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花咲ける青少年 18~20 [アニメ]

この少女の凄い所は、物おじしなくて、本当に割り切りが凄く良い所・・。
年頃の子って、見えなかったものが見えて複雑な心境のはず・・。
柵とか、そういうのもある程度理解しているのに・・
彼女にとっては、そんなもの関係ない。
例え親同士が仕事柄確執があっても、そんなの子供である自分達には関係ない。
大人の都合に子供が振り回される必要はないといってみせる彼女を見ていると、本当羨ましくならざる負えない・・♪
本当、相手の嫌みを嫌みとすら受け取らず、棘のある言葉でさえ面白い人だといってみせられるのは、器の大きさを物語っているな~と、心底思います。
それも又・・
上に立つものとしての資質になるのでしょうか・・
へりくだらず、そして力強い彼女を見ていると、部下も好んでついてきてくれそう・・
少なくとも、私はついていきたいかな~
ちょっと、行動的で、自由発想が強いので、時折困った上司にはなりそうですが・・(笑)
普通の少女である一面と同様に、人を無条件にひきつけてしまう魅力・・
そういうものが、王国絡みの出来事により、徐々に開花させていっている気がします。
次期王女とも呼べるべき立場の少女相手にまったくひけをとらないやり取り。
花鹿は何時もの通り、決して強い言葉をいっているわけではないけれど、言い負かされることのない言葉の返答が出来ていて・・。
誰かに本気で心配されたことがない、ちやほやされて育ってきただけの王女に対して向ける言葉は酷く胸に響いた感じがします♪
本当、真剣に心配しているからこそ、優しい言葉だけじゃない、本気で怒ってみせる・・
感情が出てしまうものです。
それを知らない、感じることが出来ないのは本当に悲しきこと・・。
そういう人間は、我慢することも出来ず、ただ己の感情のまま好き勝手に言動してしまうものですが・・
きっと、そのままでは、人の上に立つべき人物にはなれない・・。
上に立つものは、心は熱く、頭は冷静に物事を運ばなければいけない
表面上ばかり見ていてはいけないんですよね。
本当、私も経験あることですが・・・
表だって牙をむいている相手は、あしらうことは簡単ですが、もっと厄介なのは、仲間のふりをして裏切る連中・・
そういう存在を見抜けるかどうかも指導者に必要なもの・・
そしてさらに、敵をも味方にひきこんでいく・・
という点では、花鹿には得意分野・・・
彼女を毛嫌いしている相手でも、一度相手にたいし好感を抱いてしまえば、その気持ちは揺るがない・・・
自分を嫌っていても、それが心の奥岨からの感情なのかどうかが、本能でわかってしまうのか・・
嫌われたからといって、彼女にとって相手は決して敵にはならない・・
そんな彼女のまっすぐな視線に、たまらず。心揺り動かされては彼女の存在を意識せずにはいられなくなっていく男達・・・(笑)
きっと、それは、彼女の生まれ持っての感性でしょうか・・・
そして、そんな彼女の魅力を正しく育てたのがリーレンという存在とでもいいましょうか・・。
花鹿という存在が、リーレンにとって絶対的な存在であると同時に、花鹿にとってもリーレンという存在はなくてはならない存在・・。
勿論二人が向ける互いの思いの形は、それぞれ違うものではあるのでしょうけれど・・。
ふとした所で、花鹿という存在は、ただの女学生という存在ではなくなる・・
無邪気な笑顔の向こうに見える、威厳、人を惹きつける魅力がある・・。
それは、ふとした折に、とある少年と酷く重なる・・
視聴者側としては、多分、彼女の父親の出自に関わることにより、物語に浮かんでいた小さな波紋が大きく揺れ、広がっていく感じで・・・
無自覚だった王子様が、リーレンが世話役につくことにより、自分だけではなく相手の立場を見通せるようになる・・
だからこそ、気づいた花鹿への愛・・・
何も知らない子供ではなくなった・・
好きという思いだけでは縛れないこと・・・
この好きと愛の違いを考えるようになり・・・
花鹿も又、自身のなすべき花婿候補探し・・
出会えばわかる・・・
その言葉の意味を理解し、候補の男達を見つけた・・・
後は彼女が誰を選ぶだけ・・
けれどそれは、彼女を思い慕うリーレンにとっては過酷なもので・・
今までそらし続けてきた彼の本当の思い・・
本当の彼の感情が強く、揺れ動きだしていく・・。
そして、他の男達の花鹿への思いも・・・
一人は好きなんて言葉では物足りない、確かな愛だと・・・
一人は、女嫌いなはずが、花鹿だけは特別だと認識し・・
そんな渦中の花鹿は、まだまだ無垢な少女のまま・・
友達の好きと、恋人、夫の境界線・・・
それがどんなものかわからない・・・
けれど、何時か自分にもわかる日がくるのだろうか・・
自分が自分でなくなる感情が芽吹くことを・・
そんな思いを抱き始めるのですが・・。
本当、皆カッコイイ・・
一時は、あまりに幼すぎてどうしたものかと思っていた少年も、すっかり大人の男に成長していき・・・
愛する女を自身の事情に巻き込みたくない・・
と、身を引いてみせられるまでになっていたり・・・
揚げ足をとってこようとする、落ちぶれたスクールメイトの足元を反対に救ってみせた言葉・・。
父親のすねをかじって生きるのは丁度いい、痛くもかゆくもないから好きにしろ、その代わり名誉も地も失うのはお前の方だ・・
と、どっちが揚げ足とられているんだ~~
的な同道とした姿が本当にカッコイイ!
女嫌いな理由も・・・
地位に溺れ、腹違いの弟を見下しては足元をすくわれ尻尾を巻いて逃げ出すような姉君達をみていれば、そりゃ~女嫌いにもなるよね・・・
なんて思わされつつ・・。
男たちが彼女を好きになっていく過程・・
それが、恋愛重視ではなく、社会的立場視点から関係が描かれ紡ぎだされていく
そういう流れの話だからこそ、オタク卒業できた今になって再熱させられるのかな~~
という感じです・・♪
といいますか、花鹿自身に、今後どのような変化が・・
というか、誰を選ぶのだ~~~
個人的にはリーレンであって欲しい~~
というかなりそう??
どうなんだろう?
という感じです~~。
なんだかんだで、最後まで原作、アニメ共に見れていなかったので・・
本当に今後の展開に期待大~
という感じでしょうか・・♪

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