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十鬼の絆 プレイ感想1 [ゲーム]



個人的に、ビジュアルは好みではありませんが、凄くリアリティがあるというか、現実を厳しくも冷静に見て捉えている雰囲気は嫌いじゃない・・。
人間、情熱や努力だけではどうにもならない、社会という物を知ってこそ、努力も身になるそれを悟っている聡い方・・
といいますか・・
手厳しい言葉の中にも、決して主人公を蔑ろにしているのではなく、買っているからこそ、あえて厳しい言葉・・。
それは頭領としての器でもあり、年頃の女性としてでもあり・・
同時に、秦は、男を知らない無垢な少女をからかって遊ぶのが楽しいようで、はたから見ると突拍子もない行動ですが、以外とわかりやすい行動ともとれる言動が、以外に面白くもあり・・・(笑)
この娘の恋愛対象の基準も、世間知らずだとっこまでくるのか・・
けど、それはそれで面白いと感じられるのは、元々、とっても努力家さんだからなのでしょう・・
そして、そんな彼女だからこそ秦の前で取るべき行いは、あくまで冷静沈着、感情に流されないように・・・
この男は、相手を素直に誉めず、嫌みの中で遠回しに誉めてくるといいますか・・
でも、彼のいうことはおおまか間違いではなく的を得ていて、私個人としては不快に思わない所か、むしろ好ましい(笑)
はっきりとした物言いではない分、ちゃんと自分の頭を使う時間を与えてくれていますし・・・
そんな印象を抱きつつ・・
それはそうと、なんとなく、どうでもよいことなのかもしれませんが・・(笑)
このキャラの雰囲気、銀魂の彼と凄く被ります・・
声が同し日野さんだし、しゃべり方の雰囲気とか立ち居振る舞いとか・・
なんて思いながら秦と共に行動をし、話を進めていくと、また一つ、二つ・・と、大小様々な疑念が生まれてくる・・
目をつぶるべき出来事と、眼をそらすべきではない出来事・・
まだまだ、未熟な彼女には、その真意など理解できないけれど、秦という男は口にせずとも全てを見通しているような・・
彼はどこまで物事を見すえ、考えているのか・・
彼自身で考え行動するのはきっと彼にとっては当たり前で、だからこそ、彼女にもそれを求める・・
他人に頼るのではなく、自身で頭を使わなければ脳は退化していくという言葉は、本当、私と物の考え方が恐ろしい程にがっちしていることに驚かされつつそれゆえに、彼のひねくれた物言いの心理が理解できなくもない・・(笑)
きっと、はなから無能だと思うのならば最初から彼女に興味を持たなかっただろうし、いちいち諭すような言葉も向けはしないのではないかな・・と、思いますし・・
私だったら、どんなに注意し、教えても学ぼうとしない人間は見切りつけなきゃ、どうしようもないでと思いますよ。
やる気のない人間に時間をさくくらいならば、自分磨きのために時間をついやしたい♪
仏の顔も三度まで・・て奴でしょうかね♪
そんな彼の教えの通り、ほんの少しづつではありますが、彼女は彼女なりに考え、学んでいく・・・
勿論、その少しづつの成果に対し、わかりやすい誉め言葉なんて彼はくれず、その言葉はどこまでも遠回しで分かりにくいのも良い所ですが・・(笑)
でも、正しい答えを出した場合は、素直にヒントはくれたりもしますし・・
相手を認めたり、本気でお気に入りの存在になったり・・てのは、ふとしたきっかけ・・・
それらは、言葉で表現するよりも、その後の相手との接し方で変化していく・・
そう、彼は最初こそ彼女を頭領としてはおぼつかない、心許すにはまだまだ・・
そう、思っていたはずの彼の行動が、わかりやすく変化する・・。
今まで彼女のことを一度たりとも名前で呼んでいなかった・・というのと・・
可愛い子程虐めたりからかいたくなるタイプらしい彼の行動・・・(笑)
年若いがゆえにおぼつかない印象は変わらないものの、根っこはいい所が沢山あるというのですから、その先がどうなるかなんて、本当今後の生き方次第という彼の言葉が酷く好きです
長所を生かすも殺すも本人次第
というか、貶されても怒ることもなく、いつでも素直に受け取れるのは、羨ましいですね。
それは、この主人公が、厳しくも大切に、大切に育てられてきた証なのでしょう・・。
人の命を奪う戦の愚かしさは知っていても、その愚かしい行為をしてしまう人間の心理は推し量れない・・
その上で命の尊さを、敵味方関係なく重んじ苦しむ姿見ると、確かに頭領として一番大事な部分を備えているんだな・・
なんて思っている間に・・
人でありながら鬼の頭領と互角に戦える謎の集団に、眠ったままの鬼の姫が目覚めない理由・・
その一抹がかい間見え始めてきますが・・・
なんだか、薄桜鬼と、良い意味でですが、華鬼の設定等が色々入り混じっている展開になりながらも・・
恋とは程遠いながらも、彼女を異性として、からかい半分、どこまで本気かわからぬ言動に振り回されているうちに、人間の政に巻き込まれていく現状に苦悩する主人公、雪奈・・・・
同じ立場の物であっても、それぞれに思う意思や言動が必ずしも一致するとは限らない。
最初は皆一段となり、掟を守りやってきたけれど、人の世の戦乱がそれを許さず、やがて、ひっそりと片隅で暗い死ていた鬼の世界にまで影響を及ぼし始める・・
決して望はしない過去の悲劇が、直ぐそこに・・・
