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ブラスレイター 1~15話 [アニメ]

ブラスレイター感想!輝ける名誉も、何もかも全て失い、新たに手に入れた力に翻弄された男の姿・・
準メインかな~と、思っていたキャラが、まさかの衝撃の死を遂げてしまったことで、確信を得て物語が大きく変化・・
というより新しい物語視点・・
と、いうべきでしょうか・・
そして、そんな彼を見続け、憧れ続けていた少年の思い・・
本当・・
虐めとか、貧乏の苦労ってのは、経験したものにしかわからない・・
虐められることの辛さは虐められっこにしかわからない・・
人を傷つけた故に後悔という名の物を経験したことのない人間には、傷つけられるよりも、傷つけることの傷みの方が深く苦しいというのも、虐められるばかりの子供にはいじめっ子の気持ちなんて理解できないものでもあり・・・
私は虐められっこだったので、虐められる傷みを知っていたけれど、傷つけてしまう傷みを覚えたのは何時頃からだったか・・
友達と喧嘩?両親のいい争い?いじめっ子の気持ちを知ってから?
よくわかりませんが、気が付いたら・・・
もしかしたら、大人になってからかもしれません。
別に意図的に他人を傷つけるのではなく、ふとした言葉や心遣いがたりなかったり、すれ違いで相手を傷つけたり・・てのは、どうしてもありますからね・・。
という感じで、今は両方の傷みが理解できるように人間にありますが・・。
本当、世の中、綺麗ごとではやっていけない・・
彼の理想の男は自ら戦うことを放棄したけれど、それは逃げではない・・
少年にとって逃げのように見えたかもしれないけれど、その時の彼にとって精一杯出来る一番の方法・・
それしかなかった・・
そして、虐められていた少年の境遇・・
友達と思っていた人物からの裏切り・・・
そういう経験と思いにかられたからこそ、最後までたちむかって欲しかったんだろうな・・
だからこそ、この少年までもが・・
けれど、憎しみでは人を救えない、それは己自身を気を付けるだけ
ただ、衝動だけにまかせて動けば、きっと後悔することになる・・・。
何もかもを失っていると彼一人で思い込んでしまう・・。
けして彼は一人ではない・・
けれど、それに気づくには時はすでに遅く・・・。
後悔しても時はもう戻らない
大切な人を悲しませてでも、選んだ結果はあまりにも悲しく、愚かで・・。
そして、徐々に見え始めた、謎の女の行動・・
そして、ブラスレイターという異質の存在の正体・・
それは、彼らが想像していたものとは大きくかけ離れた理由により生まれてくる物で・・
そう、彼らが思っていたよりも、その被害範囲、感染力は低くない・・
今まで血を浴びるという条件だと思っていたけれど、そうじゃない・・
それ故に、その感染力は、謎の女の手によって拡大していきき・・
その事実を知り、恐怖するもの、諦めず戦うことを決意するもの・・
その結果は・・・
流石は、フラグネタがお得意の虚淵玄による構成~
というべきでしょうか・・
どんどん死者が出てきます。
勿論無意味な死などなくて・・・
そう、死に際がカッコイイ
目の前に立ちはだかる敵はあまりにも強敵で、とても彼らに叶うはずもなくて・・
だから、仲間の命を救うために・・
そして、人としての意志を持ったまま、最後をちっていく・・
そう、彼らは目の前の敵には負けてしまったけれど、人としての尊厳は失うことなく最後まで勝ち取ることができたのです
こんなに心地よい負けはない・・
そう、語りながら命のともしびが消えていき・・
そんな仲間を心配するあまり、助けられた身でありながらも無謀に飛びだそうとする仲間の女と、それをひきとめる仲間の男・・
そう、彼女が自身の身を危険にさらすことは、彼らの思いを裏切ること以外の何物でもない・・
辛くて苦しくても、たえることが何よりも必要な時がある・・
結局、彼女のその無謀な行動が、救えるはずの命が二人から一人になってしまったのだから・・
そして、人々にどんなに敵視されようとも構わない、目の前の命を助けようと戦い続けてきた男は・・
