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新機動戦記ガンダムW 44~46話 [アニメ]

個々の力が強いことで勝利が通用するのは一対一の対戦のみ。
多勢に無勢の時に大事なのはチームワーク。
これがなくては、どんなに個々の力が強くとも、やがって力負けをしてしまう。
しかも、相手が人ではなく、ロボットならば尚更のこと。
人は機械ではない、疲れや疲労がたまる生き物。
ならば、どうすればよいか・・
一人よりも二人、二人よりも三人・・
目の前にいる少数の敵相手に、戦略を練って多数で攻め入る。
誘導係、切り込みたい、止めをさすもの・・
等いった風に・・
けれど、元々個々で戦ってきた彼らガンダム達にチームワークの概念はない。
そんな危機を救ったのはカトルの勇気。
一度暴走させてしまった力を、冷静に正しく扱い仲間達にそれぞれの役割を与え、戦場の悪い流れを変化させていく・・。
それに焦る一人の少女・・
リリーナの前では、あんなに強気だったのに・・
その、高慢な姿はどこへやら・・
リリーナの暗殺により手に入れたものが本当の平和だとは思えない・・
そういって、更に強く、凛々しい瞳をもってするリリーナの方が余程強い・・
力はなくとも、精神力の強さというやつでしょうか・・
敵味方関係ない、武力でもって人々に恐怖を与え二度と戦争なんておこさせたくはないと、思わせるやり方が、本当に正しい平和の在り方なのだろうか・・
いや、それは完全平和ではないと、きっぱりいってみせるリリーナ。
けれど、そんな彼女も戦場では無力。
戦う力皆無で・・
けれど、人の戦いは何も戦場だけじゃない
リリーナのように、こんな無意味な争いはやめさせなければ・・
と、思い行動し続けることも戦いですし・・。
戦場で戦う仲間達を影ながらサポートするのだって戦い。
ガンダムの修理・・
殻らがいなくては、ガンダム達は戦い続けることができない。
敵情視察、情報収集・・
その命がけで手に入れてもらえた情報で、戦いを勝利に導くきっかけができるかもしれない・・
そうやって、色んなことを考えて戦うのが戦略というもの・・。
戦略なくしての勝利はない。
気がつけば、カトルを筆頭にチームとして、支持されるまでもなく、それぞれの役割分担をして戦い、目の前の敵をせん滅していく・・。
強敵ともいえる、ガンダム乗り二人のデータをコピーしてつくられた、最強のモビルドールも・・
どんなに強くても所詮はロボット・・
感情なく、プログラムでしか動けない敵も、敵ではなく・・
けれど相手は巨大なビーム砲を持っている。
流石のガンダムも、アレを相手にしてはひとたまりもなく、どう行動に移すかを考えあぐねている・・
そんな中、ディオから与えられた情報により、リリーナ救出するために仲間の元を飛び去っていくのですが・・
その後のガンダムのパイロット達の会話が面白すぎて、個人的にツボったんですよね。
あの二人の邪魔をしたくないですしね・・
といいながら、ヒイロの行動を見守るカトル・・
だとしたら俺は奴を見くびっていた・・
と、ヒイロの行動を見下す五飛・・
それは違うな、ヒイロ程の男を動かす女だったということだ・・
と、ヒイロのことを高く評価しつつ、リリーナを連れて帰ってきたときは、ちゃんと接してやれ、女はお前以上にデリケートだ・・
と、大事な女性に泣かれた経験があるためか、そんな突っ込みを真顔でいってみせるトロワ・・
で、いわれた方はむっつり顔で拗ねていたりとか・・(笑)
その後の、リリーナとヒイロの会話も物凄く好きで・・

「貴方は不思議な人ね」
「お前程じゃない」
「いいえ、貴方は私に生きる希望を与えてくれる、きっと他の人にもそうなのでしょう」
「何度もいわせるな、お前程じゃない」

と、お互いに、互いのことを評価しあっているものだから・・
それを即答で否定するヒイロの言葉が、突っ込みに聞こえてきて・・・(笑)
そうか、ヒイロにとって、リリーナという存在は彼の中で大きな存在であり、彼の意志とは別に動かしてしまう程の存在なのか・・
な~んて、思わされたのです♪
実際、リリーナの兄、ミリアルドの暴挙をとめられるのは自分達ではなく、リリーナだ・・
と、遠回しにいってみせたり・・
結局は、リリーナの言葉はミリアルドには通じずじまいでしたが・・
強く、立派に育ったリリーナを嬉しく思いながらも、戦争にまきこみたくない、強くなくていいからお前は優しくあれ・・
と、いってみせたミリアルドの行動をみた地点で、何をいっても無駄だろうな・・
寧ろ、リリーナの存在は戦後に必要となるだろう・・
そんな意味合いもあっての兄からの妹への法要だったのだろうか・・
なんて思わされたりもして・・
そして、リリーナ俺の傍を離れるな、トイッテミセルヒイロに、リリーナの驚いた様子で「ヒイロ、私を守ってくれるの?」の問いかけに「ゼクスと戦わなければならない時、負い目を感じたくないだけだ」と、いいながら視線を逸らすのは、言い訳半分、本音半分・・(笑)
そんなヒイロに、リリーナは嬉しそうに「この船が沈むようなことがあれば、貴方とお兄様が戦うようなこともなくなるのでしょうね」
といって、ヒイロの傍に座るリリーナも凄く好きですし、それを驚いた顔で見つめるヒイロの表情も又好きで・・♪
実際、彼女をかばって怪我をしたり・・
と、後半でのキャラ同士の会話は、色んな意味合いでツボを得られた点が非常に多く・・
戦火の方は・・
地球とコロニー・・
互いが互いの国に損害を与え、人間達に戦争の悲惨さを見せつけることで、平和のありがたさを教えようとしている・・
それは、残酷で悲惨な戦いか、美しくも悲しい戦争か・・
その結末は・・
ということで、続きは又~
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