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月影の鎖パラノイア 神楽坂 プレイ感想 1 [ゲーム]

月影の鎖パラノイア神楽坂 さんのプレイ感想ですが、彼のルートは望月君と少しだけ似通りつつも・・
ふとした仕草に慎重さや、冷静さを伴いつつ、行動していくめぐみちゃんに・・。
哲学的であり、博識な内容といいますか・・
なるほど~と、何気ない彼の発言に驚かされたりもして・・♪
そして、未読の選択肢がどんどんなくなっていきます!
数ある選択肢を無駄にしないのもこの作品のよいところです
そして、朗読済みのシナリオをスキップ機能で進めていくうちに、あっという間に神楽坂さんルートに~♪
そして、何気に望月君としていた会話を、今度は神楽坂さんに・・という流れの変化の中・・
お祭りの話も、望月君とは当たり障りない会話にかわりつつ、その仲間の皆様には妙に人気のある、めぐみちゃん~
そうか・・望月君のときは皆さん、何気に彼に気を使って絡みにいくのをさけていたんだな・・
なんて変化を楽しみつつ・・♪
にしても、望月と神楽坂さんのやりとりは、やはり、喧嘩する程仲が良い・・そんな親子像~とでもいいますか・・
めぐみいわく、見てて飽きない・・の意見には、力いっぱい頷いてしまいたくなるやりとりです(笑)
でも喧嘩はしていても、かいがいしく世話したり、心配したりと面倒見の良い望月君がとても可愛かったり・・(笑)
そして、そんな彼の心境をいとも簡単に読み解いてしまう神楽坂さんの洞察力の鋭さ・
それは誰にでも対してであり、相手が何を考えているかだけではなく、顔色の変化にも聡く適した言葉を向けてくる・・。
そんな大人の男性だからだろうか・・
乙女のドキドキ・・・な展開は非常に少ないのですが、何気ないリアルな言葉が凄くドキリとさせられる。
異性に向けての言葉というよりは、人となりとしての好意をみせてくれる瞬間が、彼との交流の一つかな・・と、感じつつ。
そして、彼女への贈り物一つでさえ何でもないことのように、さらっとやってのけてしまう・
しかも、断る理由を作らせず、相手に適わないな・・と、納得せざる終えない運びにもっていく所が又・・
こういうのを嫌味なくできてしまう人って、なかなかいないのではなかろうか・・・
なんて思ってしまいます。
大人としても、異性としても完璧で欠点が見えない・・とでもいいましょうか・・。
さりげなく髪飾りを自らの手で、めぐみにつけてみてはお世辞ではない酢のほめ言葉に・・
そんな、何気なくも予想外~な彼の言動にドキドキさせられる・
不意打ちイベントが多そうですね、この方のルートは・・・(笑)
そして、同時に、一番リアルな物語の展開・・というか、語らいが多いのも神楽坂ルートといいますか・・。
彼はいいます、時代とともに人も物も進化し受け継がれていく、それが伝統であり、同時に変わらないもの・
先祖を敬う気持ちを忘れたわけではないだろう・・
という台詞に、私も今の世の中がそうであったらどれだけ良いだろう・・・
なんて複雑に思います。
少なくとも、私の住んでいる所は伝統等いったものは、重いくらいに大事にされている場所ですが・・
市街になれば、やはり変な人もいます。
あおり運転してくる人がまれ~に・・
でも、基本的には譲り合い重視~というか、譲り合いしすぎで、相手側が優先道路なのに何故か譲ってくれるという、ちょっぴり有難いけれど困ってしまう方も・・(苦笑)
なんて思いつつ・・
今の世の中、お盆とは何のためにあるのか・・
その意味を理解している大人や、親がどれだけいるんだ・・
お金も・・会えるならと、簡単に個人情報を相手に送ってしまう世の中ですしね・・
と、思うと、なんだか切なくなりますね。
もっと涼しい日にちにしちゃ駄目なんだろうか・・
という台詞を聞いて思わず、お盆はご先祖様が唯一地上に降りられる日であり、それをお迎えするためにご挨拶にいくのに、お迎えするご先祖様がいない日にお迎えにいってどうするんでしょう・
