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神凪ノ社 五月雨綴り 日向  プレイ感想 [ゲーム]

凪ノ社 五月雨綴り 日向~!
とうとう、本命の子のプレイ開始です!
はい、共通ルートは、今まで彼に対して、どちらかといえばおびえ気味だった瑞希ちゃん、さり気に好感を抱きつつ、旭ではなく、日向に対して、安心感を抱くように選択していくと・・・
さりげない距離感で、彼へと近づいていき・・。
日向の方も、押しの強すぎない、彼女の態度に、いい具合のツンデレぶりを発揮・・(笑)
そして、彼女を深く知っているからこそ、誰よりも記憶のない彼女に対する思いが複雑で・・
何気ない彼女の仕草や発言に、ふと見せる、優しくも切なげな瞳がたまらなく狂おしく~~♪
こういう表情、とっても好きです。
声も瞳も憂いをおびているといいますか・・・。
今までの当たり前だった距離感が急に開いてしまったことによる、不安と焦りと寂しさと・・
そんな日向の複雑な思いを、瑞希はこともあろうに嫌われている・・なんて誤解をしてしまって・・
そう、記憶を失った彼女には、まだ他人を思いやる気持ちの余裕なんてなくって・・
それが又切なくて、じれったい。
けれど・・
誰よりも近い距離だった二人だったからこそ、もう一度一から距離を縮めていく雰囲気~というのも、悪くなくって・・。
瑞希の何気ない、小さな一歩に、優しく微笑みを返してくる日向の様子が又、たまらなくなっていきます・・♪
それから、この二人の話は・・
何気に、可愛い小動物が出てきて、凄く癒されます
日向の獣姿~てだけで、十分に癒されるというのに・・♪
そして・・
日向ルートでは、瑞希の内面・・
家族同士の絆や、思い・・・
そんな奥深くの心情が、より、一層深められた、切なくも静かな物語になっていきます。
そう、命あるものには、必ず別れの時が来る・・・。
命あるものだから、当然だけれど、人間よりもずっと寿命の短い生き物だから・
最後まで、ちゃんと看取る約束ができる人しか、飼っちゃいけない
可愛いとか、かわいそう・・・なんて、安っぽい同情心だけで手をだしちゃいけないんです。人の都合なんか関係なく、ちゃんと面倒見て、幸せにしてあげられる覚悟を持てる人間だけが家族になれる・・
そんなことを、ふと思わされるような物語展開・・。
そして、日向も、いつもならば瑞希へと軽く軽口たたいているのに、本当はこんなにも優しく穏やかな笑みを浮かべられるんだな・・と・・。
彼の彼女への情がよく見える、素敵なシナリオだと、ふと思わされるのと同時に・・
彼女の優しさや温もりは、中途半端なものではなく・・。
そんな、思う気持ちがあるからこそ、相手もそれにこたえてくれるし、心の寄り添いあいに時間なんて関係ない
その時、一瞬一瞬を、わずかな時間の中、どんな風に接してきたかの方がずっと大事で・・
心が空虚な長い時を生きるよりも、短い時間でも密に過ごせるほうが、ずっと幸せなのかな・
なんて思ってみたり・・。
そして、心を共にできれば心の距離感って、ずっと近くなる
同じものを見て、泣いて、笑って、悩んで・・
そういう時間をどれだけ過ごせるかが、心のつながりとなる
どんなに悲しいことがあっても、自分は一人じゃない・
そんな風に思える存在・・・。
そうして、記憶がないながらにも、瑞希と日向の心の距離は、どんどん近くなっていく・・。
日向も、口は素直な方じゃないから、照れ隠しゆえに思ってもないことを口にしてしまうけれど・・・
いっていることと態度がまるで別で、そこが又可愛いかも・・なんて思いつつ・・(笑)
眼は口程に物をいう・・
という表現でいいのかな、口ではなんといっていても、結局は瑞希のことが大好きで、そっぽ向けながらも、頬を赤く染めていたり・・な姿が、この上なく可愛いです♪
そして、見る人から見れば、お花畑のラブラブカップル~状態に・・(笑)
完全にツンデレです!
