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ガンダムSEED 振り返り感想 28~31話 [アニメ]

人間やっちゃいけないのは、調子のいい時にこそ調子にのっちゃダメ・・
本人達は頑張っているつもりでも、余る力が空回りしてしまう・・
そのことに気づけていないのが、キラ以外の学生たち・・
すでにフラグたっていますよね~(苦笑)
キラが泣きながら、苦しみながらも生き抜いてこれたのは、どんなに強くとも気を抜いたことがないからなのではないでしょうか・・
なんてことを、ふと思ってしまいます。
望みをかなえるためには、望みだけでも思いだけでもダメだと、ある少女が今後発言するのですが・・・
キラの場合、誰よりも仲間を思う強さ、アスランへの思いも強く・・
そして、悲しいことに、その思いにこたえるだけの力を持ち得ていたことが悲劇ともいえるべきなのでしょうか・・
互いに友と呼べるもの同士戦い、友と呼べる者の命を奪われ・・・
憎みたくないのに、憎みあうしかないという状況は、まだ若い彼らにはあまりにも酷なこと・・。
そんな中で、突出した力を持つキラは、周りが忘れてしまうかもしれませんが・・
普通の優しい少年なんです。
コーディネーターという特殊な能力の中でも、完成形と呼べる彼の存在だからこそ、弱さをみせることができない。
誰か一人でも彼のそんな気持ちを理解できる人間が・・
そう、ムウのような器の大きい大人の男がいるからこそ、軍人でもないキラが今の立場を保っていられるのだろう・・・
と・・。
何気に、ムウの一言は。キラの荒ぶる心に突き刺さっていくんですよね。
彼の言葉理解できないわけじゃない。
ただ気持ちがおいつかないだけで・・
それが戦争なんです。
キラはもう、ただの子供ではなく軍人だから・・
けれど、アスランのように、望んで軍人になったわけではない・・。
強いプレッシャーに耐えるべき訓練をつんできたわけではない・・
キャストの中の女性陣達は、そんなキラを見て性格悪くなっていく~
なんていいますが、自分が同じ年齢、環境におかれれば、やさぐれずにいられなくなる方がおかしいと思うのは私だけでしょうか・・。
そして、そんなキラんの立場だからこそ、忘れることのできないアスランへの思いがつのらずにはいられない。
他のことをしっかり考えられる余裕がある程にキラの精神が強いのだとすれば、それはもう、一般人ではなく軍人として最初から身をおいているべき人間だろうな・・・
なんて思います。
といいますか、本当に心許せる友達なんて、そうそう何人もいるわけじゃない。
仲のいい友達が沢山いて、その中でも特別な存在と呼べる人こそが親友であり、友はたくさんいてもいいけれど、親友はたくさんじゃなくてもいいんだろうな・・
て、キャストさん達のコメンタリーを見て思わされます(笑)
そして・・・
キラとフレイの関係・・
キラに距離を置いた方がいいといわれて初めて、自分の気持ちにフレイは素直に向き合おうとした・・・
のだけれど・・・
戦場での戦いがそれを阻む・・。
戦場ってのは、国同士の戦いだけじゃない。
個々の思いや感情だってあるわけで・・・
だからこそ、戦いに終わりはない・・
憎しみの連鎖になるんですよね・・
ただ、その際、その憎しみを向ける際、それだけの力がもってしまっているか、いないか・・
どういう立場かどうか・・
表面かされるか、されないかではないでしょうか・・。
そして・・
力がたりないままに、思いだけが先走ったが故の悲しい結果・・。
まあ、調子にのった結果ですよね~。
そして、ここは同情する余地もないといいますか・・。
アスランの劇場の激しさも、こうしてみると、すごい気迫ですね・・・
血管切れそうな勢いは、確かにおこりすぎといえばそうかも・・
なんて思わされつつ・・(苦笑)
何を優先し、どちらが大事でどちらを選ぶかなんて、戦場では選択などできない。
そういう意味では、アスランよりもラクスの方がずっと戦争に対して達観しているといいますか・・。
友達同士であろうがなかろうが、戦場に出ればそんなものは関係ない・・
と、いってみせるラクス様がすごいです!
しかも傷ついているキラに・・
彼女はキラを好いているし、彼に優しくしているけれど甘やかそうとはしない
それが悲しいことだと、つらいことだと理解しながらも、まやかしの優しい言葉を向けようとはしないんですよね・・。
そんなラクスの言葉にキラは・・
本当、大事な者をなくしすぎなんです。
一人の友を失い、友と呼べる人と戦わなくてはならなくて・・
ある意味、二人の友をなくしたようなものではないでしょうか・・
そして、失い悲しんでいるのはキラだけじゃない・・
戦力としての喪失・・
キラ個人として心配している仲間達・・
恋人を失い悲しみにくれる少女と、そんな彼女に向ける言葉のない大人に・・
そう、その場しのぎの気休めの言葉なんて向けられない・・
戦場を知っているからこそ、少女の細い肩を抱きよせることができず、握り拳で行き場のない思いをぶつけるムウの姿がなんともいえなくて・・。
フレイはフレイで、無自覚なキラへの想い・・
彼がいないことへの不安とショックに・・・
同じ大事な人をなくした立場で、憎しみを抱いている二人の少女・・
ここで初めて、彼女のむき出しの感情が表現されて・・
そう、あの、大人しいミリアリアが刃物を手に襲いかかるというシーン・・
こいつがいるのに、なんで自分の恋人がいるんだと、恋人の仇を目の前にして狂ったように暴れるという・・
恋人のトールを思う姿が痛々しく・・
そして、それに触発され、怒りに震えながら目についた銃を構えて見せるフレイの姿・・
その引き金を引いたとき・・
そう、ギリギリの所でミリアリアはそれを阻止して・・。
この違いがミリアリアとフレイの違いなんだろうな・・
そんなアークエンジェル内の出来事とは別に・・
色んな場所でみんなが泣いて、叫んで・・
いつも怒ってばかりのイザークも、なんだかんだでアスランを心配しては、仇を打ったといいながら返ってくる姿を見て誇らしげな笑顔を見たり・・・。
カガリとのシーンは・
うん、すごくいい子なんですよね・・
本当にすごくいい子・・
キラのことすごく大事で、アスランのことも心配していて・・
戦場の根を知るにはまだまだですが・・・
大事な人を失った悲しみに・・
本当の戦場の跡を見て、少しだけ成長できたのかな~
という感じにて・・
今日の感想はこのあたり~
でしょうか・・・♪

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