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ガンダムSEED 21~27 振り返り感想 [アニメ]

言動が理にかなっているかどうか・・
自分の思うまま行動することって、時と場合によっては良いことにもなるし、悪いことにもなる
同じように自身の望まま行動しているにも関わらず、どうしてこうも好感持てる持てないのさが出てくるのだろう?
と、フレイの暴走っぷりと、カガリの暴君っぷりを見て思うのです。
女を武器に、どんどんキラへとの執着、誘惑っぷりが激しくなるフレイ・・・(笑)
はたから見ていると、女性陣目線では嫌われているフレイちゃんですが・・
どうしたことか、カガリが出てきてからというもの、フレイへの嫌悪感というものがすっかりとれてしまった私です(笑)
いや~だって、彼女、自分で自分のことよくわかっていますもの。
できること、できないこと・・
自分にあるもの、ないもの・・
彼女は戦場に赴くことはないけれど、女の武器は何より持っているということ・・
もう、キラを自分に振り向かせるために、わざわざ制服の上着ぬいで、タンクトップ姿だけでなく、それをさらに露出させては、甘ったるい声デキラへとすりよっていく・・・(笑)
言葉と言動がちゃんと伴っている・・(笑)
良くも悪くも、自分で物事考えて行動しているフレイと、感情だけで突っ走っているカガリとでは、印象が全然違う。
フレイの迷惑って、結局はキラ限定で、それこそ周りにまったく迷惑かけていないかというと、そうでもないですうが・・
あくまで迷惑かけているのは、個人のレベル・・
けれど、カガリは戦場に出ているわけでもあり、本来は立場ある身分でもあり・・
そういう人間が自分の力量を図り間違えて、迷惑を通り越して足をひっぱっている・・
そんな印象から、どうにも好感が持てない。
子供には子供の役目・・
大人には大人の役目・
大人がしていることの真似事をできもしないのに、感情論のみで行動している・・
そう、カガリへの印象はそんな感じ。
アスランとの運命の再開も・・
ダメですよ~
軍人でもないのに、銃を構えて敵へと攻撃態勢つけるよりも、まずは身を隠すことが先決でしょ~~
と、思われて仕方がないのです(苦笑)。
軍のエリートのアスランに、素人のカガリがかなうはずもなく・・
とどめをさされそうになった時の、とっさの悲鳴に・・
彼に拘束されたとき、彼とともに暖をとっているときの会話・・
多分、フレイならば、もっと説得力のある言葉で会話できただろうに・・
完全に、子供相手にむきになって会話するのは大人気ないと、カガリの言葉に言葉を返すのやめたんだろうな、アスランは・・
なんて思わされます。
人の死を自分の方がとか、自分もだとか、言い合っているようでは戦場をかける人間としては、問題が多すぎなのでは?
第一、彼とカガリでは、人の死との向き合い方が違う。
アスランは戦場にいたわけではない、そんな中いきなり家族を奪われ、そんな世の中をどうにかしたいと軍に入り生死をかけた戦場をくぐりぬけたわけで・・。
カガリは、戦場をかけることを望み自ら危険な地に足を赴け仲間をなくし、それについて文句をいうばかり・・・
戦争をなくしたい、戦場に足を赴ける理由は多分同じなのに、どうしてこうも重みや責任感が違いするのか・・・・
なんて思いつつ・・。
けれど、アスランからすれば、その子供っぽさが新鮮で印象的な存在になっていったんだろうな・・。
もちろん、最初から恋愛感情ではなく、あくまで気になる少女レベルであり・・・
変化がおとずれるのは、もっとずっと先の話で・・
変わろうとしているのが、キラとフレイの関係・・
正しくは、キラ個人がフレイに対して・・
ですが・・。
世間的には、キラに対して当時誹謗中傷が激しかったようですが、私としては、未成年で軍の教育も受けていない、普通の一般人の男の子が、やむおえず戦場で殺し合いさせられて、心が折れて周りに流されるのは致し方ないかな・・
なんて、改めて見て思わされる気がします(笑)
泣きながらも、よくやってると思いますよ。
