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遥かなる時空の中で 八葉抄 19~26話 最終回 [アニメ]

遥かなる時空の中で八葉抄後半から最終回のお話となります~~
今回の話しは恋に悩める少年の物語・・
とでもいいましょうか・・。
鬼達が何か事をお起こそうとしている中、あかねと共に八葉たちも必死に封印の札集めに駆け巡ります。
そして、その札を手に入れるために与えられる試練・・
過去との向き合い、仲間同士の絆お確かめるための・・
そうして、新たな力と更に深まる絆を得る中、といいますか、一方で・・というべきでしょうか・・
本当に八葉の中、これ程可愛いと思える青年はいないのではないだろうか・・
そんな風に思えます。
前作が身分違いの恋の話だったので、今回は巫女と、帝の後をけ継ぐべきだったかもしれない人間・・
もっとも、争いが苦手で地位をすてたような、心根の優しい少年ですから・・
そんな彼だからこそ、自分の身に余る力への戸惑い、巫女であるあかねへの思いに悩みつつも・・
結局は、彼女を守りたい・・
そういう思いに突き動かされ、八葉として本当の力に目覚めていくのかもしれません。
もちろん、それは、あかねへの思いだけでなく仲間への絆・・
過去のしがらみから抜け出すと同時に、八葉としての口ばかりではない心からの覚悟と捧げる思い。
真面目な生き方は立派なものだけれど、時にはその生真面目さが超えるべき壁の邪魔にもなったり・・
物語、ひとつひとつ、遊びの話を入れながらも、八葉のメンバーの過去に少しづつ触れていく・・
そんな感じで物語は進んでいきます。
そう、なんだかんだで八葉同士の絆が敵の罠をうち砕いていく・・そして目覚める新たな力・・
そんな雰囲気の流れで・・♪
今度は、鬼と人の許されざる恋。
なぜ許されないのか、それは、鬼を忌み嫌う人間が勝ってにきめたこと。
人は自分と違う人種を嫌う生き物です。
それは時に憶測や偏見により、危険思想を持った集団、組織ともなりかねなく。
それに従うのが、きっと一番安全な道だけれど、そのわくから外れた世界を知ってしまったら・・
そうなれば、人の幸せの価値観は他人にははかれないものになる
悪いことをしたわけじゃないのに、人に後ろ指をさされながら生きるのが不幸か幸せかは、すでに本人のもの。
それを気にする人もいれば、気にしないで強く生きられる人もいますから。
そして同時に、その結論を回りの人間が否定するも肯定するも自由で・・
そう、ただ、しっかりと耳を傾けた上での意見なら自由に発言してもいいでしょう
でも、憶測と偏見のみでの意見はただの暴言になりかねない・・。
相手を思うあまり、自分の我を強くしすぎてもだめで・・
そのあたりの見極めや境界線って、感情が入ってしまうと難しいもの・・。
そう、感情的になるのはだめだけれど、そこに人の心を持っていってはいけないというわけではない。 人の心は大事です
相手を思いやればこそ、話せないこと、話すべきことの分別のつけ方って難しくて・・
全てにおいて事実が正しい・・・というわけでもないんですよね。
実際起こったことは事実だけれど、その出来事における過程・・・そういうものも大事で・・。
それをないがしろにすれば、相手を平気で傷つけたり貶めたりすることになる。
それをやってしまったのが、八葉の一人の青年・・
どこか浮世離れしていた美しくも感情の欠落した青年。
主人公あかねに心惹かれながらも、その考えや行動は自分を人ではなく物として・・
あくまで自分は道具だと、存在意義を主張する姿・・
そう、彼は他の八葉となんら変わらない、少し風変わりな・・
そんな風に思っていたけれど、実は・・
というお話になって・・。
それを聞いて心などいらないと、ことあるごとにいっていた彼の言葉と真実を今更ながらに知らされるのです。
そう、彼には心などない・・なんていいますけれど、その頬をぬらす涙は人である証意以外何者でもなくて・・。
感情なんてものは最初なくても、生まれてくるものでもあります
もちろんその逆~~もありですが、私にも経験はあるので、はっきりいえます。
誰かを信頼して惹かれる段階で生まれていく心はある・・・と・・。
人であるかどうかは肉体ではなく、心そのものだと私は思いますから・・。
そうして、人として、仲間同士の絆を深めていく中最後の札が手元に集まり・・・。
奪われた札と、仲間の家族を取り戻すために・・・
という物語へと話が進んでいき・・
後半になるにつれて物語はシリアスな要因がどんどん深まっていきます。
この国を守るため・・
そして、悪しき心に囚われた哀れな人を救うため、あかねは導かれるように決断をします・・
そして、そんな彼女を思い慕う仲間たちも・・・
そうして、彼女が選んだラストは・・
光り輝く存在が、そっと彼女に手をさしだします。
そして、その手をとった相手は・・・
と、元ゲーム~~ということもあり・・そこはあなたの想像にまかせて~ではなく・・
彼らとのそれぞれのEDが描かれている~というので、てっきり特典映像にあると思いきや~~そんな表示はないけどなんで?
と、思っていたら・・・
そう、Bパートのその後は貴方の思い描くものを選んで下さいね~ということで・・
なかなか面白く、かつ、完璧~~な作りになっているのが良かったです!
ただの特典映像~~ではなく、本編とそのままリンクしている作りになっていたのがすごかったです!
まあ、いろいろと少女マンガなノリでぬるいところはあったものの・・・
ラストは本当に良かったな~~て感じです♪
ちなみに5つ星評価にしてみると~~

☆☆   キャラ(未成年)
☆☆☆☆☆キャラ(成人男性)
☆☆☆☆ キャラ(主人公)
☆☆☆☆ 物語構成
☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆成長、絆
☆☆☆  アクション(サブキャラ)
☆☆☆☆☆アクション(メインキャラ)
☆☆☆☆ 満足度

といった感じです。
たぶん、現代~というか、まだひよっこな子供たちがあまりにも頼りなくて・・
その分、大人達の立ち居振る舞いがすごく素敵な作品です♪
特に武士の息子である頼久の、ヒロインへの忠誠心とかたまりませんね・・・。
思い慕う一人の少女と、信頼すべき主とのギリギリの境界線~な所が・・
繰り返し見てみると、この二人の関係性というか、見方が変わっちゃうんですよね・・♪
今思えば、頼久のあの表情は、主としてみる瞳以上のものだったのでは・・な~んて~♪
まあ、3000円以下での購入だったので、いいかな~
て、ところでしょうか・・♪
いや~
頼久ルートオンリーで作りなおして頂けないでしょうか・・
な~んて思えるくらいに・・(笑)
タグ:はるとき
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