SSブログ

ゴジュッセンチの一生 2巻 [漫画]

ゴジュッセンチの一生の二巻が発売です~~!
思ってたよりも発売早くてうれしいです音符
NEC_0061.JPG
内容は1巻でも感じたように・・
本当にこの作品は丁寧なつくりだな・・・と・・・
猫と人間の会話があまりにも自然に描かれていて、違和感すら覚えることができなかったのは、
それぞれのキャラの心情がとても丁重に描かれているから・・・
飼い猫が野良として生きている姿・・
帰らぬ飼い主の死と、帰らぬ夫の死・・
それらを受け入れることのつらさと葛藤・・
人の温もり、猫の温もり・・
どれも癒される筈なのに、孤独というかたくなな心がそれを阻んでしまう・・
一人の人間が悪人だからといって、全ての人間を憎むのは本当に正しいのか・・・
野良の行き方、幸せって何?
野良はどんな気持ちで日々を生きているの?
人間の価値観をどこまで野良猫達に与えて許されるのだろうか・・
野良猫は野良にされたのであって、野生の動物のように自然に生まれるわけじゃない・・
捨てる人間がいるから野良猫が生まれてしまう・・・
人の幸せだって、外から見るだけじゃ本当に幸せか不幸かなんてわからない・・・
まして、相手は猫だから言葉交わせない分余計に理解できないものでもあり・・
同情するなら金をくれ・・
家なき子の台詞を、ふと思い出しますが・・
同情だけで全ての人が救われるわけじゃないし、帰って相手を傷つけることもあるだろうし・・
人間も、猫も、悲しいときは大声をあげて泣けばいい・・
人が泣いていいのは、親やが他界したときだけ・・
ていいますしね・・
夫や、ご主人様がこの世からいなくなって、無理して我慢する必要なんてない。
涙は心の中整理でもあるし・・
思い切り泣いた後は前を向いて歩いていくだけ・・
生きるということは変わり続けること・・・
変わるということは、守りたいと思えるものも変化するもの・・・
守るものが変わるということは、生き方そのものも変わることでもあり・・
なんだか、ラストの展開が、本当にほほえましいです♪
あんなに猫嫌いだった彼女が、二匹の猫をきにかけ甘えられる温もりに、たまらず満面の笑顔をこぼす・・。
動物は、人間が思っている以上に人の心に敏感です
泣いたり不安なときはそばによりそってくれたりもしますし・・♪
こうして、一人と二匹の新しい生活が始まる・・。
もちろん、その先には波乱も起こりそうで・・・
今後の展開がどうなっていくのか・・・
作者さんの猫への愛を感じつつ・・
次巻も楽しみです♪
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。