その現実に再び自身の弱さを思い知ることになり・・
と、なんともいえないハードな展開に・・♪
そして、1過ぎたクールすぎたあたりから、主人公の悲しい過去になるのですが・・
なんだろう・・
悲しみって、人の死だけじゃない・・
勿論、孤児なんて境遇ははたから見れば同情をひくものでもあるけれど、彼にとっての不幸はそんなことじゃない。
血のつながらない自分を育ててくれた恩義ある神父様にお返しできないことのもどかしさ。
血のつながらない、幼き兄弟達におなか一杯食べさせてあげることの出来ないもどかしさ・・。
そして・・
神父様や家族を守るために、異端の子だと虐めしいたげられていることの辛さ・・
家族のために耐えているといっても、痛みがないわけではない・・
憎しみもないわけではないでしょう・・
家族を守るために、神に嘘をつかなければならなかったこと・・
罪を犯してもいないのに犯されたことにされる無慈悲な境遇に対する悔しさ・・
そんな子供を守れずに涙する神父の思い・・・・
移民の子・・
その差別は今も昔も変わらず・・・
住民のない子供は病院で見てもらうことすらできない・・
というのは、可哀そうですが致し方ない気もしまするんですよね・・・
現実では、コロナ差別というものが多発していますが・・。
ちゃんと自身と、周りの人間をまきこまないために対策をしているのに感染してしまった人は差別されるべきではない
感染対策を何もしない。マスク、手洗い、鵜養、距離をとる・・等いったことして感染された人は差別されるのは自己責任
そして、大学の生徒によるコロナ差別・・。
大学側は、差別しないでというのならば、学生を守るための具体的な対策をちゃんと作らねばならない。
口でいうだけで納得させるのって、多分難しいと思うので。
専門家と話して、大学側がお金つかうなり手間暇かかてなんとかしてあげるべきなんです。
なんて、少し思います。
国も、いい加減税懐にあるお金使ってコロナ対策して欲しいです
お金儲け等の私利私欲ではない。市民の命を守る対策のための資金の仕様・・。
というのが少なからずの感想ですが・・
後、ホームレスも税金払ってない人には税金使う必要ないけれど、税金今まで払ってきた人間が住居なくして・・
という対策はどうなったのだろう?
と、この物語を見ていてふと思いました・・。
そう、彼らは住民になるための許可がとれないゆえに、働いてもただ働き・・
それでは払うための税金なんて払えないという矛盾・・。
なんて思うと、なんともいえなくなります。
殴る蹴るの暴力は当たり前・・
住居だって火をつけられ・・
怖いですね・・・
やってることがヤクザと何ら変わり映えしないことを平気でする、人の皮をかぶった化け物たち・・・。
移民は彼らにとっては虫けら以下・・
死んで当然・・・
そんな風に大人子供関係なく思っている、この世界観が本当に怖い・・
そして・・・
そんな彼らとはまったく違う、移民も国の住人も変わりなく同じ人間だ・・と、いってみせてくれた優し気な人間もいたけれど・・
結局は、力がなければ何も出来ないのか・・
貧しい子供達が苦しまないための世界を作ろうとしていたけれど、その夢はことごとく奪われていく。
救っても、救っても救いきれない命・・・。
お金がある人だけが助かって持っていないものは、ただただ命がつきる時をまつだけの現実・・
それを目のあたりにした優しき青年は・・
という所で今回の感想は終わりです!
冒頭から出ていた主人公とかかわりあう、あの人物にこんな過去と関係があったとは・・
きっと、この出来事によって、何か彼の中で壊れてしまったんだろうな・・
そして、今も昔も変わらないのは主人公の志だけで・・
と・・
本当~~に、もの凄いシビアな展開になっていく様が凄い面白いです!
けして笑って楽しみながら見るものではないですが・・
今時の魔法とか、異世界物のような、ペラッペラの展開の作品と違い、繰り返し見てみても良いのかな・・・
と、思います。
回数を重ねるごとに、見方が変わっていきそうですね♪
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