SSブログ

月影の鎖パラノイア 猪口渉 プレイ感想1 [ゲーム]

月影の鎖パラノイア 本命の一人、猪口渉のプレイ感想です♪
彼以外の高感度はあげずに、とりあえず進めていく~て感じになるので・・
他キャラとの距離感は、一定の間をとりつつ、小料理屋の女将~としての顔を崩さない雰囲気の、ヒロインめぐみちゃん。
そして、飾ることなく、気取ることなく、ごく自然に彼女のテリトリーに入ってくる猪口さん。
いきなり名前を呼ばれても抵抗感がわかず、トキメキを感じってしまうのは、彼の人柄でしょうね・・
大人の男性特有の優しげな物腰や仕草、そして実直~な雰囲気が、たまらなく乙女心をくすぐるというか・
初恋・・ではないですが、社会人になって焦がれたあの人と、どこか雰囲気がにているかな・・
な~んて思いつつ・・。
幾度かの偶然の出会いにより会話をふやしていきつつ・・
めぐみの中の乙女心を、少しづつくすぐっていきます・・(笑)
そして、彼の友人である望とのやりとり~も嫌いじゃないですね。
いいたいこといいあえる、本当の友人~~て感じで・・
真面目そうな渉さんと、派手で軽いノリの望君・・と、ぱっと見は酷く対照的な二人だけど、そこが又面白いくて・・
かみ合わなさそうで、かみ合ってる雰囲気に好感を持ちつつ、今度は望ではなく渉さんに声をかけてみたりもして♪
そうして、穏やか~な日々を送っていく中におこる、小さな変化・・
というか、そのきっかけ・・とでもいうべきなのかな・・
世間一般には、家族や、兄弟って、血がつながってるものが当たり前なのかもしれないけれど・・
でも、血のつながりってそんなに大事なのかな?
何よりも大事なのは心や、共にしてきた時間・・。
どんな風に同じ時間を共有できたからであって・・
なんてことを、ふと思わせる展開に・・。
そう、血がつながってるとか繋がってないとか、本人達が関係なく幸せならば、それでいい・
そういうのに、興味ないそぶりで、当たり前に接してくれるのが、一番の優しさ・・
と、私も渉さんの意見に酷く共感されつつ・・・
そんな優しい人もいれば、本当に身勝手な人もいて・・。
というか、人間ほどにわがままで傲慢で面倒くさい生き物はいないかもしれません。
他の種族だと、グループや家族、上下関係により組織がなりたっているのに・・
まして、血の繋がりがなくても家族として受け入れ、守ろうとする動物だっている・・。
本当、同じ人間でありながら、人種差別ってのも、人間だけが持つ価値観・・。
野生の動物達は、嫌悪感ではなく生きるために部外者を阻むというのに・・
そういうの見てると、人間の差別って見苦しいのかな・・
なんて思えてきます。
けれど、めぐみちゃんは、そういうの気にいしない子・・
器が大きいというよりも、そういうの、いちいち気にしなきゃいけない生き方をいてきたわけじゃないというか・・
いろいろ苦労してきたが故・・・なんだろうな・・と思います。
色んな経験してると、小さなこととか、いちいち気にならなくなるというか、する必要もなくなるというか・・(笑)
差別や偏見・・みたいなものを持たない所は、彼女の美徳でもあり・・
そういう彼女だからこそ、わけあり兄弟との親睦や高感度も深まっていく・・
そんな雰囲気の物語展開は、酷く心地よいです♪
ただ、相手のことを思い、何気なく発せられる彼女の言動の度に、純粋に喜ぶ彼の姿にほほを染める彼女が又可愛くもあり・・♪
又、急遽二人きりのお祭り見物になったときの、緊張してぎこちなかったり・・
本当、誰かと二人きりで・・しかも男性に対しての面識のないよすを見ると・・
こういうそぶりを見てると、ああ、この子も年相応の少女なんだな・・・
そして、そんな彼女の心情を怖いくらいに読み取っては、穏やかにフォローする渉さん・・・こういう、相手に気負わせない上手な気遣いのできる男性って素敵ですね
女性に物を送るときとかも、おしつけがましい所もなく・・
足元をとられ倒れそうになる所を、なんでもないことのよう助ける所とか・・♪
そうやって、二人の距離感は縮んでいきます。
恋愛・・というよりは、それよりも奥まった家族的・・な雰囲気に近いのかもしれません。
弟を大事にし、自分たちのおかれた状況を受け入れる少女・・・。
それはときに妹のようでもあり、自愛に満ちた存在でもあり・・。
そんな彼女だからこそ、胸のうちに秘めた思いが口をついて出る。
集団とは難しくも怖い所・・。
規律を少しでも外れれば列を乱しつまはじきになれる。
規律とは人が生きる上で必要不可欠な物である。何もかも縛りつけるのはよくないけれど、最低限の不自由さは社会を守るために存在する
校則や規則は重苦しいものかもしれないけれど、一人の身勝手が集団を壊す
本来あるべき自由ってのはこれを守ってこその自由・・。
けれど、人種差別は違う。
生まれたときから決められた各社社会ってのは、本人にはどうしようもないし、だからこそなんとかしなければならない・・
たとえそれがただの綺麗ごとであったとしても、そういう気持ちをも他なければ光も又永遠に生まれない・・・
本当に、何のしがらみもない自由・・て奴を、無理だと理解しているからこそ、味わってみたいような気もするけれど・・
はたして、それはどんな世界だろうね・・
麻薬、殺人、泥棒、なんでもあり・・な、めちゃくちゃな世界になってしまう。
それは凄く怖いことです。
実際に、そういうスラム街が世界には存在しますからね。
なんて思っている間に・・。
灯篭流しの流しでのお祭りイベントはまだま続きます♪
耳飾りのプレゼントを直接つけてもらったり、船にのるのに手に手をとったり・・・
そして、再び足元のバランス崩しての押し倒しイベント~
彼女いわく粗相の連発~も、私からすればおいしいシチュエーションのオンパレードで・・・
どんどんめぐみちゃんの乙女心が開花されていきます!
