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グリザイアの果実 天音 プレイ感想1 [ゲーム]

グリザイアの果実 天音ルートプレイ感想です♪
美人でスタイルがよく、面倒見も良い。
掃除、洗濯、料理も出来、時にはちゃんと男をたてることのできる・・
という、女としてのたしなみを、きっちり身に着けている人物。
その割には、女にしておくには、凄く男前で勢いのある性格でもあり。
だからといって、人の気持ちに鈍感なわけじゃない。
ちゃんと引き際を察知できる・・。
ただ、相手の気持ちを汲み取りつつ自身の思いはちゃんとぶつけていく・・
それが凄く上手く・・
断りたいのに断りにくくさせてしまう、ある意味女としての駆け引き~をある程度心得ているというか、妙な所で大人だったり・・
基本強引だけれど、雄二の気持ちを感じ取る能力はたけていたりもして・・
そう、相手が嫌がっているの理解しつつ、あのマイペースさは、なかなか凄いし、色んな意味で羨ましくもあって・・♪
なんというか、うっとおしいし腹がたつけれど、嫌いになれないタイプ・・
ただ、ちょっと、攻略キャラの中で一番の変態キャラでもあり・・(笑)
一番わかりやすい子でもあるかも・・(笑)。
でも、ふとした瞬間見せる表情は意味深で・・
それを雄二が知ることになる時には・・・
結構、彼の生い立ちにおいて、一番突っ込んだルートになるだろうな・・
なんて思いつつ・・
なんだかんだで、押す所はしっかり押してくるけれど・・
必要以上に男の面倒見のよさは、異常なまでに完璧であり・・
理不尽な男の言動への理解力の良さも、一件すれば都合の良い女になりそうだけれど・・。
何よりも彼女がまとう家庭的な雰囲気に、どこか戸惑いつつも居心地の良さを感じてしまう雄二君~。
けれど、それゆえに、心のどこかで、彼女に一線をひいてしまう。
料理、炊事選択とそつなくこなし、男の言う言動のも理解しめしつつ、従順で面倒みのよい~
そんな、女として完璧な天音が何故自分のような男を選んだのか・・
最初は自問自答しつつも、彼女に対しての好意は嘘ではないのは確かで・・
だからこそ迷ってしまうし・・
多分、いっそ嫌いだったり、興味な所があれば悩むことも思うこともなかったのだろうし・・
それ故に、女に対して無責任な男ではありたくないという決断をする雄二が又好きです♪
彼女になるのはOKだけれど、彼氏にはならない・・・
彼氏じゃないけれど、雄二は天音のもので、天音は雄二の彼女だけれど、天音は自分だけのものではない・・・
そういう線引き~みたいな感じでしょうか・・
まあ、いつ、何が起こるかわからない立場だし、自分に何かあって悲しむ女はいて欲しくない・・・
又は、そんな権利も立場も自分にはない・・
という、これも雄二という男のケジメの付け方・・・♪
なので、最初は天音との距離感も、つかずはなれず・・・
追われて追いつかれて、まあ自分の彼女なわけだし、多少は許してやるか・・的な距離感。
雄二が天音にベタ惚れという感じじゃなくって、天音が雄二に必死にアピールする、ご主人様のご奉仕するワンちゃん状態
尻尾降ってなついて、お手、お座り、待て、を従順にこなして、そのご褒美に遊んで~~
みたいな関係せいがなりたっていきますが・・
天音ちゃん、なんだか可愛いです♪
みためサバサバしていて、しっかりした女~に見えると思ったら、雄二の言動一つで尻尾巻いてみ満たらしては不安げにご主人を見上げる仔犬のようになってしまう・
ご主人様に甘えたくてテンションあげすぎた結果、起こられて反省しているワンちゃん状態といいますか・・・(笑)
やはり、女ってのは、しっかりしてそうにみえて、しょうがないな~
と、おもわさせるくらいの方が可愛げがある~て感じなんでしょうか・・
まあ、頭の良すぎる女は可愛げがない・・・と、聞きますし・・(笑)
後、積極的だと、やはり押しに弱い・・・(笑)
なんだかんだで、天音の勢いに負けては肌を重ねていく度に、雄二の中でも愛着というものが強くなっていき・・
気がつけば、真剣に天音のことを考えるようにまでなっていた・・と・・・
最初はうっとおしく思えていた天音の強引さも、甲斐甲斐しく世話をやこうとしてくる天音の姿を見ていくうちに、可愛く思えてきちゃうものなのですね♪
