黄昏乙女アムネジア コンプリートコレクション

黄昏乙女アムネジア　コンプリートコレクション
アニメは数年前に放送されたアニメ・・
当時は映像美と、美少女幽霊夕子さん、可愛い美少年貞一君に癒されながら見ていたアニメで・・・♪
地上波で録画していましたが、バックＵＰしていたはずのディスクをいつの間に紛失・・
ネットにて、このコンプリート版を見つけるものの、当時はまだ他にお気に入りアニメがあったので、まあいいか・・
と、思いつつ・・・いまにいたり・・
そう・・
そんな時期がすぎた今、年々面白みのある作品が減っていく仲、久々に見てみたいな～～てことで、数千円にて、サントラ、コメンタリー、ＯＶＡつき～
という情報にて、思い切って入手！
１万きってるとＢＤＢＯＸも手を伸ばしやすいですね～～♪
コメンタリーのほうは・・・多分、夕子さん役の女の子が、ただひたすらしゃべっている～という雰囲気なので、ちと面白みにかけていたので、ついていてもついてなくてもいいかな～～
という雰囲気ですが・・（笑）
何はともあれ、映像の美しさは半端ないですね♪
地上波にて、ＨＤ要領で録画しても、バックＵＰ時に結局ＤＶＤサイズに圧縮されていたので～
本当～～に綺麗だと思います！
北米版でも、カナンの方は部分的な画像の乱れが激しかったのですが、こちらのほうは、そういうのは一切なく・・・
完璧です♪
ただ、ロックされていないはずなのに、自宅のＢＤレコーダーとは愛称が悪かったのか本編の音声のみなぜかながれず～～
結局、ＰＳ４での視聴とな.ったのが残念・・・（携帯型のＢＤ再生機では問題なく再生できたので、本当、デッキとの愛称なんだろうな～/苦笑）
まあ、そんな感じですが、それらを差し引きしても申し分なしですね♪
肝心の内容はというと・・・
少し懐かしいといいますか・・
キャラが本当に可愛く、個性的なのがイイですね（笑）
とくに夕子さんが本当に可愛い！
容姿も美人さんならば声も可愛くて、年齢のわりには凄く無邪気で悪戯っこで・・・・（笑）
無邪気な子悪魔～て、こんな感じなのかな？
なんて夕子さんみながら思いつつ・・。
で、肝心の内容はといいますと・・
廃校舎にいるといわれる、夕子さんの幽霊の噂・・
そんな場所に何気に足を踏み入れた一人の少年、そこで出会った幽霊は噂に聞く恐ろしいものではなく、死んだ記憶がなく成仏できないといってみせる、無邪気で妖艶な少女の幽霊だった・・。
彼女は幽霊だけれど、そこにいると認識されれば、その姿が見えるようになる・・と・・
そんな彼女の記憶集めの手伝いを成り行きでするようになり、怪奇クラブんるものとを立ち上げ・・
最初は可愛く色っぽく、面白いラブコメ風に・・
けれど話数が進んでいくと、夕子さんの記憶の話へと繋がっていき、謎めいた、言い伝えや、怪奇話へと・・・
ミステリーへと繋がっていきます・・
本当に、画質だけではなく、アニメスタッフさんの技量がつまっているといますか・・
色合いのつけ方、キャラのデッサン等いったものの完成度が近年の作品にくらべると非常に高いアニメだな・・と・・
こうして今見てみても普通に面白い・・
いろんななぞ賭けがあって・・・
なぜ彼がこの廃校舎に足を赴けたのか・・
そして、夕子との予想外な繋がりに・・
夕子がなぜあんなにも無垢で無邪気なのか・・
本当の彼女の姿と心とは・・
そして、その真実にたどり着いたとき・・
人と幽霊の関係は・・・
という感じで、ラストはハッピーエンドだけれど、現実的に考えると～～
なので・・
二次元の世界ならでは～の終わり方ですね♪
旦那は、ラストの終わりだけは突っ込んでいました～
いえ、原作もそういう終わり方～ですからね～
それに、相手は幽霊なので・・
これをハッピーＥＤと思うかどうかは貴方次第～～
という感想を含めつつの評価です♪