けれど、その関係が急激に恋人同士~というより、男女の関係になるわけでもなく・・
水道税に財政難、遠のく客足・・など、いろいろ飛び交う不安な噂に、同じ思いや悩みを語らっている間に作られた彼女と彼の関係は、友情・・というもので・・・・。
きっと、彼女にとって、これも又新しい人付き合いの始まり。
肩肘張らずにつきあえる関係。
そうしてくれと笑顔で近づき、さりげない優しさを向けてくれる彼・・
それに答えるように・・
というより、互いが互いを思い気遣いあっている様が酷く心地よいです。
危険を承知で支えになろうとするめぐみと、そんな彼女の心遣いが嬉しくも危険にあわせるのではないかと心配する彼と・・
そんな二人の気持ちを知るよしもなく、無邪気に微笑む渉の弟と・・♪
ひと時の優しい時間・・・
けれど、そんな幸せそうな笑顔とは裏腹に見せるようになった渉の陰りのある表情に、とうとう開始された水道税、それによる物価の上昇・・
物資の購入制限・
と、問題視していたことが現実のものとなっていきます。
普通に生活している人ならば、節約すればそれでいいけれど、飲食を生業としているお店ではそういうわけにもいきませんからね~。
私達も消費税上がったときは、結構騒いではいましたが、又それと彼らのおかれている生活環境とでは大きく違い・・。
だって、私達はどんなに何をいっても、結局は贅沢を平気でしている時代・・ともいえなくもないですからね(苦笑)。
もっとも、だからといって自分達の懐を暖めることばかりする国のあり方を快くなんて思ってませんけれどね。
パワハラ、セクハラ、戦争問題・・
こういう、問題を平気でおこしながら私達の税金で楽してくらしてる国会議員に、文句はあれど感謝なんて・・
雲隠れしてる間も私達の税金が、その懐に入っていってるなんて~と、思うと、さっさと辞職なり退職させればいいのに・・
と、思わずにはいられない。
彼らは、所詮市民の苦労なんて微塵も知らないのでしょうから・・。
結局公務員さんにとっては、税金は他人のお金・・
だから好き勝手使う身勝手さ・・
この物語の水道税に関しても・・
そんな世の中が、情けなくもあります・・
政府は存在していても、結局は自分達の生活は自分達でどうにかしなければいけない
政府って、国に関してはちゃんと動くけど市民のためには動いてくれない・・そんな組織のイメージになりつつあります・・。
吉本営業の問題もそうでした・・。
人数少なければ家族としてなりたつけれど、人が多ければそれは又難しいこと。
だからこそ、組織ってのはちゃんとしなきゃいけない
そう、ヒロイン達の住む場所は小さな離れ小島・・
それが又私達とは違う環境のひとつであり・・。
環境規模が小さいならば、自分達でやる気さえ出せばどうにでもなる・・。
でも、それを住人たちはけして行おうとせず、結局他人頼りで・・。
そんな環境の中、めぐみも小料理屋の経営をどううるか、必死に考えます。
店の経営理念を守ることを選ぶか、理念をすてて世の方針に従うか、どちらを選ぶにしろ店が潰れては元も子もなく・・。
だからこそ、けして賢い行いとはいえないけれど、めぐみは自分で考え行動ようとします・・
そう、ストレスをまったく関係のない人間にぶつけたりする、愚か者以外何者でもない行為をする人間よりはずっと立派。
そして、そんな彼女を不器用ながらに守ろうとする渉の存在・・♪
にしても、彼の、お前は笑顔が一番にあう、とか、お前の笑顔がみたい・・とか・・
さら~~と、いついかなるときもいってしまえる彼・・
とりとめもな日常なら、めぐみも照れ顔になるのだろうけれど、こういう時は照れより、心強い言葉になるんですね♪
けれど・・
本当に、不条理な決まりごとって腹がたちます
理に適う決まりごとならわかります。校則や、交通ルール・・。
けれど、たまにある法律の中にある矛盾とか・・虐待されてもその子供の人権を守れなかったり、危険なあおり運転で人を殺害しても軽い罪だったり・
世の中、不条理な法則がある。
そして、この猪口兄弟におかれている状況も・・
別に悪いことをしているわけでもないのに、後ろ指さされる。
その対象と仲良くすれば同じ目にあい、阻害され傷つけられる・・
まるで、子供時代の苛めと変わらない・・・
そんな決まりごとがこの島にあって・・。
大事な人を守るために、その人への思いを断ち切る・・
その人の傍にいるために大事な人に迷惑をかける・・
本当、自分ひとりの被害ですむのなら、めぐみは即座に決断できたでしょう。
他人を巻き込んでしまう状況、それを踏まえた上で、その責任を背負って生きていく覚悟って、生半端な思いじゃできない・・。
でも、それをやってみせる・・と、小さな出来事にしかすぎないといってみせる人間って、本当の意味で器が大きい。
決まりごとを破ることで今までの日常はなくなるけれど二人ともにいられる。
けれど、決まりごとを守ることで日常はたもてても、二度と二人うことは適わなく・・。
替えがきくものと聞かないもの・・とでもいいましょうか・・
そう、一生に一度の決断・・
ともいえる決断をするのです!
て所で、今回の感想はこのあたりで!
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。