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暁のヨナ 37巻 [漫画]

暁のヨナ 37巻
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ヨナがどんどん大きな存在になっていきます。
超よ花より何も知らずに育てられた無知だった彼女の面影はない。
少しでも世の中を素人、目に届く人達を助けていたヨナ達だけれど、決して彼女は戦を望むわけじゃない。
ただ、見て見ぬふりをするなんて無責任なことはしてこなかっただけ・・
けれど、彼女の置かれた立場では、そんなことをいっていられない・・
今更、公に示されたことを、なかったことになど民達にいえるへずもなく、又、目の前で苦しんでいる幼馴染を見捨てることも出来ない・・。
そんな彼女の傍にいくため、ハクは戦場をかけているのですが、こちらも又戦場にてその力量を見せる度に・・
身分を隠して、雑用担当、下っ端兵士だとなのり続けては、目の前の敵を軽々となぎ倒していくハク君の姿が・・・(笑)
男は余裕、言葉よりも体で示せ・・
というのが私の基本的な認識なのですが・・・
それをハク君は、もの凄く体現してくれています♪
そして、そんな、雑用、下っ端の新米兵士に1部隊を壊滅させられるという現状に、敵側のうろたえぶりが面白くもあり・・(笑)
けれど、どんなに強くとも人の体には限界がある。
一人だけが強くても、その他大勢が弱く、立ち向かう敵の数が再現ないとなれば・・
誰もが彼のように強いわけじゃない。
力だけでなく心の強さに関しても・・
勝ち目のない戦に、それでも戦場へと迎えるのは余程、先陣きって戦う戦士に信頼をおいているか・・
戦う覚悟のあるものか・・
守りたいものがあるか・・
ハクには守るべきものが沢山あるんですよね・・。
国を守りたい、仲間を守りたい、愛しい女を守りたい・・
そうやって、一人傷だらけになりながら戦い続ける・・
ヨナはヨナで戦っている。
ハクのように戦場をかる戦いではなく、己自身との戦い・・
この戦をどうすればとまられるか・・
彼女の知識、経験を生かして・・
国王であるスォンと対等にわたりあい、戦術を見出す姿は・・
本当に物語の方向性が広くなっていき、面白い展開になっていきます♪
そして、ハクと仲間の絆の深まりも・・
守るばかりが絆じゃない・・。
共に戦いたいと心から願う物の心を踏みにじるようなことはしない・・。
相手の意見や思いを感じ取るのも絆の証・・♪
人にはそれぞれの役目がありますからね。
先頭をきって戦場をかけるもの・・
そんな傷ついた兵士の手当をするもの・・
戦火の先を見通して兵士を動かしていくもの・・
そう思うと、ハクは一人で戦っているように見えますが、そうじゃない・・
彼の後ろで、仲間はそれぞれに、今出来ることをしようと戦っている。
傷だらけになって、死にそうな傷を負って・・
それでも諦めない・・
そんな視線に、遅まきながらに心動かされる物もいて・・
そう、それぞれの戦いが、それぞれに成り立ってこそ初めて一つになる。
そうして、初めて国の攻防はなりたつのではないでしょうか・・
けれど、現実はあまりにも無常で・・
ハク君が~~~!
どこまで運命は二人をひきさくのでしょう!
例え今は傍にいられなくとも、それぞれの場所で共に戦って平和が訪れれば、いつかは・・
そんな思いで彼女は政に携わる覚悟を決めたのだろう。
命を落としてしまえばそれで終わりなのだから・・
と、泣き叫ぶヨナちゃん。
不安がる仲間の前では凛と、強く立ち居ふるまっていたけど・・
という感じにて、気になる所で、待て次巻!
本当に、毎回毎回読者をあきさせないみずほ先生に感謝です♪
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