しかも、自分から、何気にボケツをほっている状態なのが又いい・・(笑)
けれど、ふと気づかされる二人の切ない関係。
瑞希にとっては当たり前でも、妖の見えない人間にとっては特別なことで・・。
どんなに姿形、温もりは人であっても、日向と瑞希は生きる世界が違いすぎていて・・
そう、語る日向と、その言葉に改めて思い直す瑞希の想いが妙に切なくなっていく・・。
生きる世界が違う、それは、共に人生を歩んでゆくことが出来ない。
人の人生でも、どんなに仲睦まじいカップルでも、ずっと一緒というわけではない・・。
けれど、人同士ならば、結婚し、共に生きることもできる。
別々にくらいしていても、偶然どこかで出会うことだってあるかもしれない・・
けれど、この二人の場合は・・
人ならざるものの将来って何だろう・・。
寿命ってどれくらいなんだろう・・
人と違い姿形は変わらぬままで・・
けれど、日向と、瑞希にも変わらない、唯一のものがある。
それは、自分で考え、感じられる心・・。
そして、生きるということ・・
人間社会は、色んな規律がある。
大人になれば、社会人として働かなきゃいけない義務がある。
大学にいくか、就職にするか・・
周りがどうこういうから選ぶのではなく、自分が何をしたいのかを、ちゃんと考えなきゃいけない
仕事するには、まだまだ社会勉強がたりないから、もっと色んな経験をつむために大学で人付き合い等の勉強したい~とか・・
仕事して、いつまでも親のスネをかじって、負担かけてないで、ちゃんと、自立した大人になりたいとか・・
生活していくのにお金が必要だとか・・
色んな理由と、気持ちがあって・・・
でも、私たちの世代では、高校卒業でいきなり就職する人っていなかったので、実際には、なんのために大学にいくか・・
将来つきたい仕事のために、専門学校にいきたいとか・・
スポーツが大好きだから、それに特化した学校に行きたいとか・・
因みに、私の場合は、そんな立派な理由はなく、単純に親元離れて一人暮らししたかったから寮生活で、今まで自分がしたくても出来なかった趣味に没頭したい~という、なんとも小さい理由だったのですが・・・(笑)
でも、結果それでよかったな~て今は、心から思います・・。
親元離れて、初めて自分の意志と行動ができる世界に足を踏み入れた・・
でなければ、社会人として・・・
就職して、旦那と出会って結婚~なんて、まともな人生へと、たどり着けていなかったかもしれません・・(笑)
多少の人見知りはあっても良いけれど、極端に引き籠りだったり、人付き合い出来ないようでは、まともに社会では生きていけませんから・・(苦笑)
そういうの含めての、社会勉強~でしたね♪
友達とハメ外して、徹夜でカラオケしたり、お酒飲んだり、友達の家にお泊りしたり、県外へ旅行に遊びにいったり、コンサートや、アニメやゲームのイベント、サイン会や展示会にいったり・・♪後、色んな講演を聞いたり、資格とったり、ボランティアしたり・・(笑)
本当、専門学校時代の経験がなければ、友達の幅も狭いままで、親子の親睦もかなわなかったでしょうしね・・。
本当、同世代以外の人との会話の経験ってのも、視野を広く持つためには、何気に凄く大事ですよ~~。
最近の若い子は臨機応変さがなかったり、極端に人に迷惑かけることしかできない、平気で犯罪をおかす人って、経験の浅くて視野の狭い人にありがちの行動~だったりもするのだろうな・・と、思います。
経験が多ければ、こういう時何をどうすれば良いか、発想のバリエーションも多く、それだけ起点のきいた行動ができやすい・・というもので・・・♪
まあ、経験が全て物をいうわけじゃありませんが、経験がなければ何もないに等しいというべきで・
そして、静かに流れていた物語に、変化が現れはじめます。
そして、PCゲーにしろ何にしろ、ここ、ヒロインに理由告げることかなわず、いうこときかせるために~
なんで、競合突破で押し倒しちゃわないかな~~
と、思わずにはいられない展開に・・
いえ、別に最後まで進めちゃえ~とかいうわけじゃありませんが・・。
水だって飲まないなら、唇無理やり~てのは鬼畜なので、鼻つまんで口開かせて、そのまま口移しで飲ませちゃう~~とか・・・(笑)
なんだか、色々、そういう展開で考えてしまうのです!!
それはそうとして、やはり瑞希は微妙に鈍い?
過去の記憶がないとはいえ、ここまでしてくれる相手をどうして疑えてしまえるのか・・
なんだか、体はって彼女を守ろうと必死になっている日向君に、同情を覚えつつあるのですが・・。
私だったらどうだろう・・と、想像しますが・・
多分、疑うよりも先に疑問符でいっぱいになりつつも、何故こんな形をとってしまうのか、悲しくて泣いてしまうかも?
