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ガンダムSEED 振り返り感想 37~39話 [アニメ]

本当に、ミリアリアという少女は強く、本質を見つめられている子だな・・
と、思います。
恋人の命を奪った本人を目の前に、馬頭するでもなく復讐するでもなく、こらえきれない涙を零しながら立ち去ろうとする。
憎い相手だけど、だからといって、どうすることもできないし、どうにかしようとも思えない。
だって、彼に何かをしても、愛しい人は戻ってきはしない。
奪われたから奪って、奪われたから奪って・・
なんて、そんなもの、憎しみの連鎖を生み出す以外ないのだと、彼女なりに理解している。
そして、キラも・・
仲間を守るためとはいえ、人の命を奪ったことには違いない。
その重責はちゃんと背負っていかないと・・
と、アスランとキラ互いに大事な人を奪いあった時のことをキラ語れば、アスランの表情には苦悶と葛藤が滲みだし・・。
誰の命も奪いたくない、そんなこと誰も望んでいないのは確かで・・
けれど、戦場というものが生まれてしまう・・。
それも又人の思いであり・・
誰もが皆平和主義ならば・・
意見の違いがなければ・・
守るべきものが、まったく同じ対象ならば・・
戦争なんて起きないだろう・・
けれど、そういうわけにはいかないのが人間で、だからこそ戦争は起こるわけで・・
それを理解しているのは、キラだけでなく、アスランも同じで・・
だから迷う・・
答えは出ているのに、どうすればいいかわからないっていうのは、よくあることではないでしょうか・・。
カガリのように、単純な性格ならともかく(笑)、色々考えてしまうのがアスランという少年。
何が正しくて、間違っているかわかってはいるけれど、気持ちの整理がまだおいつかない。
それは、彼が今まで築き上げてきた功績や立場もある。
ナチュラルや、コーディネーターという偏見。
これ、一番抱いてたのは、何気にアスランだったろうから・・
コーディネーターなのに、なぜナチュラル側にいる・・
と、何度も叫んでいましたし・・。
そう、世の中真剣に生きていれば、理性と感情が綺麗にいっちしない出来事なんて、ざらにあるし、だからこそ人は悩んだり苦しんだりする・・。
きっと、平気で人の命を奪ったり、暴力を行う人間にはとうてい理解できないことでしょうけれどね・・
考えるということを放棄した人が、簡単に暴力行為を行ったり、命を奪ったりするのです
TVである人がいってましたっけ・・
人は知性があり、道徳的に生きている人間なのに、その人間が道徳から踏み外した生き方をする・・。
と・・
でも、私は違うと思うんです。
本当に知性があるなら、目に余るような差別や暴力なんてしない。
知性を失い、人の心を壊した人間が他人を平気で痛めつけるのです
と、最近の事件を見て思わされます。
そう、人の命を呼吸をするみたく奪うことができるのか?
なぜ恐怖心を抱けないのか?
それは、その人の心が壊れているから。
精神的な病気だったとしても、包丁を人につきさした時点で罪です
自身が生きるための、とっさの行動以外で、その行為をしたとき人は人でなくなるし、そんな人間に人の権利なんて与える必要はないし、それはすでに人ではなく悪魔だと思う。
アスランだって、好き好んで人の命奪っているわけではないのですよ。
守りたいものgああるから戦っているだけで・・
おのが欲望で命を奪う人と一緒にはできない・・・
なんて、近年のニュース見ていて、思わず思わされたりもするのですが・・(汗)
こういう時、カガリみたいな単純なキャラって、アスランやキラのように、色んなことを考えている人物には、その単純さに救われることもあるといいますか・・
この二人がぎこちない形ではなく、一瞬でうちとけたのは二人の醸し出す緊迫した空気を読めないままに、二人の関係を知っているからこそ、単純に喜び飛び込んでいかたカガリのおかげでもあるのですから・・(苦笑)
これはこれで癒しキャラなのか?
なんて思わされつつ・・
強化人間相手のモビルスート同士の戦い・・
アスランとキラの生きぴったりなタッグによる戦闘がが本当にカッコよすぎて・・♪
コメンタリーの方は・・
アスラク、キララク、そして、保志さんの求めるままのキラトークに華を咲かせる~
と、本編とはずらしつつも、がっつりとしたSEEDトークが地味に面白い・・・♪
保志さん、石田さん視点による、それぞれの、アスラク、キララクがあるんだな~
なんて思わされつつ・・♪
本当に、アスランは凄く真剣に考えていて・・
生真面目な石田さんが案じるにはちょうどよいかも?
なんて、ふと思わされます。
真面目すぎて冗談とか通じなさそうなのが難しい所ですが・・
それだけ、すごくしっかりものを考えていて・・
だからこそ悩む。
真実と事実
自身の心と立場・・
カガリは誰の子だって関係ないと、軍に反発する形でキラと共にあるアスランに向けてそういっているけれど、そうじゃない・・
本当、カガリが思う程、軍という組織は甘くないし、その組織のトップが父親・・
そういう立場だという認識すら持てないからこそ、自身が姫であるという立場の自覚に対しても欠落しているんだろうな・・
と、心底思わされます。
そう、自分の言葉の意味や言動というものを、彼女はもっとしっかり考えるべきなのでしょう・・。
何が正しく間違っていて、何が理解できていて理解していないのか・・
彼の頭の中には色んな物を目で見て感じ考えてきた・・
だから、彼はキラ達とともにいることを選んだ。
今の彼にとって信じたいと思える道だから・・
そして、そんな彼の思いは、彼だけが抱いているわけじゃない・・
プラントの妖精と、アイドルとさえたたえられていた彼女が、今や裏切りものとしておわれているラクスの存在。
彼女は訴えます。
コーディネーターとナチュラルと何が違うのかと・・
婚姻統制を行っても彼女らコーディネーターには未来が作られない、それのどこが優れた生き物だというのか・・
そんな彼女の言葉を信じたいと思うもの・・
ザラ議長の言葉を信じて疑わないもの・・
彼女は彼女のできる形で戦い、そして・・
そう・・
彼女にとって悲しい出来事が・・
そしてまた、キラとカガリにも衝撃的な真実が告げられ・・
当時、腐敗女子友達が、真実をきかされた際のカガリとキラのてんぱりっぷりに、わざわざそこまで説明しなくてもわかるだろうに・・・
なんて言葉を冷静にいっておりましたが・・・
改めて見て思うのは、人間想像だにもしない出来事がおこればパニックになる・・・
そうなれば、当たり前の認識や処理ができないのが当たり前で・・
そう思うと、カガリとキラの動揺も納得できるといいますか・・。
年を重ねて見るからこそ、見えてくるものもあるのだろうな・・
なんて思わされつつ・・
にしても、今回の新規書き下ろし、地味に凄くいいです
ラスクの国への語りかける言葉の際の映像~
二期であるディスティニーに繋がる映像が~~
そう、あの時、戦火に巻き込まれた少年が、軍に志願し、ラクスの言葉をきかされていて・・
というのを見ていると・・
ああ、二期をした後だからこそ、作れるシーンだな~
と、思あされると、二期も見直そうかな~
なんて思わされつつ・・。
最近、懐かしい系の作品愛が~
ガンダムW見るべきか、SEEDの二期をみるべきか・・
それともファントムを見るべきか~
なんて、色々悩まされちゃって、うれしい困りごとです・・
なんちゃって・・・(笑)
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