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虫かぶり姫 3話 [アニメ]

この作品を見ていると、殺伐とした報道が多い中、まるで心が凄く洗われるような気分にさせてくれます・・・♪
主人公のエリーという少女は、けして自身から目立った行動をしているわけではない。
けれど、何もしていないわけではない。
ただ、表立って目立つような行動をしないだけ。
見ている人はちゃんと見ているし、見てくれている人は王宮の中で少なくないということ。
何かをするのって、必ずしも体をはって動くものばかりではない・・
さりげない行動や考えでも十分な事柄だってある・・・
と、彼女を見ていると思わされます。
そんな彼女だからこそ、彼女は王宮の方々に愛される。
見た目の愛くるしさだけではなく、本の虫と呼ばれていただけのことはある、豊富な本の知識
そして、王族にふさわしい、品のある立ち居振る舞い、言葉使い・・
彼女自身、そんな大層な知識はないといいはっていますが・・
そういう控えめな彼女だからこそ、愛らしくも見えて・・
本当、身内で一人の少女を取り合ったり・・
殿下と部下・・という立場でありながらも、ため口で接しては文句をいったり、身分の差関係のない男同士のやり取りが又楽しくもあり・・♪
そして、そこで知らされることになる、エリアーナの家系・・・
そんな彼女との婚儀を求めていた殿下にかせられていた条件・・
二人の出会い・・
と、3話で、今の状態で必要なネタが明かされ、無事二人は幸せに満ちた時間を過ごすことができるようになりましたが・・
エリアーナの家系、ベルンシュタインの知識・・
書物を読むだけで全てを物にできるわけではないけれど、読むのと読まないのとは大違い
きっと、知識を詰め込んだ分、物事を深く考えることができる・・
又は、知識を詰め込めるだけ詰め込めるからこそ、広い見解で物が見れる家系なのだろう・・
その知識がどれ程のものか、どう扱うべきかも心得ているからこその言動であり・・
そんな中、エリアーナという少女はまだまだひよっこで、何も知らない・・
と、思っているのは、知識はあっても世間を知らないエリアーナだからこそ、自身の価値を過小評価していないんだろうな~
と、思います。
ものすごく単純なことですが、人同士の付き合いができる人は、物を大事にできる人・・
といっても過言ではないでしょうか・・
例えば、書物を放り投げたり、踏みつけたりするような人は、他者にもぞんざいだったり、いい加減な降るまいになったり・・
そう、当時の幼き殿下のように・・・
そう思うと、エリーと出会えたことは、殿下にとってもよい刺激だったのかもしれない・・・。
物言わぬ存在だからといって、無碍にすること・・
長い、長い年月を積み重ねられた書籍にあるもの・・
昔の知識や歴史を知る、物言わぬ教師といいますか学びを与えてくれるもの・・
それをぞんざいに扱うことは、知識という重要な物を粗末にできる人間であり、その価値がわからぬもの・・
ともいえるのでしょう~。
少なくとも、私の価値観では・・
せすが・・。
食べ物を粗末にする人だってそう・・
そこには、食べ物を育ててくれた職人さんがいて、それを料理にしてくれる料理人さんがいて・・
そういうつながる輪を大事にしなければいけない・・・
なんてことを、思いださせてくれる物語でもあり・・・♪
エリーも又、昔と今では大きく違う。
知識ばかりにたけていて、家族以外の人間に対し関心を持てなかった彼女が・・
殿下の微笑み、行動一つで喜んだり、頬を赤らめさせたり・・
書庫の亡霊と呼ばれていた少女が、一人の恋する少女へと成長していく・・・。
そう、どんなに見た目が麗しくても、そこに人としての感情らしきものが見えなかったからこそ、そんなあだ名がつけられたのではないでしょうか、麗しき少女に・・
それでも、その場の空気を読めないのは相変わらずではありますが・・
といいますか、今まで他人に興味を抱かなかった彼女には、恋や男女のなんたるかや、雰囲気を読むのって、きっと難しいのではないでしょうか・・・(笑)
どんなに殿下という一人の男に愛情を行動で示されても、彼女にはそれが自身に向けられるものだとは思えない・・
だから、はっきりと向き合って言葉にしてもらうことで、彼の想い、今までの出来事を知ることで、彼女はようやく理解し受け入れることができるようになる・・。
その合間にも、殿下のエリーに対する激しいまでの愛情に、彼女は何処までもクールな突っ込みを入れるエリーちゃんの態度が可愛くも愛らしい・・(笑)
そんな彼女だからこそ、曖昧な言葉ではなく、はっきりとした行動と言葉で、ようやくエリーへと届られる・・・。
ベルンシュタイン家の物ではなく、エリーという個人を必要としてくれていること・・。
仮初の婚約者なでではなかったこと・・。
知らぬうちに、己自身で自身の居場所を作り上げていたこと・・。
彼女は一人ではない・・。
彼女はまだまだ不完全で、行き届かない所もあるだろうけれど、周りにいる優秀で心暖かい人・・
何よりも、彼女を心より愛してくれる殿下という存在がいてくれるから、大丈夫・・・。
彼女は、ようやくであった・・
この日、殿下という一人の男性・・
運命の人・・
この人と出会うために、彼女は今まで生きてきたこと・・
そうして、彼女の新しい世界が・・
人生があ始まる・・
という所でしょうか・・
まあ、この後も色々事件はおこるのですけれどね・・
正式な妃となった以上、色々・・
その度、二人の愛を確かめあい、外の世界にふれることで、少女としても、人としても少しすつまんんでいく・・
という感じでしょうか・・。
ぱっと見、何もしていないように見える彼女が、自ら動き成長していく過程を、静かに、ゆったりと見守っていきたいですね~
勿論、殿下との愛の育み方も・・♪
タグ:虫かぶり姫
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