わかりやすく５つ☆評価にしてみるとこんな感じで♪

☆☆☆☆☆キャラ
☆☆☆☆　物語構成、演出
☆☆☆☆☆美麗絵、デッサン、色彩（背景、キャラ）
☆☆☆☆☆ラブコメ（可愛い、お茶目、イチャラブ）
☆☆☆☆　トライアングル（嫉妬、執愛、憎悪）
☆☆☆☆　セクシー
☆☆☆☆☆ミステリー（謎、怪しい）
☆☆☆☆　ダーク
☆☆☆☆☆怪談
☆☆☆☆☆完成度、満足度

メインキャラも比較的少なめで、キャラ同士の関係性というのをシンプルにわかりやす描いてくれているのがよいです。
近年のアニメは後々で新キャラ登場させられても、１クールという短い枠で愛着作らなきゃいけないというのがまず問題というか課題で・・。
他にも、単調すぎて先読みができすぎてしまうのも、また課題の一つ・・・
かといって、複雑にしすぎて話しを旨くまとめきれていないのも問題で・・。
シンプルな話しでもキャラをいかに魅力的に、わかりやすく立ち居地や個性を表現できる、かつあきさせない作品作り・・というのが大事ですね♪
キャラが変化しないのも又つまらない・・けれど、そういう作りの作品こそ１クールで旨く物語構成をまとめる技術が必要。
そういう意味でも、この作品は完成度高いです。
何気ない演出である、スカートの裾や髪の揺れ等の何気にカットの入れ方、先にメインキャラの現状を描くことでキャラへの感情移入を持ちやすくし、２、３話にてそれぞれの出会い出来事を描くことで、ああこういう流れで皆集まってるんだ・・
と、納得しやすい作りになっている・・と・・
近年のアニメでは、そういう作りができていない、またはいかしきれていない作品が少なくない（途中で見飽きてしまう傾向のある作品な）のではかな・・と、思わなくもないです・・
そして・・・本当ここ数年で、それぞれに個性のある作品～て少なくなりましたね。
どれも同じ～～
漫画も、ライトノベルも、レディコミも、きっと作者自身に突出した個性や感性～というものが薄くなりつつある感じがして・・。
アニメ化される作品もスタッフの技術も・・
ベテラン以外なら、誰がやっても同じ？
昔の作品ならば、ああ、この監督さんならではの演出だな～～みたいなものがあったのですが・・
平野俊貴、大張正巳、庵野秀明
そして、漫画家である垣野内成美先生による作画等～
勿論、その監督さん達を好いているからこそ・・というのもあるのでしょうけれど・・（笑）
少しばかりでも昔の作品を見てしまうと、どうしても、こういう語りになっちゃうんですよね～（苦笑）
やはり私のアニメの原点って、子供の頃だったり、アニメがマイブームだった時期になってしまいがちですからね（苦笑）
訴えるものもなければ内容は薄く、主人公、物語共に変化のない作品程に飽きのくるものはないかな～と・・。
ほんと、つくづく感じちゃいます♪
なので、やはり地味に転スラは面白いですね。
他に同じような題材の作品は色路ありますが、今時でありながらちゃんとした物語構成が、しっかり作られている。一つの世界にとどまることなく、色んな物語の展開へと話を上手く繋げていっている・・・
そんな風に思える作品です♪
そう思うとソードアートなんかは、姿と世界がかわるだけでやってることは殆ど代わり映えないですからね～
転スラは物語に広がりがあるので、これからどうなっていくかな～と、話が地味に楽しみにさせられる・・・
そういう作りが大事なんですよね♪
この黄昏乙女も、夕子さんのなぞが解き明かされていく過程、それからの出来事、それによる結末～ というのが地味に気になってくる作品ですからね～♪
ラブコメを楽しみつつ、怪談めいたミステリーを堪能する・・
甘いラブコメの雰囲気と、怪しくダークな雰囲気とのメリハリのある面白い作風～がお好きな方にはぜひお勧めです！