らない理由で家族喧嘩による親殺しや、学校内での生徒達の集団による暴走、増える不良達・・
シートベルト、ヘルメットなしで運転による事故ではなく戦死といえる程の死亡例に・・
と、今では信じられない世界もあったようですが・・
私の子供、若い時代は、そういう事柄が重視され、法律による秩序を作られ少なくとも、今よりは安心してくらせていた時期・・
良い意味での古き良き時代が形成されつつあった時期なのかな・・・と、思います。
社会的秩序、人情を重んじられていた世界・・
勿論、そこからはみ出している人達も少なくはなかったでしょうが・・
大人から子供達への教育、不必要に与えられない玩具、不必要な贅沢をさせない・・。
そう、ゲームがなければ、友達と対話して遊んだり、外の遊戯で遊んだり・・
その時に怪我したり~ていうのも、当時はしょっちゅうで・・
それが、今の時代では当たり前じゃなくなってきて・・
まあ、子供ってそういう無茶苦茶な遊び方を経験するものといいますか、主に男子なのでしょうが・・
そういう理由で色んな遊具が世の中から消えっていったんだな~
危ないから、使い方を考えなきゃいけないという教育ではなくよりも、危ないから使わないという方針の方が楽であり、又それが当たり前になっていく世の中はどうなのだろう・・
なんて、とある情報番組と照らし合わせつつ、そんなことを思います♪
今の私がこの作品を見ていると、今生きている令和世代と、自分の生きてきた平成の時代と、自分の知らない昭和の時代・・
そんなものを見比べてしまうといいますか・・。
なので、朱の持つネットが当たり前の世界剣価値観に関して、理解しつつ共感しながらも、息をして汗をかいて食事をするのはこの体であり、ネットの世界ではないという年長者の意見もある。
そう、ネットは今の世の中欠かせないものですが、ネットだけが世界の全てじゃない・・
それが私の価値観かな・・
そして、ネットは調理器具やメモ用紙のようなもの、日常にかかせないもので、いい悪いじゃない、そこにあるから使う・・
という朱の説明にも又ひどく納得させられたりもして・・
又、年長者の言葉・・
人は生きていくというのは、一人でなんでもしていくわけではない・・
色んな人と協力しあって大きなものを成し遂げる・・
それが人の生きる社会性であり、ネットツールにはそれがあるのか・・
勿論、ネット上で色々会話して、共有はできるけれど・・
それははたして、きちんと社会性を強化してとげているものになるのか・・
ネットは、誰もいなくても一人でできてしまう。
例えば、一方的にしゃべるだけのことだってできる。
目の前に相手がいなくても成立してしまえる世界。
目の前にあるから使う・・
それは間違いではないけれど、そこから何か生み出されるか・・・
上手く活用しようと使えば、可能かもしれない・・・
けれど、そうしなくても可能なのがネットの世界・・。
相手のことを考えなくても発言できてしまうのが、ネットという道具・・
あくまで、道具の一つであり、絶対的な存在となってはダメなんじゃないかな。
まあ、加減がいい~てことで、手元にない物を購入するのに通販を利用したり、オタ友を作ったり、普段語り合いきれない思いのたけを語りたい・・
そんな感じでネットを使ったりしますが、あくまで手段。
車で移動して帰るものは、リアルで購入する。
友達はネット友達とは別に、リアルに作りたいし、家族の会話だって目の前にいるときは面と向かって会話する。
上司への退職届だって、面と向かっていうのが無理なら電話という手段であり、一方的なやり方はしない。
一方的なやり方は、返って怖いといいますか・・
て、きっと、私のような価値観の人間はこの完全犯罪を犯してしまう彼からはどう見えるのでしょう。
直接自分で手を下すのではない、都合の良いペットを見つけていい餌を撒くだけまいて傍観者をきめこんで様子をうかがう・・
そんなターゲットになるのでしょうか・・・。
ネット上で自分ではない、他人になりすまして犯罪行為犯し続ける犯罪者・・。
そんな現状を見て、自身が彼女にかかわろうとしたが故に巻きこんで被害者にしてしまった・・
と、自身の責任だと嘆きますが・・
そんな彼女へと狡噛の言葉が何気に胸に響く・・。
彼は彼女の行いを一つ一つあげながら、彼女を説き伏せていきます。
お前は、彼女をおとりにしたわけでも、敵に売ったわけでも、協力を強制したわけでもない。
彼女の言葉を受け入れ協力してもらっただけ。