もっと、大人達に文句いいたい所を必死で我慢して、考えて悩んで苦しんで・・
むしろ、同情されるべき対象かな・・
なんて思わされるくらいに・・
キラもフレイも、子供のする恋愛ってものをすっとばして、大人の恋愛を、背伸びして経験してしまった・・
みたいな感じで・・。
本当、監督のいう通り、キラはフレイが好きで好意を抱いているのは確かだけれど・・
いってみれば吊り橋効果・・
とはよくいうもの・・
緊迫した状態、普通じゃない環境から生まれた恋愛感情は、吊り橋渡り終わればそれで終わり・・・
決して、キラとしては錯覚なんかじゃなく、ちゃんと彼女を好きでいたのだけれど、でも、それが本当の恋かどうかといわれれば、いざ日常生活に戻ってみると違う・・・
みたいな・・。
私も、なんとなくそういう経験、なきにしもあらずなのでわからなくもない・・
だから、頭ごなしにキラのことは責められなくて・・
そして、子を思う親の気持ちも・・
当時の腐女子友達がいっていたように、キラの出生をなんでそんなに本人にいいたがらないのかがわからない・・
と、いっていましたが、今の私にはなんとなく理解できるきがします・・。
可愛いわが子が生まれるまでの間・・
キラという最高のコーディネーターが作られるために、どれだけの幼い命が犠牲になってきたか・・
ということを考えると、そんな酷なこと、大人の口から子供にはいえないだろうな~
と、ふと思わされたりもして・・
そんな経過がなければ、キラの今の状況も変わっていたかもしれなくて・・
そして、その後のアスランとの再会・・・
新規書き下ろしのキラとアスランの表情がすごくいい~~
フレイとキラの表情も繊細で複雑な感情をよく表現されていていいな・・
驚いた様子のアスランと、苦悩と悲しみを交えたキラの様子がなんともいえなくて・・
アスランの、きみ・・の・・
と、躊躇い勝ちな声のかけ方とかも、何度聞いてもいいな~
そして、そんな二人の間に流れる挿入歌が、あんなに一緒だったのに~~
と、歌詞と映像のリンクと、EDへのつなぎである回想シーンの構成が素晴らしい~~♪
という感動にひたりつつ・・
父親から子への言葉・・
私的には、カガリは自分は姫の柄じゃないというけれど、柄じゃなくても自覚は持たなきゃだめだと思うんですよね。
かりにも、国の代表の娘ともあろう子供が、自分には関係ない、自分は自分・・
と、いいきってしまうのはいささか問題だろうな・・
いずれは国を統べるべき立場にある少女・・。
何も知らない、世間しらずのままでだから物事の本質が見えない・・。
監督さんいわく、オツムの弱そうな言動だけれど・・
というコメンタリーを見て、ああ、監督もそのあたりは認識しつつ、あえてこう作っていらっしゃるんだな・・・
というのを聞いて、安堵させられたりもして・・・(笑)
本当、武器をもつだけが戦いじゃないんですよ。
そして、父親である偉大な人にいわれて気づくカガリ。
自分が戦うということはどういうことなのか。
誰かの命を奪って、奪われて・・
そこからう案れるのは憎しみの連鎖でしかないこと・・。
戦場に出るということは、そういうこと・・。
その覚悟なくして、戦場に出るなんてことは許されないんだろうと思います。
もちろん、覚悟があるからといって、戦争はよくないのは当たりませであり・・。
無力なカガリ一人出てもダメ。
力あるキラが出てもどうにかならないことを、カガリ一人の力でそうにかなんて到底できない。
戦争の本質をわからなすぎて・・
なんだか、みるに堪えなくなってきてしまいます・・(苦笑)
そして、とうとう起こってしまった悲劇。
今まで起こらなかったことが奇跡といってもいいのでしょう・・
仲間の死・・
しかも、昔の友達の手によって・・
戦いあいたくなんてなかった・・
次ぎあうときは敵同士だ・・
そう、高原しあっていたけれど、心のどこかでその事実から目を背けたい思いがあって・・
けれど、今回の出来事でそういうわけにもいかず・・。
本当の意味で二人は憎しみあうことになっていく・・
という感じにて・・。
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