いい大人、しかも子供がいる身の上で、笑って見せる奥様に、無知は罪だ・・と、開いた口がふさがらず・・(苦笑)。
それに、除夜の鐘がうるさいからやめて欲しいとかいうニュースもありました・
多分、これはほんの一部の人間なのでしょうが・・
それに、それが嫌なら、そこに住む必要ないし、伝統大事に出来ない人間には住む視覚なんてないのではないだろうか・
てか、除夜の鐘をきくと、ああ、年越しだな~という感覚持てないの、寂しいですね~。
と、思わずにはいられません。
スーパーでのくるりぽいなどのエチケットは勿論のこと・・
いったい、今の世の中、日本人のおもてなし精神を含め、伝統を忘れずに、大事にしてくれる日本人はどれだけなのだろう・・
そんな風なことを思いおこさせる内容でしたが・・(笑)
神楽坂ルートでは望月君のめぐみへの好意は女将として、一人の人としての憧れ~どまりのようです♪
けして彼女のことを無碍にせず、何気に気遣ってはいるけれど客と女将の一線はひいていない・・。
そんな彼らを暖かく見守る~というかチャチャ入れながら絡んでくるとみせつつ、さりげに、めぐみのフォローに回る神楽坂さん~の対応が神であり、又、この3人のやりとりが好きすぎます・・♪
そして、そんな彼を何気に意識しつつ、これまたさりげなく彼につくし始めるめぐみちゃん♪
そして、そのことに、これまたさり気に気づいているらしい望月君・・・(笑)
これはこれで三角関係・・
いえ、彼女を意識してる・・というか、あからさまに狙ってる男が一人いるので、四角関係になるのでしょうか・・(笑)
そんな和やかな雰囲気を味わえるのも、この店先の中だけなんでしょうね・・
本当、人って一度でも便利や豊かさを覚えてしまうと、どこまでも怠惰していく・・
なんとも嘆かわしいことですね。
あれも嫌、これも嫌だと駄々をこねる島の住民が痛々しいです。
何かを得るためには何かを犠牲にしなきゃいけない
今の暮らしを維持するための税金を払うか、自給自足の質素な暮らしをするか・・
単純に選べばいいだけのことなのに・・
私だったら、後者を選ぶかな・・
税金を余分に払うのは嫌ですからね~
だって、国に支払っても税金無駄にしてばかりだし・
それで税金増やすって納得いなかい
そっちが無駄使いやめて、それでも足りないならいざしらず、民の税金を無駄使いしてお金ないとか、頭の悪い小学生ですか
と、いわずにはいられない!
なので、買い物、水や電気は極力節約しつつ~
でも、外食だけはしちゃうんですよね・・・(笑)
いや、たまにはおいしいもの食べて舌をある程度超えさせていないと恥ずかしいですよ(汗)
やるべきことをやらずに、ぐ~たらしてるのは本当に恥ずかしくて・
わがままなんて子供でもできること・・
わがままいう暇があるなら、今後の未来を咲き見するくらいの思いで日々を送らなければ・
そういう状況下・・わがままがまかり通らなくなっていくかもしれない今後に、不安を抱きつつも、そんな状況下だからこそ神妙な言葉を向けてくれた彼の言葉や瞳を思いだし、彼からの贈り物を胸に抱くめぐみの姿・・
そうして、気がつけば彼の元へと無意識に足を向けるようになったり・・
にしても、この作品~
古きよき町並みと人付き合いが描かれているのが、見ていてほっとしますね
この作品の売りの一つですね♪
小さな町では助け合いがあってこそなりたつと同時に、それができなければ生活していけない・
都会ではご近所の顔すら知らなくても生活ができてしまえますが、それだけ人同士かかわりあう必要もない・・
でも、その分トラブルもおきやすい場所・・。
本当、小さな田舎でトラブル一つ起こすようなことがあれば、そこでは生活できなくなりかねない・・
だからこそ人付き合いってのは本当に大事なんですよね・・。
本当、良い噂も悪い噂も、あっという間に広まるし、自分の知らない所で知り合いに見られかねない~
という緊張感ってのも、なかなかありがたいですね。
堕落するような恥ずかしい生活を見られるわけにはいきませんから・・(笑)
ご近所さんには愛想よくしないと、あそこの嫁さんは出来が悪いな~なんていわれたら、たまったものじゃない!