そこに責任があるとすれば、朱一人の問題ではなく今回の事件が起こる前に犯人を捕まえられなかった自分たち全員の責任となる・・。
そう、彼女のいう責任は責任ではなく・・。
それでも自身をとがめるのならば、今自身がやるべき、目の前のことに打ち込めと・・。
優しさにかばうのではなく、彼の言葉は事実以外のものではなく・・
そして、今回の事件の出来事に関しても・・
アイドルの本音=本人のキャラクター像ではない。
むしろこの犯罪者は、ファンの一人であるがゆえにファンが求める理想のアイドルを演じることができる・・。
そうして、犯罪を続けていき・・・
その軌跡を辿りながら、実行犯へと狡噛の鋭い推察がおいつめていく。
その洞察力は半端なく、ただの、妄想だの刑事の勘だのあてにならないものを否定する宜野座管理感さえ舌を巻いてしまうもの・・♪
決してこの人も無能なわかじゃないんですよね。
ただ、直観より、道理を重視しているだけで・・
それには、それだけの理由がある。
彼の今の生き方は経験による過ち。
そう、結局も彼も愚者の道をたどっていた。だから経験ではなく歴史から学べと彼は彼女に冒頭でいっていた。
経験による結果は確かなものがある
けれど同時に、失ってしまうものもある。
そう、二度と取り戻せないような経験をしてしまえば・・
そんなことを語りながら、実行犯をどうにかこうにか捕まえた後、監視官同士で語り合いますが・・
けれど、事件はそれで終わりではなかった・・。
そう、もう用無しだと思われた瞬間、彼犯罪半としての終わりがくる。
何者にもなれるもののいきつくさきは、何者でもない無。
そこには個性がない・・
それも又、今のネット社会における現状でしょうか・・。
誰もが個性というものではなく、他者との共有だけを求めている。
私個人は、共有を求めるのは悪くないし良いことだけれど、それだけに満足するのはもったいない
そこで個性を見失ってしまっては元も子もないのでは・・と、思うのです・・
楽しむのはいい、でも、どうせ楽しむなら、それより上を見てほしいな・・
なんて思うのです。
結果だけを求めるのではなく、そこにいきつく過程も大事にしてほしい・・
でないと、その楽しみはその場しのぎのだけの物になってしまうのが残念・・
と・・
多分、今時のタイパスを求める若い世代の人達には、サイコパスのような作品の良さは、ついつい見落とされてしまいそうですが・・
だって、この作品は、プロローグと結果だけを見ても全然面白くない・・
そこにいきつくまでの過程を楽しんでこその良作品だと思うので・・
なぜ、そんなに生き急ぐかな~
今の若い子は・・
時間なんて山のようにあるのに、そんなに周りにせっつかれなくても・・
自身の中にある能力を伸ばしたりとか、個性を磨いたりとか大事な者が流行以外にも、もっと沢山ありそうなのにな~
なんて思いつつ・・
物語は、新たなターゲットによる、新たな犯罪へと移っていきます・・。
閉ざされた社会・・。
汚された世の中を知ることなく淑女として育てられる少女達による、狭い視野の中で・・。
そして、同時に語られる狡噛信也の過去・・。
過去の犯罪による謎の被害・・
それによる、今の彼の立場と生き方・・
彼の求める行く先は、決して幸福な道ではない・・
けれど、彼は決められた道に従い歩く押し付けられた幸せなどではなく・・
そんな彼が導き出す推理は、過去の犯罪へと結びつけていく・・
それを理解できるのは、彼だけ・・・
失った同僚の無念をはらす、それだけのために彼は生きる・・
そして再び起こった悲劇・・。
芸術作品というには、あまりにもリアルで君が悪く・・。
てか、そんな気味悪い物に近づくなよ、一般人~
といいますか、それが何か理解した瞬間、この業者の人はきっと・・
その恐ろしい美術品を作ったのは美しい微笑を浮かべる少女と・・・
というわけで~
なんだか、本編について語るというよりは、作品を通して社会的倫理や価値観について語らってしまいましたが~
いえ、そうなってしまうということは、それだけ奥深い作品である~
ということで・・。
今後おこる事件は、どんどん過激化していきます。
ないがおこるか・・
それは、主人公である朱自身にふりかかる・・・
そう、彼女の中に眠る何かが・・
という感じにて、又次の感想まで~♪
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