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後宮の鳥  5~7話 [アニメ]

亡き愛しき人の哀れな姿に毎夜うなされる帝・・
そして、銀髪の姿の幽鬼・・
毎年現れるその姿・・
これらは、関係あることなのか、まったく無関係なのか・・
そして、予想外な男の予想外な過去・・
まさかこういうネタで持ってくるとは・・
なんて思いつつ・・
鳥妃と帝の信頼関係は、不器用ながらに深くなっていくような気がします。
彼女は、人を貶めたりしないし、人のためにならないことはしない。
信頼するに値する・・
そんなことをさらりといってみせる男に、不器用な彼女もまったく心動かされないはずもなく・・
迷惑だと、いつものようにいってみせるのは、彼女なりの照れ隠しのようなものだろう・・。
彼の前では、彼女も普通の少女・・
何を言われても、めったに表情を崩しにくい彼女の色んな表情を見ることのできる一人・・
そんな彼女と帝の関係に苛立ち、落ち着きのないようすのない部下の姿は、なんといえば用のでしょうか・・
彼女に負けじと不器用な男・・・
でも、帝への忠誠心だけは、本当にゆるぎなくまっすぐで・・
彼が主に固執する理由も、焦燥も今回のことでよくわかったといいますか・・
まあ、人間生きてれば色んなことがあるといいますか・・
そして、こんな時にまで思うのはうまい話しには裏がある・・
身分のない人間がどうやって宦官になれるのか・・
と、思いましたが、思わずその後の展開にて納得させられもすれ・・
てか、今回はEDに入るタイミングが早い~
というか、更にOPもこのタイミングで入るのか~
なんて思いつつ・・
鳥妃は、不器用で世間知らずなだけで、愚か者ではない。
己の過ちを素直に受け止め、ちゃんと誤ることができる・・。
きっと、妃が宦官に向けてとる態度としては、そんな行動をとることなどめったにあることもなく・・
けれど、そんな彼女だからこそ、ほんの少しだけ、彼女への警戒心が解けた感じがして・・(笑)
そう・・
愛するもののためならば・・
けれどそれは、彼女にとって良きことだったのか・・
彼女が、ただ一人きり、後宮の奥底に閉じ込められている理由・・
彼女の過去・・
今までの本当の生い立ちが明かされる・・
それは、他人事めいた同情など気休めにもならない、真実を何も知らぬ物には彼女の本当の苦しみなどわかるはずもない・・
それを知らぬものは簡単に言うだろう・・
逃げればよいと・・
それができるならば、彼女は、今ここでこうしてはいないだろう・・
相手を知りたい,そう思うことへ消して罪ではない・・
けれど、もしかしたら、生半端な気持ちで足を踏み入れてはいけない事実というものも存在するのかもしれない。
だって、相手の苦しみや悲しみを知ったとしても、何もすることができないなんて、そんな歯がゆくも苦しいこともないだろう・・
そして、ここで、OPにて登場している、謎の生物・・
体は、鳥、頭は人・・
その異形の姿をした物が何なのか、改めて語られる・・。
彼女を縛る、遠き過去・・
伝説に関わるその物の名は・・
そして、その全てを語り終えた瞬間・・
繋がっていないようで繋がっていた物語・・
といいますか、あの出来事の結末はどういった形にて結論づけられるのだろうか・・
そんな風に思っていたのですが・・
これで、縛られているが故にひきさかれていた亡き人・・
現世では時代の流れにより結ばれなかった、結ばれることを許されなかった愛し合う物同士がようやく結ばれる・・
そして・・
帝の御身に起こることも・・
彼女の無限の力は偉大で・・
その力を鎮めるのは、皮肉ながらに救うべき帝によって抑えられる・・
明かされる多くの真実がようやく一つになり・・
そうして、鳥妃自身である彼女自身のことも・・
そう、彼女は孤独ではない・・・
心の繋がりだけではなく、制約的に自由を得ることができた・・。
それは、彼女の今までの帝になしてきた行動により功績・・
というよりは、絆でしょう・・
彼の心を救い、彼の身を守り・・
そうして、彼女にとって帝という存在は特別なものになる・・。
歴代の鳥妃にはない、孤独に耐えずともよい、現鳥妃である少女・・
そう・・
その幸福の中に芽吹く暖かな気持ちは、うぶな恋心と、はたかれ見れば見えないのですが・・
そんな感情を知らぬ彼女にとっては、帝の言う友という言葉が適切なのだろう・・
友とはお茶をともにするもの・・
そう、彼は悩みながら言っていたけれど、そんな時間を彼女は経験したことがない・・・
だから、今の彼女にとっては、そんな些細な時間こそが彼女にとってはかけがえのない存在・・。
年ごろの傍仕えに、ドアの外には護衛してくれる存在に・・
彼女は戸惑いながらも、それを受け入れる・・
そうして、彼女自身と、帝による過去の出来事には決着をつけられた感じで・・
彼女なり、不器用ながらに見え隠れし始める憂い少女の心境の変化・・
といいますか、あの肉の塊のように、丸々とふとった黄金の鳥と・・
まるで別人・・
ではなく別鳥~
なのが凄く笑えます・・。
本来は、あの不可思議な美しくも怪しい姿なのでしょうか・・
なんて思わされつつ・・・♪
続きを楽しみにさせて頂きましょう♪
タグ:後宮の鳥
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