けれど、そんな雄二の気持ちも知らず、天音ちゃんの大胆行動~というか、雄二と関係を持ち始めてからというもの、天音の思い込みこみ言動が、どんどんビッチな方向に~~(笑)
雄二も恋愛事情に関しては、コイツはカッコイイのか馬鹿なのかわからん~
といっていた天音ですが、そういう彼女も十分恋愛事情に関してはおぬしも相当お馬鹿さんだ~
と、思わずにはいられない・・・(笑)
いや、彼女なりに明確な理由があるにしろ・・
まあ、どちらにしろ、この二人の恋愛は不器用同士なりに~
という感じでしょうけれど・・・
二人が恋人同士になったとしても、けして雄二から天音へとベタベタしにいくわけでもなく・・
自主的にくっついてくるのは何時も天音の方で・・
でも、雄二はそれを拒むことなく・・
そして、必要ならば、はっきりと言葉にして彼女への思いを伝える。
そう、普段から軽い調子で愛の言葉をささやきはしないけれど、雄二は雄二なり彼女のこと考えているので・・。
なので、正直、そんなに天音は不安になりつつ、破天荒な行動はとらなくてもいいと思うんだけれどね・・・。
まあ、それは複雑な乙女心ゆえに翻弄させちゃっているのでしょうがね。
周りには女の子ばかりのハーレム状態だし・・・
まあ、自分で自分の魅力に気づけていないあたり、謙虚な天音らしい・
という所でもありますが・・♪
本当、この子は考えているようで考えていない子なのか?
なんて思っていましたが、ただ、単純に自分に自身のない、臆病さん~なだけなのかも♪
そういう人間って、はたから見れば、何考えてるんだ?て、思われることなきにしもあらず~ですからね・・♪
だからこそ、雄二に対して献身的になるし、彼を求めるというより、自分を求めることで不安を取り除いてやりたい・・。
雄二は雄二で、それを受け入れることで彼女の不安を取り除けるなら・・
と、彼女の小さな我儘を受け入れながらも、彼女にも彼女なりに、この美浜にやってきたことを考え始める。
自分が何を求めてここにやってきたかを考えれば、お互いに訳ありなのは確かであり、そんな訳ありの雄二の事情を無条件に受け入れる。
ただただ、彼の無事を祈り帰ってきてくれればいい、と、いってみせる彼女の言葉に、自身の帰るべき場所を与えられると同時に、深い感動を覚え始める・・・
きっと、普通の人にとっては当たり前のことも、彼にとっては特別で大事なこと・
それを同じ目線で見ることの出来る恋人が傍にいる・・。
それが、雄二には泣きたいくらいに有難く、幸せで・・
見てるこっちまで幸せになってきちゃうのがたまりませんね♪
他キャラは恋愛過程というよりも、どちらかというと家族的なつながりだったり、同情とか、恋愛関係なしでのスタートだったので、天音ルートは、純粋に恋愛ルートを楽しめるというか、学園ラブコメっぽい雰囲気を醸し出しつつ、真面目な会話や雰囲気も交えつつ・・・
なのが、本当見ていて楽しいんですよね♪
そう、ほんの隙間、ちょっとしたシリアスな話題・・
普段はクラスメイトと和気あいあいしつつ、手間のかかる蒔菜に、面倒見のよい天音、そんな二人の様子を見つつも~な、雄二の3人で、まるで親子のような雰囲気に会話に、いやされつつ・・・。
ふとした出来事・・
それは、デート火当日のドタキャンだったり・・
多分、初めて雄二が我を忘れて感情あらわにした場面・・
今までの彼ならプライベートと仕事を、ちゃんと割り切っていたし、我を忘れて汗だくで天音の部屋にかけこむ・・
なんてこともなかったのに・・
彼のいう通り、天音という存在は、雄二自身が思っている以上に彼女という存在が大きくなっていた・・
そんな風に思わせるシーンと・・
今まで触れることを避けていた彼女の過去・・
毒虫・・・というあだ名・・。
それをきっかけに、天音は語りだす・・。
そして、その内容はけして雄二に無関係な内容ではけっしてなく、衝撃的な話になっていくのですが・・。
アニメ視聴者曰く、トラウマ的シーンになる・・
というのですが・・
正直原作であるゲームをしているがゆえに、アニメ版は個人的にはゆるい表現で、とてもじゃないけれど、トラウマというになるレベルじゃない・・
という感想でしょうか・・
というか、それをいったら、多分、このゲームプレイすることできなくなっちゃうだろうな・・
なんて思います。
