この青に恋をした 秋元奈美

はい、またまた２０年近く昔の少女漫画～
この青に恋をした

ミラクルガールズでお馴染みの秋元奈美先生のデザートコミックスです♪
今やレディコミで活躍中の先生ですが、やはり少女漫画～な頃の作品が一番好きです。
やはり、レディコミになると主人公の成長よりも恋愛によるサービスシーンがメインになってしまうので・・
最初はもの珍しくても、そのうち、レディコミ系はどれも同じ～に見えてきて、結局はレトロな少女漫画に戻っていく～～と・・（笑）
なので、レディコミはサービスシーン多いな～と思うだけで、取り分けて感性が揺さぶられることがないのですよね。
なので、この本よんで改めて昔の少女漫画って素晴らしいな・・と痛感♪
自分よりも半分くらいしか生きていない主人公だけれど・・
自分の若い頃と凄く被さって見えるんですよね・・。
家庭環境とか、生い立ちが・・だからこそ、この歳になっても共感しやすい作風なんだろうな・・と・・。
やはり、甘くて優しいだけでは色のある人生はなかなか送れない・・
恋愛だけが全てじゃない・・
そう、私個人がこの作品を面白い・・と感じたのは・・
不利な環境にもめげず、自分からダメ元でも主人公自身が行動したところ・・
ダメな自分を変えようと思いたったところ。
私は流石に海外留学～なんて勇気も語学力もなかったので、せいぜい県外へと寮生活する～てので手一杯でしたが・・（笑）
彼女も、私も感じたのは、人と触れ合うことで自分が変わっていけるのだということ。
彼女は自身の持つ語学力が上達していくことの喜び。
私はというと、人の温もりがこんなにも温かいものだったのだ・・ということの幸せ・・。
そうやって、自分になかったものや、持てなかったものを見つけ、手に入れ・・
そして、一皮むけて、成長し、元いた場所へと帰っていく・・。
そう、なんだかんだいって、人間自分から行動しなきゃ何も始まらない。
何かを得たいなら・・
何かに不満があるなら、まず自分から行動しなきゃ意味ないんですよ。
てことを、この漫画見て改めて思いました。
出会いだって、彼女自身から、閉じこもっていたからを藪らなきゃ運命的な出会いはなかっただろうし・・。
恋だけじゃなく、人生を一生懸命生き直そうとしたから、素的なパートナーが見つけられたんだと思う。
素的な人間との出会いは自身が、そういう人間にならなければ出会えない・・。
そう、厳しくも暖かい男の人・・。
甘えることを許してくれなくて、イヤミなくらいに厳しいけれど・・
だからこそ、そんな彼の勢いに負けたくなくて、頑張っているうちに彼の本当の優しさと、努力家の所に気付けて・・
その過程があったからこそ、彼の隣にまでたどり着くことが出来た。
そして、二人の恋は一度はそれぞれの道を歩むために別れるけれど、後に再開することで結ばれハッピーエンド・・となります♪

そして、もう一つの短編話のほう見て余計思います。
酷い裏切りで恋に傷ついた心を癒すには新しい出会い・・
何もいきなり恋に落ちなくてもいい・・
ほんの少しの勇気を出して近づいてみる・・最初はそれだけでいい。
そうすれば、自分に何が必要でかけているのかが気づけることだってある。
そういう気付きだって、恋だけじゃなく、本気で向き合える友人がいて、そんな痛い所をちゃんとついてくれる、真剣に自分を思ってくれる人がいてくれるからこそだって・・
そうやって、此方の主人公も、最後の最後、勇気を振りしぼることで、悲しい失恋を卒業し、新しい恋を芽生えさせる・・。
結局は、自分から行動しなきゃ幸せはえられない・・。
自分から行動することに意味があるし、意味のない行動なんてものはなくて・・
と、改めて深く思います。
本当に、こういうメッセージをちゃんと伝えられる作品は大切ですね。
もっと、日常に色をつけて、色んなことを体験して、色んな感性を磨いて欲しいですね、最近のオタを通じて漫画かかれてる人にいいたい。
オタからオタ作品作っても、面白いものはなかなか作れません。
人に伝えられる漫画って、自身が多くのことに目を向け経験したからこそつたえられる。
中身のない漫画なんて、誰にだって、マネッコでいくらでもかけてしまうから・・
本当、漫画やアニメ、ゲーム以外の、沢山の物にも目を向けてみよう。
政治、スポーツ、洋画、邦画、料理、でもなんでも、その他趣味等色々世の中にあります。
漫画やアニメだけが全てじゃない！
と、漫画やアニメ系の日記かきながらこんなこと言っちゃってますが、最近の多くの作品に対して思ってしまいます。
取材したり、図書館で調べて勉強したり・・
そういう手間隙かけてこそ～良質な作品が出来る。
簡単に作れてしまうよりも、苦労して作り上げた方が身のある作品が作れると思うので・・
そうして、良い作品を沢山作って欲しいな～と、思ってしまいます。

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