そんな中でも、そんな中だからこそ、彼女は諦めない・・
バラバラになりつつある彼らの存在をひきとめようとした行動は・・
秦を頭領として尊敬する‥それ以上の何かを、彼女の心に芽生えさせてしまうきっかけとなる・・
けれど、その思いは、人の世の戦乱へとまきこまれていく彼女としては、あまりにも重くのしかかってしまう感情となりつつあるのかもしれず・・。
従来、仲間である鬼達が、明日は敵か味方か・・そんなことに思案をめぐらせねばいけなくなりつつある状況の中・・
それまでは、努力はしつつも、何処か他人に答えを無意識に求めていた主人公も、ここにきて明確に変化していく・・
不安をすぐに口にするのは頭領となるべき資格はないこと・・
又、不安ばかりに気を囚われているのも頭領としては役不足・・
どんな思いを抱えようとも、それを表に出さず、又不安ではなく解決策を見出し皆をひっぱっていくのが頭領としての姿ということを学んでいく。
人の戦に鬼は関係ないはじのこと・・
なのに、何故人は鬼の力を頼るのか・・
人は自らを醜い生き物と理解していても、生きるためには戦わなければいけないということ・・
人って矛盾を抱いたまま生きている生き物ですからね。
まだ鬼の頭領としては若く世間を知らぬ娘には、理性と心が相反することもあり・・
そんな彼女だからこそ得られた結果というものがある・・・
それは、族の秘密だけではなく、誰かに信頼されたい、そして、そのために自身が抱えるべき行動と思いに必要なもの・・
結局は相手の顔色ばかりでなく、自身の持つ意見を、間違ってるとか正しい関係なく意思を持っていえること・・・
そう、今の総理、菅総理に一番足りないこと・・
書類上の紙を読むだけじゃ、人の心には自身の思いなんて伝わらない・・・
そんなもので政治が動かせるのらば、人じゃなく人形がしても変わり映えがないのですよ。
相手の目を見て語ることこそ、心を語れるし、対等に話し合える姿勢というものでもあり・・
そもそも、強い眼差しがなければ信念など押し通すとなんて出来ない・・
そして、例えその身を犠牲にしてでも守るべき物のために貫き通す姿勢こそ、得られる信頼「・・
と、主人公雪奈の姿と、コロナ活動にてなあなあ状態の巣が総理とを見比べて、思わず感じてしまうといいますか・・
そうして、ようやく、ここにきて初めて彼の信頼を雪奈は得ることができたのです♪
同時に、彼に対する無自覚な思いも猶更募っていく・・・
頼りにされるのはだれでもいいわけでもないし、頭領としての決断の裏に彼の傍にいたいという密な思いが・・
そんな彼女に、何時ものようなからかい口調・・・
今までの彼女ならば彼の意図する意味すら感じられず、気づけなかった自分の思い、物事に対する明確な変化・・・
男女の蜜への意識・・・
今までは抱きしめられることの意味に気を囚われることなど、持たなかったはずの娘が・・
けれど、彼女はこの出来事にかかわるには余りにも役不足。
心は成長出来ても、腕がまだまだ伴わない、その結果、望むべき答えを・・
望結果へと導くことができなかった・・
そして、共に歩むことが許されなくなってしまったけれども、離れてみて改めてしる・・というもは、人となりの心を持つ者ならば、鬼も人も関係ない・・。
いなくなって初めて、相手のことをどれだけ思っていたか、改めて気づかされるのは・・
いるはずの存在がいない虚無感と、激しいまでの嫉妬・・
そんな彼の気持ちなど知らず、彼を思い、彼の身を案じ・・
掟を破ること、初めてその無垢な手を血に染める覚悟を取ることになる・・
そうして、命の重みを背負う苦しさにたえ、最後までなんとかたっていた彼女へと向ける彼の言葉と言動は・・
多分、オトメゲーでありながら、初めてのラブシーンという奴ですか・・(笑)
だからこそ、その後の展開が悲しく・・
その現実を目の当たりにしてのハッピーEDは・・・
泣きたい心と葛藤しつつも、厳しい現実を受け入れ立ち向かおうとする雪奈・・
そして、そんな彼女だからこそ愛しくてたまらないと、抱きよせる秦の姿・・
強いってのは、腕がたつだけじゃない、心の強さがあってこそ・・
そして、その心の決断の結果は・・・
なんでしょう、努力、絆、成長による勝利
と、なんだか少年漫画を見ているような、カッコ良い展開でありながら、少年漫画にはない美麗イラストがたまらなく素敵で・・♪
というか、一度彼女のことを受け入れてからの秦さんの雪奈へのラブラブっぷりが半端なく・・(笑)
無事ハッピーED!
そして他のED//
まずは悲恋EDは・・
姫のお告げ通りの結果へと何もかもが鳴っていき、残りの鬼達の行方も分からず途方にくれていたけれど、矢賀て彼女は彼に託された思いを思い出し・・
という、立派な独り立ち・・
という感じでしょうか・・。
そして、バッドEDの一つは、全てを失った悲しみ故に残った大切な物を二度と無くさないため・・
二度とこんな悲劇を繰り返さないためにと、心強く生きていこうとする強かな姿勢の雪奈・・
という感じで・・
終わり方は、何気に悲恋かバッドEDの方が地味に好きかな~
という感じです。
ハッピーEDは、ちと幸せすぎるというか・・・
でも、物語の過程には非常に大満足!
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