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虫かぶり姫 2~4巻 [漫画]

虫かぶり姫 2~4巻
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1巻にて、作品の虜にになり、気が付けば新品にて全巻をまとめ購入~(笑)
この作品、恋愛が成熟してはい終わり~ではなく政~等いった話があり、二人だけの世界に留めていないのがお気に入りな所
主人公への登場キャラの接し方も、三者三様・・
彼女のことを綺麗だと称える物もいれば、影の薄い娘だというものもいる・・
そんな中、自分へとかけられた疑いの無実を、なんだかんだで半分は自力で解決したような、ヒロインエリアーナ。
そして、それをきっかけに殿下への乙女心を芽生えさせては、積極的すぎる彼のアプローチに可愛らしくも恥じらい続ける彼女ですが・・
そんなおり、語られた殿下との婚約においてのある条件・・
そして、二人の過去の出会い・・
気が付けば書物よりも殿下のことを好いている自分・・
少し前の彼女からは想像もつかなかったことで・・
それでも、変わらない所は変わらない・・
良いムードでも、急に素面な台詞や突っ込みを入れてくるのは相変わらずで・・・(笑)
これは書物にしか向き合ってこなかったゆえの、空気の読めない彼女ゆえ・・でしょうか・・・(笑)
知識だけは書物の虜な彼女なだけあって、豊富だし、子供の頃から本に対する信仰心といっても良い程の彼女の言動は、立派ともいえるもの・・・(笑)
今の若い子は何でも安く、簡単に欲しい物が手に入る、いやなことを我慢して育ませるということが出来ない子達・・
嫌なことも楽しめれば出来る・・・
けれど、その楽しめる方法とは、自力ではなく物に頼ってゆえの他力包含・・
そんな、なんでも簡単に入手できる時代ゆえに、物や、努力することの価値を理解できない子が多いですが(多分、そういう人達がコロナをばらまくんだろうな。平気で隣県に遊びにいって、迷惑も顧みずコロナばら撒きにいくんだろうな)・・
けれど、彼女はそうじゃない・・
書物は知識の宝・・
全てにおける書物がそう・・とはいいがたいですが・・
自分の知らない知識を教えてくれるものでもあるし・・
ネット上での情報なんてあやふやで、読むだだけではその場しのぎに役に立つだけのレベルであって、けして、自身の知識になどなりはしない
知識とは自分の物にできた物のみをいいます
他人の言葉を受け売りにしただけでは、それは知識などとは呼べない・・
と、今の若い子にいいたい。
本に限ることではありません、全ての物は何でも大事にしなきゃいけないもの・・。
そういう認識が、今の若い子に持てないのも、ネット依存症の一つ、なのだろうと思います・・。
エリアーナには、それらがちゃんとわかっていて・・
そんな幼い頃から今も昔も変わらぬ彼女の姿を、なお愛しいといってみせる殿下・・
エリアーナの家名とは関係なく彼女だけを求めるまっすぐな心・・
時を過ごせば過ごす程に、その独占欲は増していき、そんな彼に戸惑いつつも、エリアーナなりに素直な自分を見せようと頑張ってみたりする姿も又愛おしく・・
同時に、人としての気高さ・・
人を見下すような行いは好まず、寧ろそんな扱いをされても自身の誇りを持って生きる生き方が立派だと・・
目に映るものだけが全てではないこと・・
そういうことを理解している彼女だkらこそ、読者としても共感を得られやすい・・♪
純粋で。人に不慣れなゆえに不器用な所もあり・・
たまに失敗もしてしまいますが・・
それも勉強の一つといいますか・・・♪
心が豊かになれば成程、彼女の発想転換も豊かになっていくような気がします。
新しい物の取入れは利になってこそ、害はない・・
という彼女の言葉が至極好きで・・
今の日本の国会の年寄どもに爪の垢を飲ませて差し上げたいです♪
しかし、柔軟すぎて、時にはとんでもない発想行動をしてしまうのが又彼女らしくもありますが・・・(笑)
乙女心が斜めにいってしまうといいますか・・(笑)
そんな感じのエリアーナゆえに、歴史ある王室の人間にはない発案を政に持ち掛けたりもするのですが・・
ぱっと見は、物凄く正論であり、最もらしいものでもありましたが・・
結局は、彼女にとって世界の情勢というものは書物の中の知識でしかない・・
正しいこといっているようでも、時と場合によってそれらは異なってくる・・・。
一方には利益はあっても、もう一方にとっては今まであった利益を失う・・・
そんな過程になってしまったが故の出来事・・
戦争は確かに良いものではない・・
そこから生み出すのは悲しみや憎しみの連鎖、失うものばかり・・
だからといって武器もない丸腰の常態では、いざというときの守備がなくなってしまう・・
そんな事実があることを、外の世界を知らない彼女には知るよしもなかったわけで・・
やはり、物事ってのは、外と中、両方から見てみなければわからないものは少なくない・・
ということなのでしょう・・・
世の中、綺麗ごとではわたっていけない・・
ということを、こうして彼女は学ぶことになるのですが・・
そんなさ中、彼女に近寄る異国の謎の男・・
そして、彼女の元を公務という理由で離れていった殿下の方も、何やら不穏な動きが・・
という展開の2~4巻の感想です~♪
いや~面白いですね♪
エリアーナの繊細な心の変化・・
殿下へと心傾いてゆく過程と共に彼女におかれている環境の変化が、非常んい細やかに描かれていて気持ち良いです(笑)
読めば読むほど続きが気になってくる・・
最近のライトノベルも、ものによっては侮れないですね♪
そういえば、旦那が、コミカライズって、小説と違って巻数凄いよな~
やっぱ、丁寧に書いているか、いないかによって変わるのかな~
という感想?がありましたが・・
ぶっちゃけ、どんなに雑に回ても、小説よりも漫画の方がページ数増えちゃうのは仕方ないよ・・。
だって、文章は、こんなに小さい文字で表現できますが、どんなに頑張っても小説1P分を漫画の1Pには、絶対、納められませんって・・
だって、台詞や行動一つにしても、使う紙面の量のスペース違いすぎる・・
これって、漫画や小説書いたことのない人には、理解できないのかな~~
なんて、ふと思いつつ~
5巻の感想は、又おいおい~♪
ではでは・・
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