アニメでは濁されているシーンが、いやがおうにも文章で表現されているので、けっこうエグイです(汗)
でも、人が人の肉と知らずに食べることで生き延びた・・
という話は、他にも聞いたことがあるので・・。
人が人として最後を全うするか・
人を捨ててでも生きることを選択するか・
そういう選択を選ばざる負えない環境って、いかほどのものだろう・・
と、想像すると怖いですね。
映像がどうこうというよりも、劣悪な環境で一人一人、人として壊れていく様が・・です。
そんな中でも、いかに冷静になれるかどうか・・
酷な状況とはいっても、窮地に陥った時にこそパニックにならない
それが一場生き残る最善の近道・・。
そういう意味では、天才少女と呼ばれるような、存在は不可欠であり・・
そんな彼女とサバイバル生活を、パートナーの一人として天音は選ばれたわけですが・・。
多分、きっと彼女は自身は頭の良い方ではないといっているけれど、専門知識における勉学は苦手でも社会常識における状況判断や、物分かりにかんしては、今ここにいるメンバーの中では比較的たけている方・・
だからこそ、彼女は天音を選んだのだろうな・・ 
なんて思いつつ・・。
本当、彼女のような、何においても冷静な判断を下せる頭脳ってのには、憧れちゃうものですが・・・
けれど、そんな彼女だからこそ、予想外なギャップも可愛いといいますか・・
熟練した大人のようなふるまいをみせつつも、意外と、普通の少女らしい一面もあったり・・♪
そんな雰囲気を見せつつも、不衛生さによる怪我人、食料不足という現状は変わらない・・。
日々を送れば生活における適応能力もつくけれど、治療薬もば、満足な食べ物がないことは一切変わらない。
限られた食料に、草や虫を食べる日々。
傷口に菌が入り化膿する怪我人、雨水がしみこみカビ臭くなるテント内に繁殖しては血を吸うヒルの集団・・。
今まで、おなか一杯食べれていた食事に、暖かい布団にお風呂・・
そんな当たり前の環境がどれほど有難いことか・・
本当、食べ物無駄にする人間は、大人も、子供もバチが当たります
好き嫌いは勿論、美味しくないそうとか、インスタ生えのためだけに買って口にしないとか、私的には考えられない。
好き嫌いはあっても、私は無理やりにでも食べていたし、残り物が出ないよう出されたものは無理にでも食べていたし・・。
そういうことを、本当に身に染みて感じていく展開です。
食べるものがなくて、皆どんどんやせ細ってガリガリになっていくし、記憶障害も出始めたり・・・。
そんな中、何げに大事なのは日々の時間のリズムと、チームによる、団結力、それをかけさせるわけにはいかない
皆が一つの気持ちで、それぞれの役割を責任もってはたすこと・・。
そういった指導者ってのは、財力や経済力ではなく指導力のあるもの。
お金で釣っている人間は、いずれ孤独になる
お金の切れ目が縁の切れ目という奴で、もはや先輩、後輩なんて立場は関係のない環境の中・・・
天音の中では、パートナーである彼女は絶対的な存在になり、彼女に、も天音という存在は信頼できる存在であり・・
なんでしょ、そんな二人の関係が微妙にユリっぽくなりつつも、やはり、物語はどこまでも理不尽にもシビアな天界に!
確かにカビは湿気の多い所から生えてくる・・
なので、水分の半分以上の人の体・・・
環境、隊長によってカビなんてものも生えてはおかしくないものなんですね・・。
雨による湿度、食欲が落ちるばかり。動かせない体、全身のかゆみに耐え切れず蚯蚓腫れした部分から繁殖していくカビ・・
そして、失っていきそうになる生への気力・・
既に、残酷だとか、なんとかいっている余裕なんかない・・
栄養不足で頭がおかしくなって、みじめな死にざまを迎えるくらいなら・・
そう、人として犯してはいけない罪を背負ってしまう前に・・
いっそ狂ってしまえば楽だろう・・
人の道を踏み外してしまえば楽だろう・・
一人、一人目の前で命がかれていく中、他人の命を犠牲にしてでも構わない、自分さえ生き残れるなら・・
罪悪感を感じる余裕すらなくなり、理性が失われ、そして、何もかも捨て去った先にはただ、腹をすかせた獣がいるだけで・・
という所で、今日の感想はここまで~
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