逆に、好感持って頂ければ、めっけもの~その後のお付き合いもしやすいですし♪
そう、そういう結束力~ではないけれど、良い意味でも心の繋がりといものが存在するのはありがたい・・
けれど、その結束もわれ先に~と、自身を犠牲にして他者を助ける精神がなくなると・・
これ程に怖いものはない・・のかもしれません。
それを実感し始めたときのめぐみちゃんは、どのキャラルートよりも深く考え、理解し、決意を固めるようになります・・
そして、そんな危機的現状の、今まで以上に細かく説明してくれる神楽坂の言葉があまりにもリアルで・・
なるほど、あの暴動の更なる詳細にはそういう過程もつけくわえられていたのか・・
なんて関心させられつつ・・
本当、神楽坂さんルートのめぐみちゃんは、どんどん強く賢くなっていく気がします。
そして、そんな彼のプレイベートも含め補佐していた望月のどこか寂しそうな表情は、彼の仕事以外での補佐する自分の立場は彼女にバトンタッチされた・・
そんな寂しさからくるものでしょうか・・♪
だからこそ、危険だと理解しつつも彼女の意を汲み取り、神楽坂さんを彼女にまかせた・・・
そんな風に私には見えて・・・♪
そして、ここで、いきなりです神楽坂さんの豆知識!
彼は望月君をフェミニスト(女性賛美者)であるが、本来は「女性解放論者」「女権拡張論者」を主張する人のことで、女性の自立を認める、いわゆる男女平等を主張する人のことをフェミニスト~
というのだそうで・・・
この知識は良いです!
恥ずかしながらに新しい情報収集です♪
やはり、時代とともにもともとの由来、意味合いは変化し伝えられてしまうものなのですね・・・
いっときマックで流行っていた、裏メニューも・・
裏メニューって、本来は店が正規のメニューには載せていないため、常連など一部の人しか知らない特別料理なので、どうどうとCMやらで、一般のお客が普通に食べれるのが裏メニューなのか?
個人的には、まかない料理or一見様お断りの隠し料理=裏メニューというべきでは・
と、さり気に思ってしまいます。
まあ、一度、そいういう経験をしてしまっているからこそ、の意見なのでしょうけれどね・・。
でも、そういうのに、やっかいになったことのない人には納得していただけず、これも時代の流れか~でも、私は納得できない~なんて思いつつも説明も途中で諦めましたっけ・・・(笑)
今は今で昔なんて関係ない~という考えは、個人的には日本の伝統や、あるべき大事な物を損なわせてしまいそうで宜しくないと思うのですがね
そう、今や男女平等に勉学を学べているけれど、昔は女が勉学なんて必要ない、外で仕事なんてせずに家事をしろ・・
だの・・
勉強したくても、畑仕事で生きていくのがやっとで、そんな暇はなかったり・・
身分差の適わない恋や、お家のために道具として好いてもいない男の元に嫁がされたり・・
そういう時代があったことを今の若い子で、どれほど知っているのだろう・・
なんて思ってしまいます。
そして、物語での、この二人の距離感・・
めぐみを年頃の若い娘とよくいうけれど、でも女性としてもちゃんと扱ってくれている・・・
この微妙な距離感が、かえって、この二人の行き過ぎないスキンシップには丁度良いのかもしれません。
髪をなでたり、手を握ったり、顎や頬にふれたり・・
けれど、けして抱き寄せるという行為はしない彼・・。
そんな彼を、自分でもちゃんと字画できるくらいに思いを募らせる・・
その切ない思いを、はたしてこの男はどこまで気づいているのか・・・
なんて思いつつ・・。
