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虫かぶり姫 5巻 [漫画]

虫かぶり姫 5巻
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巻数が重なるごとに、主人公、エリアーナはどんどん逞しくもお転婆姫になっていきます(笑)
王子がいなくなって、しおらしい生活をしているのかと思いきや・・
彼がいなくても、自分の身に降りかかる危機は自身で振り払う・・
ふいをついて相手をひるませ、遠慮なく力一杯に留めをさす~
と、男の股間を思い切り蹴り上げる~
と、最早いいところの令嬢様ではなくなっております(笑)
しかも、無意識に武器として手にしていた分厚い本・・
彼女の攻撃により、ボロボロに痛んだ本を見て・・
股間を抑えて蹲る男への第一声・・
自分の身でもなければ、まして相手の身でもなく、心配するのは痛んだ古びた本一冊・・(笑)
心配するのはそこですか、エリアーナ嬢~(笑)
しかも、本を傷めたのは相手のせいではなく自身の行動・・
言いがかりになっているの気がついていないという・・(笑)
そんな彼女なので、以外に一人での行動が多いといいますか、狭いながらによく動くといいますか・・
幽霊やお化けのような類に怯えることもなければ、普通のご令嬢・・
王子の婚約者にあるまじき立ち居振る舞いの彼女ですが・・
そんな普通の少女、貴族の娘でもないからこそ、彼女を慕い、守ろうとしてくれる日立がいる。
王子の婚約者らしく立ち居ふるまえといいながら、守ろうとするものがあれば、貴方は貴方らしくいればいい、僕たちが王子の御心のままお蕎麦にいるから・・
そういって守ろうとしてくれる者もいれば・・。
例え傍にいなくても、遠くでエリーの心をいつくしんでくれる王子のお心があって・・
それは、彼の精一杯の思い・・
彼女を思い、傍にいて欲しいと望んだからこそ、結果的に彼女を自身の問題にて危険な目にまきこんでしまった・・
自分と結ばれることがなければ、平穏な日々を過ごしていたかもしれない・・
それを奪ってでも・・・
と、腹黒王子の一面が・・・(笑)
そんな中・・
元々、容姿は華憐で美少女といっても良いエリー・・
王子と思いを通じ合った結果、綺麗でありながらも人形のような無表情ゆえに、何処か敬遠されがちだった彼女ですが・・
乙女心を知った故の、男心をくすぐる柔らかな乙女な表情に・・
何時の間にか・・
すっかり男共のハートをがっつりつかんでは、密かに人気を集めているという・・(笑)
この、見た目のかr年差と、中身のギャップがたまらない少女・・(笑)
そして、他人の危機には敏感なのに、自身に対しての危機感には鈍感・・(笑)
それゆえに、自分の身の立場をもう少し考えろといさめてくれる大人の存在も彼女には必要で・・
彼女をチヤホヤするキャラ達でばかりでないのが、この作品に面白みに、魅力が増していく
と、思える所なのでしょうね・・
彼女を好いているキャラもいれば、嫉妬に狂う者もいるし、王子の婚約者として下心に利用しようと近づいてくる者も・・
その対比が、物語にリアリティと、良いバランスを保ってくれており・・
それゆえ、彼女とちゃんと向き合えば自身の考えは思い込みだったと、和解してくれる者も出てきて・・
気がつけば、少しづつ彼女の力となる存在が増えていく・・
王子の婚約者としての聡明さも、気高さもなければ、寧ろドジでお転婆で・・
そして、酷く素直な少女・・
一見、どこにでもいる、普通の少女だけれど・・
それだけじゃない・・
強い意思と理想がある
それは、時に間違いもすれば人から反感をかうこともある。
そういうときは、ちゃんと間違いを正してくれる人もいるし・・
誰にでも万事受けされるような強い意思や志なんてない。
今の日本に凄くいえること。
我々民の反感が怖くて、責任を負うのが嫌で逃げてばかりの口ばかりの国会とは違う・・
彼女は、彼女なりの強い意思があり、それを通す凛とした姿がある
失敗すれば、どうすればいいのかを考え・・
行う前から失敗を恐れて尻尾を巻いてばかりの菅総理よりも、ずっとリーダーとしての資質はあると思います
でなければ、彼女を守り、支持してくれる人達はいない。
そんな彼女の目の前に、ようやくあのお方が・・♪
5巻は彼がいなく、甘いシーンは粗省かれ、リーナの奮闘劇~でしたので、二人の甘いシーンが久々に・・
ということで、待て、6巻~~
やはり、糖分というのは適度な量でこそ、甘さが引き立つ~~
この作品は、それを、まさに体現してくれている~
エリー自身、王子と心が通じあったとはいえ、四六時中甘々な雰囲気でなく。妙にシュールで活動t系で、受け身なヒロインんではないからこそ・・・
なんだろうな・・
なんて思います♪

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