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緋色の欠片 4~7話 [アニメ]

この作品、元々が乙女ゲーであるにも関わらず、戦闘による仲間仲間同士の絆を深めていく
というテイストがあるが故に、アニメ版はそのあたりをイイ具合に押して作ってくれていおり~
なかなかに華やいだアクションがカッコイイ
そして、そのカッコよさというのは、男性が求める圧倒的な強さではなく、ボロボロになりながらも葛藤する姿・・
そう、圧倒的な力の強さを持っているのは、主人公側ではなく、敵側の方・・
最初こそ、油断したから負けたけれど、本気を出せばこんなやつら・・・
そう思って押し始めたと思いきや・・・
敵側、ロゴス達にとっては、守護者達の力など赤子同然のようなもので・・
その力の差はあまりにも大きく・・
そんな傷つく彼らの姿などみたくなく、けれど、どうすることも出来ず、泣き叫ぶヒロイン球妃の姿がなんとも切なく・・・
そう、最初は自分が玉依姫として目覚め鬼切丸の封印を行えば、彼らを守護者としての呪縛から解き放ってあげることができる・・・
なんて思っていた彼女でしたが・・
貴方では玉依姫としては役不足もいい所だ・・
と、きっぱりとお祖母様にいわれて、改めて落ち込んでしまう球妃。
けれど、そんな彼女を優しく見守ってくれる守護者達。
最初からなんでも出来るなんて、完璧な物を求めちゃいない
世界を救うなんて大きいものを、いきなり背負い込まされて、そんな重みを一人で背負うな・・
と・・
それぞれの言葉で、彼女の背中を押してくれます♪
そんな彼らの態度は、彼女が真剣に彼らのことを思い、頑張ろうとしている誠意を少なからず感じてくれているから・・。
そして、そんな言葉に励まされるように、彼女は又頑張ります。
少しでも玉依姫として目覚められるように・・
て、その頑張り方というか、仕草がゲーム版のときより、妙に可愛いんですよね♪
本人的には凄く必死なんだろうけれど、なんだか頑張り方が無邪気で、アニメならではの演出といいますか、妙な愛らしさを感じさせられて・・(笑)
彼女の肩にのってる、おーちゃんも可愛い♪
そして、再び危機が迫ります。
そう、彼女らが守るべき宝具が・・
けれど、今回は戦いではなく、一対一での対話・・
命は助けてやるから宝具を渡せ・・と・・
けれど、そんなことに屈するわけにはいかない。
自分は、まだまだ未熟だけれど、自分のおかれた立場はわかっているつもりだと。
世界を危険にするわけにはいかないし、命乞いのために貴方たちに従う義理もないし、その言葉をうのみにするわけにはいかない。
自分を命がけで守ってくれた人達に応えるためにも・・
と、いってみせる姿は、非力ながらに、立派に玉依姫として立ち居振る舞い・・
そんな彼女の姿を目のあたりにされ、拓磨と真尋先輩の彼女に対する印象、好感度が又一つ上がったような感じで・・♪
という感じですが・・・
地味にこの作品、密に感じるのは、キャラの何気ない動きが酷く丁寧だということ・・・。
敵側にぶっ飛ばされて、地に伏せるまでのキャラの動きが、凄くリアルに重力という物を感じさせてくれる演出というか、作画は地味に感動です♪
後、球妃のお昼食べる仕草・・
ちゃんとお皿の変わりに、手を受け皿にしながらお箸を運ぼうとしている仕草とか、神社めぐりが好きな所だったり、場の空気を読んでかけよるのをやめ、畳の上に正座して対応したり、何気にお祖母さんに教育施されているんだな~
なんて思われるシーンが、地味に好きです♪
美鈴ちゃんが襖を閉じる所も、あれ、ちゃんと作法を知っている人だからこその動きだ・・
と、思うと・・
こういう、さりげない部分の作画って、本当に大事だな・・
と、思いつつ・・
球妃による提案として、会話による和平交渉を試みた結果・・
その考えの甘さと、自身の無力さを痛感することになります。
そう、完膚なき、見事なまでの敗北・・
彼らに傷一つ負わせることなく、あまつさえ、守護者である彼らは球妃のとっさの行動により助けられることになる。
守るべき者に命乞いにと、守るべき宝具を差し出す彼女を止めるすべもなく、見つめることしか出来なかった守護者達・・。
大丈夫だ、お前は俺たちが守ってやる・・
そう、いっていたからこそ、複雑な心境になる守護者達・・
特に、拓磨と真尋においては・・
多分、球妃を守るという意識、彼女に対する思い入れは、他の守護者のものよりも、若干強めであると同時に、負けん気の強さが人一倍・・
それは、弱さをみせたくないがゆえの想いで・・
だから、球妃の、必死で守ってくれたじゃない・・
の言葉も、あれは守ったんじゃない、見逃されたんだ・・
の台詞が非常に耳に残ると同時に、彼らの本音がそこに凝縮されているな・・と・・・
で、その後の言葉、俺たちは玉依姫の道具であればいい。だから、お前はこれ以上お俺たちの心に踏み込むな・・
という台詞も、これ以上みっともない所をみせたくない・・
の一言なのでしょう。
そして、そんな彼らの言葉に対し、球妃の姿勢が又良い♪
そこまで言わなくてもいいんじゃないか・・
といえる程の言葉に、自身の力不足のせいで皆の足をひっぱったんだ・・。
自分の力が足りないから、自分の思いは皆の邪魔になる・・
そう、悲しむと同時に、それでも彼らのことを道具になんて思えない・・
だからこそ、今の自分に出来ることは何か・・
と、落ち込みながらも、ちゃんと前向きに考え、まず自分達に足りない物と、出来ることを考えて行動し始める
という所が、本当に大好きです♪
なんだかんだでこの子、人となりは凄くいいんですよね。
ただ、玉依姫としては知らないことが多すぎて・・
だからこそ、そこをまず改善できる弱点として・・
守護者達の協力を得ながらも頑張っていく~
姿がね・・
なんだかんだで根性があるんです。
そして、凄く優しい・・
て、人として、持つべき所、完璧じゃないですか~
という感じで、今回の感想はこんな感じで~♪
タグ:緋色の欠片
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