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暁のヨナ 32巻 [漫画]

暁のヨナ 32巻♪
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改めて、新しい展開になってきたな・・
という印象と同時に、どんどんヨナちゃんが仲間を守るために達観しすぎていて、少女らしい表情がどんどん薄くなっていき・・
なんだか、痛々しくなってくるのは気のせいでしょうか?
大人の女性というより、上に立つものとしての冷静さと威厳さが非常に強くて、それはそれでカッコイイし、そういうヨナちゃんも凄く好きなのですが・・
皆がヨナのために必死で動いてはいるもの、彼女は身動き一つ出来ない彼女の今の立場では、言葉にすることもできず、仲間を思い心配げな視線を向けたかと思えば・・・
ハクの言動を見つめる、大人のようであって、あどけなさもある、魂の抜けたような・・言葉に表現しがたいヨナの表情・・。
怒りは勿論、悲しみとも喜びとも、無表情ともいえない虚無感に近いような雰囲気で、その瞳から、感情を言葉で表現するのが難しい?
そんな彼女が少女らしき表情を見せるのは、一人きりのときだけ・・。
そんな彼女を思い、怒りにまかせて暴れたい思いを必死にこらえるハクの思い・・。
彼女を思い大人しくしていれば彼女の安全は守られるだろう・・
けれど、そんな大人しくしているのはハクの症にはあわないし・・
ようやく自分の女になった姫さんを、このまま簡単に手放すハクでもない・・・♪
その結論が又カッコよすぎて惚れ直しました・・♪
彼女の護衛の任から剥奪されたのならば、再びその場まで一からスタートして駆け上ってやるとか・
どれだけ男前なんでしょ~~
こういう考え方の男性って、モロ好み!
どんな遠回りであろうと、可能性をつかむためならば、地をはってでも・・・
て奴でしょうか♪
それを、女を思っての行動ならば、女の身としては青更嬉しいですね♪
はたからみれば、何考えてんだ~~
と、敵味方関係なく突っ込み入れられるのは勿論ですけれど・・♪
そうして、周りの一平兵から浮きつつも、なんだかんだで溶け込んでいくハク(笑)?
荷物は混んで風圧で人一人飛ばす勢いの素振りして・・・
食器片づけては、再び素振りして・・
雑用の合間に、一平兵の先輩方と手合わせしては、全員軽くあしらっちゃうし・・(笑)
そんな彼を、遠い存在で手に届きもしない存在だけれど、なんとなくこの人の強さに憧れていた・・
と、地に倒れ伏ししながらもハクへとそんな思いをよせる兵たち・・・
そう、なんとなく、この人の強さに憧れていた・・・
という表現が良いです。
近くて遠い存在に強い憧れを抱いたり、手を伸ばせば届きそうな存在に羨望したり・・
手がまったくとどかないが故に強い憧れを抱いていた・・
とか、そういう表現ならば、よくありますが、この兵士達の言葉のニュアンスが非常に好きです♪
強く憧れるには、遠い存在すぎて・・
自分達と違いすぎて・・・
それでも、心のどこかで憧れている・・・
それって、それだけ、距離感があるにも関わらず、影響を与えてしまえるだけの存在・・・て、ことになるのではないでしょうか?
近くにいれば誰だって影響は受けやすいものですし・・♪
そんなハクの彼らへの一言が又好きです・・♪
武器を扱ったことのない娘が、毎日訓練して、かなりの使い手になったりもする・
それは、誰に教えをこうとかではなく、誰よりも強くあろうと必死だったからだ・・・。
その一言で、彼ら兵士の心を再びわし掴みにしてしまうハクが又素敵で・・♪
たまに見せる虚無感、そして憎しみのこもった瞳・・
彼が感情をあらわにするのって、当たり前だけれど、イル陛下に関することが多いようで・・
そんな彼は、ある男から真実をつきつけられ、改めて気づくこと・・
それは同日に、スォンと彼・・
二人の見ていた景色は、既に違っていたのかもしれない・・
復習という思いを抱いていたスウォンと、そんなことをみじんも思っていなかったハクと、どうすれば同じ目線で生きられるのか・・
そして、同時に、ハクが思うように、イル陛下が本当に命を奪うことの出来る人間だったのか・・
それが真実なのか・・
という問いかけ・・
全ては、スォン目線では語られていない・・。
ハクはそれを、この目で見たわけでもないのですから・・。
そして・・
ここで予想外な展開に・・・
スウォン自身の身に起こっていること・・
そして、そんな彼の身を知ってしまうヨナ・・
誰にも知られてはいけなかった事実・・
憎くて苦しいくらいなのに・・
彼女には帰るべきがあって、傍にいたい人は他にいるはずなのに・・
女って奴は、本当、男程単純ではないといいますか・・。
傍にいきたいのに、傍にいけない。
愛する人は他にいるのに・・
けれど、その思いだけじゃどうすることも出来ない・・・
自身では身動きとれないなら、その時は自分が君の足になろう・・
と、折角、カッコよく表れた救世主の手を振りほどいてしまう・・・(涙)
気持ちはわかるけれど、わかるからこそもどかしいし、何故だヨナ~~
嘘はいわなくていい、本当はハクの元に行きたいんだろ?
と、優しく微笑みかけるジェハを追い返すとか・・
身の危険を顧みてやってきた彼を追い返すとか~!
と、理性と心が凄く相反して、なんともいえないもどかしい・・・
本当に、今後、暁のヨナ、どうなっていくのでしょう?
という思いでいっぱいです!
本当~に~
女って、奴は、自分以外の物を守るためには、平気であろうが、なかろうが、さらっと嘘ついちゃえるんですよね・・
そんなヨナがもどかしくも切ない~
という感じで、待て次巻!
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