彼女に対して義理以上の人情はあっても、その思いは彼女の求めているものなのかどうか・・
彼女のおかれた状況や事情は察知しているのだろうけれど・・
だからこその、その優しくされる程に嬉しさと同時にせつなさもこみ上げ・・
喜んだり泣きたくなったりと乙女心は複雑なもの・・
けれど、彼は優しいだけの男じゃない、彼女が間違った行いをすれば、きちんと注意もするし指摘もする
だからこそ、何が間違いで正しく、どうしていけばよいのかをなおさら、めぐみは考えなければならない。
自身の理念や理想論を貫くのは大事・・
けれどそれは、胸のうちを話していない人間には誤解されて当たり前なのだから、生半端な覚悟で挑むものではなく・・。
だからこそ、ベストEDでの、めぐみの彼への行動は悪魔で謙虚でつつましくでしゃばらず・・
物事の道理はよく理解できてるのだろうと思う。
ただ、ひきついだお店の理念や守りたいという思いを除いては・・
だけれど・・。
本当、理想を現実にするのって難しいものですね
大事なものを守るために必要な物事と、必要なものの見極めと判断ってのは・
けれど、そんな彼女を見守ってくれている存在もいて、影ながら感謝してくれる人達もいる。
人の意思や思いって、やはりひとつだけじゃないんですよね、傷つける人もいれば彼女の支えとなってくれる人達も・
つらい状況だからこそ、そんな一滴の光が、今のめぐみには何よりも心強い。
きっと、彼女が全面的に悪い行いをする人柄ならば、こうして彼女を支援してくれる人は一人としていなかったでしょうし。
そんなことを思うと、思わず自分のことのように胸が熱くなって泣けてしまいそうになります。
私自身、人の非道さも、同じくらいの温もりも、両方経験したことがあるので、少しだけ感慨深くならせて頂ました♪
なので、本当、人情物には弱いんですよね・・・(苦笑)
年重ねてからは涙もろくなったというか・・
少し前ならば、フラグネタで泣けてたはずなのに、今はそれだけじゃ泣けなくなってたんですよね、いつの間にか・・(笑)
だって、人って遅かれ早かれ死は訪れるものだから・・と、いつの間にか思うようになって・・
だからフラグネタがあればなんでもいい・・
というものでもなくなってきて・・
私だって鬼じゃありませんから、人の死を痛む気持ちがないわけじゃない・・
ただ、表面上だけの話では泣けなくなった・・て、だけの話で・・
人は月日と共に変わります。
そして、それは、この作品の主人公めぐみも同じで・・
本当に、一人の女として、一人の人間として、立派に成長したな~て感じです。
何をするにしても、人それぞれの役割、やり方というものがあるんですよね
そして、その役割はそれぞれに存在するから意味がある
強く導く光もあれば、優しく包み込む光もある
それぞれ共に人々を救う光だけれど、その光の照らし方や活躍できる場面も違ってくる。
太陽は昼間、月は夜・・
というように・・。
何でも表立った行いばかりじゃないし、むしろ影で支えてくれる存在がいるからこそ~という場面だってあります
そう、それは神楽坂さん達と、めぐみのことであり・・
今までの彼女ならば、それを否定するだけで終わったでしょう。
けれど、今の彼女はそうじゃない、そう必要とされているのならば、そんな自分でありたい、なれるように努力したいと・・
可能性を否定せずに受け入れた・・
これはとても大きな一歩で・・
そうして彼女は再び、勇気の一歩を踏み出していきます。
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