という心境です。
勿論、瑞希もお馬鹿さんじゃないので、そのあたりまったく理解していないわけではないのでしょうが・・
まだまだ、高校生という年齢、思考回廊はそこまで熟しているわけでもなく、だからこそ、こういう時、諭してくれる人って必要なんですよね。
そう、その事実を教えてくれる人がいて、自分でちゃんと考える時間を作れば・・
日向の今までの行動も責めることなく、ちゃんと受け入れられるの・・。
本当に、純粋な娘さんなんだろうな・・。
自身の行いを反省しつつも、傷だらけになりながらも、瑞希を守ってくれる彼へと、有難う以上の言葉が出てこないのがもどかしい・・
とまで思える程になれるのですから・・。
まあ、ここが年齢指定向けのゲームなら・・
体で返す~~という展開になるのでしょうが・・・(笑)
いえ、心の繋がり=体の結びつき=絆の深めあい~
と、愛し合う男女ならば自然なこと~
て、そもそも二人はそういう関係~ではないので、この作品において、そういう展開は無理だろ~~
と、思いつつも、そんな風になってくれても良さげな雰囲気なのに・・
なんて思ってしまう、大人向け経験あり~の感想です(笑)
だって、好きなら欲しい・・と、思うのも確かだし、言葉以上の繋がりといったら~~
勿論、体の繋がりだけが全てじゃなく、あくまで大人の恋愛過程といいますか・・。
繊細な感情表現をしてくれる作品にふれると、どうしても、そっちの方向性に・・・(笑)
お手てつなぐだけで満足~という年齢では、既にないので・・(苦笑)
けれど、そういうシーンがない代わりに、瑞希は彼に対する思いに応えるための、大きな覚悟をきめます。
記憶はないけれど、胸の内にある互いの想いはけして嘘ではないから・・。
そうして、彼女は真実を知ることができたのです。
日向との出会いも含めて・・
というか、日向、可愛いすぎです、本当、どう見てもちっさいワンコロすぎて・・♪
そして、普通の人と同じでいられないことって、そんなに罪なことなのでしょうか。
少し自分とは違うということだけで、人は人を差別してしまう生き物なのが悲しいですね。
彼女の幼い頃の経験って、まさに夏目友人帳の夏目そのもので・・
けれど違うのは、夏目には心の支えはなくても、瑞希には心の支えとなる日向と出会えたこと・・。
多くの人から必要とされなくても、たった一人でもいい、自分が守らなきゃ・
そう思える存在がいるかいないかで、生き方って変わっていくものだろうな・
と、心底思います。
そうして、記憶を失う前と後の記憶と・・
家族のように思っていた記憶と、一人の男の子として見ていた記憶・・
二つの記憶が、今の瑞希の中に絡まりあって・・
乙女心が、どんどん複雑になっていくと同時に、二人の距離感も今までよりもずっと近く、深くなっていき・・
イベントシーンは、どんどん甘くくすぐったい展開になっていきます♪
というか、私も、獣姿の日向に包まれて眠っていたい~て、本当、こういうシチュエーションまで夏目っぽい(笑)
にしても、ここにきて、ようやく彼の思いに気づく~とは、瑞希ちゃん、鈍感にも程がある?
今まで日向はどんな思いで・・・なんて、ふと思ってしまうのですが・・(苦笑)
けれど、それだけ純粋・・
と、いわざるおえないんでしょうね。
そして、このルートで新たにわかった真実・・。
だからこそ、旭プレイ後の、おまけでの瑞希の母親は・・
という結論にいたりました♪
そして、やはり人ならざるものと人が結ばれるには・・と、いう感じでしょうか・・。
個人的には、悲壮感もなく、二人が幸せならば・・という感じでしょうか。
ご両親もいないわけだし、けれど、友達や万事屋の仲間の7ことを思うと・・。
でも、この世から消えてなくなるわけではないのだから・・
というか、個人的には、そんなことまで神様にかなえてもらえるのならば、力取り戻すなんて、ずっと簡単なのでは?
なんて、密に感じるハッピーEDでした♪
そして、バッドEDの方は~
あっさりしすぎて寂しい~~~!
音声つきのおまけは・・・
日向が完全に犬化しています!頭なでられ、ブラッシングされて、頬ずりしては~と、人型のときには見えないしっぽが、激しく揺れて見えてきそうな程に・・・(笑)
そして、音声なしのおまけ・・
本当に、何故音声なしなんだ~~~と、心底思わずにはいられない!
日向の、瑞希を思う気持ちが、こんなにも切なく表現されているのに・・
と、思わずにはいられなかったのでした・・。
それでも、日向と瑞希が初めて出会い、その後の生活を描いた物語の、日向、瑞希視点は凄く良いシナリオでした!
そして・・ラストのおまけが~エロイ、音声なしなのが惜しい~!
そして、日向君、ツンデレ要素が、完全にデレモードに・・・。
普段素直じゃない子って、絆を結ぶと、とことん~という奴なのですね♪
単純で可愛すぎる~~!
ということで、おまけシナリオ、こちらは大満足です!
という感じで、そこそこの満足感~
後、残りの攻略は、隠しルート含めて二人です!

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